初秋の北嵯峨ウォークを満喫!兒神社と広沢池に浮かぶ観音島の弁財天

京都街歩き

京都在住のブロガーKyotaroです。

8月も終わり、いよいよ今週から9月に入りますが、全国的に猛暑が続いてますね。

さて今回は京都の北嵯峨にある広沢池界隈を散策して来ました。

広沢池といえばお盆の灯籠流し、初秋の観月の名所としても知られ、またサスペンスドラマのロケ地としても有名です。

そんな広沢池のほとりをぶらり散策して来ました。

北嵯峨初秋ウォークのつもりでしたが、それにしても暑かった…(汗)。


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兒神社は広沢池西岸のほとりに鎮座する産土神

兒神社(ちごじんじゃ)は京都広沢池の南西の端に鎮座する産土神(うぶすながみ)としてこの地域に暮らす人々から古くより崇拝されています。

創建の年代は不明で御祭神に寛朝大僧正の侍兒をお祀りします。

寛朝大僧正と兒の伝説

寛朝大僧正とは成田山新勝寺を開創したことで知られ、後にこの京都嵯峨の広沢地に遍照寺を建立しました。

名僧正としてその名を馳せ、「一世に及ぶものなし」とまで言われたそうです。

998年(長徳4)6月12日に遍照寺山腹の老松から龍となり、静かに昇天され、残された兒はそのことに悲嘆、悲泣し、後を追うように広沢池に投身したという伝説が残ります。

兒神社の由来

兒が広沢池に自ら身を沈めたことにこの地に住む人々が哀れに思い、兒の霊を慰めようと創建したのが兒神社というわけです。

寛朝大僧正がこの広沢池の畔で座禅をする時、いつも傍らには兒が腰掛けていたという石椅子が境内には残されています。

以来、この石に座れば、長命・安産・縁結びのご利益を授かることができると云われるようになり、今日に至ります。

兒神社境内の見どころについて

兒神社の境内はそう広くなく、鳥居から正面の社殿に向かってお参りするのみで、ぱっと見他に何があるというわけではありません。

ですが、寛朝大僧正が広沢池の畔で座禅する際に一緒にいつも兒が腰掛けていたという石椅子が境内には残されています。

この椅子に座ってお参りすれば、願いは叶うとの言い伝えがこの地域には残っています。

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また他にも境内には、本殿移設までこの場所からお参りしていたという「第二の御神体」や神社の修復工事中に土中に埋められていたという「ハートストーン」などがあります。

広沢池に浮かぶ観音島の壹美白弁財天

兒神社参拝後に広沢池の畔を北側に歩いて行くとのどかな北嵯峨の田園風景が広がり、なるほど愛宕山もこの場所から眺めると意外に穏やかな姿をされてるんですね。

さらに北に進んで歩くと広沢池に浮かぶ浮島の先端に小さなお社が見えてきます。

観音島は遍照寺の跡地

この島は観音島と呼ばれ、もとはこの地に寛朝大僧正が創建した遍照寺がありました。

広沢池から北西方向には「大沢池」とその畔には有名な大覚寺があり、かつて遍照寺は大覚寺に隣接して壮大な伽藍を有する寺院でしたが、応仁の乱によって荒廃。

荒廃後は衰退し、江戸時代に再建された遍照寺はこの地から約300m南に移り、現在に至ります。

遍照寺には寛朝大僧正の父である康尚の作と伝わる御本尊の十一面観音立像と不動明王座像が今でも安置されています。

観音島で石仏と弁財天を拝観

現在、観音島にはかつて遍照山にあった蓮華寺の石仏ともいわれる観音像があり、頭上に十一面の化仏、両脇に千手を持ちます。

石仏の先、浮島の先端には「壹美白弁財天社」があります。

この「壹美白弁財天社」は最近、再興されたもので2018年9月の台風によって被害に遭い、社ごと吹き飛ばされたのは記憶に新しいところです。

兒神社(広沢池)へのアクセスと駐車場について

■兒神社(広沢池)
TEL:登録なし?(不明)
〒616-8351 京都府京都市右京区嵯峨釣殿町28
拝観料金 無料
拝観時間 境内自由参拝
アクセス
京都交通/「広沢池・佛大広沢校前」下車、すぐ
JR山陰本線/「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約20分
京福電鉄/「鹿王院駅」または「車折神社駅」下車、徒歩約20分
駐車場  なし、周辺にコインパークもなし

まとめ

今回は初秋の北嵯峨をぶらぶらした時の紹介でした。

広沢池については諸説ありますが、この付近一帯の用水池として掘られたというのが有力ではないでしょうか?

というのもこの池は冬になると池の水が栓を抜いたプールのように水が無くなるからです。

現在、広沢池では鯉などの養殖が行われており、年末に成長した鯉を収穫するために池の水を抜く「池ざらえ」は京の冬の風物詩にもなっているくらいですから。

広沢池では春には畔に桜が咲き乱れ、夏には灯籠流し、初秋の観月名所、そして冬の「池ざらえ」と四季折々の表情を楽しむことができます。


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