滋賀県と琵琶湖

穴太衆積みの石垣、比叡山門前町の坂本で信長も惚れた伝説の技に触れた日

先日、彦根城で400年以上も昔の石垣と明治期に再建された石垣を同時に見る機会があり、同行していた先生に聞いたところ、自然石を積上げた400年以上も昔の石垣の方が、明治期の石垣より耐震性に優れている、という興味深い話が聞けました。今回は石垣の町、比叡山坂本を巡り、戦国の世から現代へと技術をつなぐ穴太衆の心と技を辿ります。
京都街歩き

三十三間堂から豊国神社へ、ブラタモリで話題の秀吉が京都改造の起点

2025年9月20日放送の「ブラタモリ」で紹介された国宝・三十三間堂、南大門、太閤塀、そして豊国神社、方広寺大仏殿跡。このルートを歩いてみると単に歴史的な寺社を巡るだけでなく、豊臣秀吉が京都で築いた巨大な都市計画の痕跡を、タモリさんの視点を通して追体験できる魅力的なものでした。実際に歩いてみた様子を紹介します。
神社仏閣(観光)

善峯寺はアクセスが不便だけどおすすめ!?見どころと絶景ポイントを紹介

京都西山の善峯寺は西国三十三ケ所の二十番札所にもなっている、山岳寺で京都市内一望の景色でも知られています。そんな山の中腹まで最寄駅から出ていた路線バス(阪急バス)が2025年5月31日をもって廃止となり、公共交通機関でのアクセスがとても不便になりました。今回は、Kyotaroがいつも車で訪ねる善峯寺の近況を紹介します。
神社仏閣(観光)

渉成園(枳殻邸)燕申堂の特別公開で幽玄の世界、数寄屋造り別邸を満喫

2025年夏に開催中の第50回・京の夏の旅で渉成園(枳殻邸)の知られざる「燕申堂」特別公開に行って来ました。東本願寺の飛地境内にあるこの場所は、江戸時代には数寄屋造りの別邸として使われたと伝わる名建築です。通常は非公開のため、今回の特別公開は貴重な機会、ということで早速行って来ました。
京都街歩き

琵琶湖疏水5つの施設が国宝に指定、国家的プロジェクトの偉業を辿る

2025年8月27日、琵琶湖疏水の一部施設が、国宝・重要文化財に正式に登録されました。明治時代、京都の復興をかけて建設されたこの一大プロジェクトの歴史的価値と、当時の技術水準がいかに高かったかを改めて示すもの。今回は、国宝に指定された施設を含む、琵琶湖疏水の魅力を辿る旅へとご案内します。
博物館・美術館

先斗町歌舞練場は映画「国宝」のロケ地、京都の粋とモダンが融合する建築の魅力

京都五花街のひとつ、風情ある先斗町。鴨川沿いに佇む「先斗町歌舞練場」は、春の訪れを告げる「鴨川をどり」の舞台として知られ、先斗町のランドマークでもあります。1927年(昭和2)の創演以来、約100年の歴史を誇るこの歌舞練場は、単なる劇場にとどまらない、和と洋が見事に融合した建築の傑作。今回は、その奥深い魅力に迫ります。
水族館・テーマパーク

京都府立植物園の見どころは?100周年を迎えた日本最古・公立総合植物園の魅力

今回は1924年開園、100周年を迎えた日本最古の公立総合植物園「京都府立植物園」の紹介です。川端康成の小説『古都』に登場するクスノキ並木や、日本最大級の観覧温室など、歴史と文化に彩られた園内で、四季折々の植物と触れ合える「生きた美術館」と呼ばれる植物園の魅力に迫ります。
博物館・美術館

「八竹庵(旧川崎家住宅)」京都の歴史と文化が息づく京町家の見どころ

京都の夏の風物詩、祇園祭でにぎわう新町通に一際重厚な佇まいを見せる京町家。京都市指定有形文化財に登録されている、くろちく「八竹庵(旧川崎家住宅)」。大正時代の豪商「四代目 井上利助」の邸宅として建てられたこの建物は、現代では稀少な和洋折衷の建築様式と、祇園祭を間近で楽しむための特別な空間が今もなお残されています。
イベント・花火

祇園祭2025、神幸祭と神輿渡御のすべて!見どころと穴場を押さえた見学方法

京都の夏を彩る「祇園祭」は豪華絢爛な山鉾巡行が有名ですが、実は山鉾巡行が終了した当日の夕刻に行われる「神幸祭(しんこうさい)」と「神輿渡御(みこしとぎょ)」こそ、祇園祭本来の「神事」として最も重要な行事ってご存知でしょうか?神様をお祀りする4基の神輿が京の町を巡り、厄災を払い清める、まさに「祭りの真髄」と言えるのです。
イベント・花火

祇園祭2025宵山深夜の隠れた風物詩「日和神楽」を追跡、町にお囃子が響く特別な夜

祇園祭宵山は山鉾の提灯に明かりが灯る幻想的な光景が京都の山鉾町に広がり、毎年大勢の観光客で賑わいます。実は、その宵山の出店が終了する22時以降、深夜にかけて町中を練り歩く「日和神楽」の行事をご存知でしょうか?今回は前祭の日和神楽を追っかけに行って来ましたので綾傘鉾、船鉾、岩戸山、函谷鉾、長刀鉾の様子を紹介します。
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