生身天満宮、日本最古の天神さんご利益としごとのお守りの由来に迫る

神社仏閣(観光)
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

“学問の神様”こと菅原道真公をお祀りする“天神さん”として親しまれる天満宮は日本全国に約一万二千社あるといいます。

そんな“天神さん”の中で菅原道真公が存命のうちからお祀りしていたという“天神さん”が京都府園部市にあるのを御存じでしょうか?

今回は千年の時を越える“日本最古の天満宮”初代宮司の武部源蔵に託された菅公の思いを生身天満宮の見どころとともに紹介します。

詳しく見ていきましょう。

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生身天満宮は日本最古の天神さん、その由来とご利益について

日本最古の天神さん「生身天満宮」の創建は今から1,000年以上も昔、菅原道真公が大宰府に左遷を命ぜられる901年(延喜元)の頃と云われます。

ここでは菅原道真公が生身天満宮の初代宮司でもある武部源蔵に託した思いと日本最古の天神さんの由来、ご利益について紹介します。

日本最古の天神さんと呼ばれる由来

生身天満宮の初代宮司となった武部源蔵は当時の園部代官でもあり、日本三大歌舞伎「菅原伝授手習鑑」にも登場する人物として知られています。

901年(延喜元)に菅原道真公が大宰府に左遷を命ぜられた際に当時、親交のあった武部源蔵にある思いを託したといいます。

それは菅公の八男・慶能君をかくまい育てて欲しい、というものでした。

菅公からの内命を引き受けた武部源蔵は、ひそかに祠を建て、自ら彫った菅原道真公の御木像を安置、生祠としてお祀りします。

武部源蔵は園部の地で慶能君とともに菅公が無事に帰ってくるのを待つことになりますが、その二年後、菅原道真公は大宰府で亡くなってしまいます。

以来、武部源蔵はこの生祠を霊廟として礼拝を続け、後に生身天満宮と称したのが始まりで現在に至ります。

ちなみに現在の宮司も武部の姓を継いで三十八代目にあたるそうです。

生身天満宮のご利益について

生身天満宮は菅原道真公をお祀りする全国約一万二千社の天満宮のなかで唯一、菅原道真公を存命中よりお祀りしたことで知られます。

そのことから“日本最古の天神さん”と呼ばれるようになり、現在に至る由緒ある神社。

長い石段の参道を上がって正面ではなく、左手に天満宮の鳥居が見えてきます(正面は大神宮、秋葉愛宕神社)。

ご本殿の参拝方法は独特で最初に参拝したあと、御祭神の祀られた祠の周囲を時計回りに三周してからもういちど参拝するのがより丁寧な参拝方法とのこと。

生身天満宮のご本殿

祠の背後にはもうひとつ賽銭箱があるのでこちらでも参拝するようになっています。

生身天満宮のご利益は多岐にわたり、合格祈願、学業成就、就職、出世のほか、健康長寿、病気平癒、交通安全のご神徳を得ることができます。

参道の正面にある大神宮(伊勢神宮)

また境内には厳島神社(美人祈願)、秋葉愛宕神社(火災除け)、大神宮(伊勢神宮)など境内摂社があり、併せて参拝、拝観しましょう。

美人祈願の厳島神社

参道途中から左手に見える祠は武部源蔵社で初代宮司をお祀りしており、日本三大歌舞伎「菅原伝授手習鑑」の登場人物でもあることから歌舞伎役者の方が参拝に訪れることも多いそうです。

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あの市川猿之助(当時・市川亀治郎)さんもテレビ取材で訪れ、参拝しておられます。

生身天満宮は梅の名所、見頃は?

生身天満宮は菅原道真公をお祀りしていることもあり、参道の右手境内一帯に紅白の梅の木が植えらた梅園があります。

例年2月中旬から3月下旬頃まで早咲きから遅咲きまでそれぞれ梅の花が約1ケ月半にわたり咲き誇ります。

また境内ご本殿の周辺にも梅の木が植えられており、天満宮(天神さん)の雰囲気を楽しむことができます。

また毎年3月下旬の日曜日には「梅花祭」が開催されます。

合格祈願のシーズンに咲き誇る梅から神職が手作りした「合格梅」も有名で合格祈願のご祈祷、お守りを受けた人に無料で振舞われており、受験当日の朝に頂くとご神徳があると云われています。

生身天満宮のしごとのお守りはテレビ・新聞で紹介されて話題

続いて生身天満宮のお守りについて紹介していきましょう。

菅原道真公がお祀りされていることから合格祈願のお守りもたくさん授かることができ、世界に一つしかない「とんぼ玉合格お守り」なども有名です。

ここで紹介するのは「しごとのお守り」こと「天 晴れる(初穂料800円)」。

しごとのお守り「天 晴れる」は「天まで晴れわたる」爽快な人生が送れるよう願を込められたお守りとしてテレビ・新聞でも紹介された有名なお守り。

あの俳優の松坂桃李さん、歌舞伎役者の市川猿之助さんも実際にテレビ収録で生身天満宮を訪れて「天 晴れる」のお守りを受けられました。

お守りの由来は菅原道真公の類まれなる早さで昇進を重ねて政治家として、また学者として活躍されたことにあやかり、ご神徳が頂けるよう願を込めたもの。

「天晴れ(あっぱれ)」な自分を目指し、心願成就することを神様に誓うお守りとして今では全国からの参拝者が後を絶たないほど有名になりました。

ちなみに宮司さん曰はく「しごとのお守り」でグーグル検索するといちばん最初に表示される1位表示とのこと。

Kyotaroも実際に試してみたところ見事1位トップで表示されていました。

生身天満宮へのアクセスと駐車場について

●生身天満宮(いきみ)
TEL:0771-62-0535
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町1-67
■拝観料金 境内自由
■拝観時間 拝観自由
■アクセス ※京都市内から車で約30分
・JR嵯峨野線「園部駅」下車、徒歩約12分
・京都縦貫自動車道「八木西IC」より国道9号線経由約4分
・京都縦貫自動車道「園部IC」より約5分
・舞鶴若狭自動車道「丹波篠山口IC」より国道372号、国道477号線経由約30分
■駐車場  参拝者専用無料駐車場あり


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まとめ

今回は日本最古の天神さん、京都府園部市にある「生身天満宮」の紹介でした。

ここの「天 晴れる」お守りと梅のお花見が気になってKyotaroは参拝に訪れました。

残りの人生、仕事運を含めて「天まで晴れわたる」爽快な人生だった、と自慢できるようになりたいとの願いから「天 晴れる」お守りを受けてきました。

境内の梅園はそこまでの規模ではなく、また早咲き、遅咲きがそれぞれ順番に咲いていくため、全ての木が同時に満開とならないので華やかさはそこまでありません。

ただ境内に咲く梅はご本殿や使い牛とのコントラストで絵になる咲き方をしていましたので早春の合格祈願、新たなスタートを切る気持ちで参拝に訪れた人にとって美しい景観となるのではないでしょうか。

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