永観堂「禅林寺」は青もみじが美しい、みかえり阿弥陀と臥龍廊は必見

神社仏閣(観光)

【お知らせ】新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2020年4月11日より当面の間、永観堂は拝観休止となっていましたが、6月1日より拝観を再開しておられます。但し、拝観時間の短縮など感染予防に向けた対策中ですのでお出かけの際には必ずHP等で最新情報を確認の上、お出かけ下さい。

「京都はんなりずむ.com」管理人のKyotaroです。

京都は桜のシーズンが終わると新緑の季節となります。新緑と言えば“青もみじ”が美しいスポットが京都にはたくさんあります。

京都は全国的にも秋の紅葉が大人気。よって初夏の新緑シーズンに“青もみじ”が美しいスポットがたくさんあるのも頷けますね。

今回は古今和歌集にも「もみじの永観堂」として登場する「禅林寺」こと「永観堂」の圧巻の美しさを誇る“青もみじ”の紹介です。

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永観堂「禅林寺」実は初夏の“青もみじ”がとても美しい

もみじの永観堂」と古今和歌集にも歌われるくらいに「永観堂」は古来より紅葉の名勝として京都では有名なスポットです。

行ったことなくても聞いたことのある人も多いと思います。

実は永観堂ですが、新緑のシーズンと言われる5月初旬から中旬頃に訪ねると青々とした“もみじ”がとても美しく境内を彩り、まるでグリーンシャワーのようなんです。

永観堂総門から中門を歩いていく、この間だけでも充分美しいグリーンシャワーを体感できますね。

中門からいよいよ境内へ入ると正面の山が青々として、しかも「もみじの永観堂」と呼ばれるだけあって、初夏はすべて鮮やかな緑になるのですが、この風景が実は凄いですね。

境内どこにいても“青もみじ”に囲まれてるような感じなので、これが秋になって美しい“紅葉”になることは簡単に想像できます。

京都の東山界隈には同じく「紅葉名勝」が多いのですが、実は初夏に訪ねるととても美しい“青もみじ”が楽しめるスポットがたくさんあります。

ぜひ、散策がてら訪ねて欲しいエリアです。

南禅寺で水路閣アーチと桂昌院ゆかり池泉回遊式庭園の青もみじを堪能
京都東山は京都観光で外せません。“もみじの永観堂”に隣接しており、“哲学の道”まで歩いて巡る人が多いエリアです。途中にはお洒落なカフェや食事処もあり、ゆっくり巡れば一日楽しめる京都東山。そんな京都東山の南禅寺を紹介します。ここも“青もみじ”がとても美しく、水路閣とのコントラストがとても美しい、おすすめスポットです。

永観堂「禅林寺」といえばみかえり阿弥陀と臥龍廊は必見

永観堂こと「禅林寺」の見どころについて紹介します。

中門をくぐると右手に弁天社と錦雲橋が絵になる放生池、正面に大玄関が見えて来ます。

釈迦堂から眺める唐門

天皇の使いが出入りするときに使われる勅使門です。釈迦堂との間には盛り砂が作られており、風情があります。

釈迦堂から入場してすぐ右手に進むと見ることができます。勅使はここの盛り砂を踏んで身を清めてから中に進むことになります。

釈迦堂

大玄関から入ってすぐのところが釈迦堂となります。

室町時代の建立で本格的な書院造りが特徴です。全部で6間から成り、「松鳥図」や「群仙図」などの襖絵がとても華やかな雰囲気を作り出しています。

三鈷の松

葉先が3つに分かれている珍しい古木です。「三鈷」とは「智彗」「慈悲」「真心」を表し、3つの福をもたらす松の葉として有名です。

阿弥陀堂

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永観堂禅林寺」の御本尊である「みかえり阿弥陀」が祀られる本堂の呼称です。1607年に大阪からこの地に移築されました。

格天井には百花が描かれ、良端の長方形部分のみ白く塗られた「散り蓮華」になっているのが特徴的です。

みかえり阿弥陀

ここの阿弥陀如来像はその名の通り首が左に90度の方向を向いている、珍しい阿弥陀如来像です。

ではなぜ、阿弥陀如来像の首が向かって右側を向かれているのでしょうか?

7代目住職の永観(ようかん)の修行中に突然、阿弥陀像が壇を下りて永観を先導し行道をはじめた際に左肩越しに振り返って「永観、おそし」と声をかけられたという伝説があります。

臥龍廊

起伏の激しい山の斜面に沿ってまるで龍がうねるように巧みに木を組み合わせて造られた廊下です。

まるで龍のお腹の中にいるかのような気分を味わうことのできる臥竜廊で、高台寺の直線的な臥龍廊とはまた趣が異なります。

多宝塔

紅葉のライトアップ写真でよく山の中腹に幻想的に移っている多宝塔。ここからは京都市街が一望できる絶景ビュースポットでもあります。

多宝塔は上部は円形、下部が方形の二重塔の造りになっています。屋根の上に伸びる心柱に九輪と水煙が付いてるのは珍しいと言われます。

火除けの阿弥陀

禅林寺開山当時に真紹僧都が5体を安置するも応仁の乱による戦火で4体が燃え尽きたが「火除けの阿弥陀」とよばれる1体のみ奇跡的に残ったことからその名が付いた。

現在は、瑞紫殿の御本尊として安置されています。

永観堂「禅林寺」の歴史について

永観堂こと「禅林寺」は正式名称を「聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺」といいます。

御本尊は阿弥陀如来で「もみじの永観堂」と呼ばれる通り、秋の紅葉がとても有名で世界中から観光客が訪れるスポット。

真紹僧都による創建

京都にあったという3つの勧学院(学問研究所)のうちのひとつで永観堂という呼称は7代目住職の「永観(ようかん)」に由来する。

空海(弘法大師)の高弟であった真紹僧都が京都で実践道場建立を志し、五智如来を本尊とする寺院を建立したのが起源と云われます。

真紹が853年に藤原関雄邸宅跡を買い取って寺院にしたのを清和天皇の勅を得て「禅林寺」という寺号を賜ったのが始まり。

大きく発展した永観律師の時代

永観堂「禅林寺」が大きく発展を遂げたのが永観律師の時代。

永観律師は境内に施療院を建てて恵まれない人々の為に尽力し、永観律師を慕う人々からいつしか「永観堂」と呼ばれるようになったのです。

浄土宗西山禅林寺派の総本山へ

念佛の大切さを説いた証空上人、後に宗祖になる法然上人によって浄土宗西山禅林寺派の総本山となります。

はるか昔、平安時代より称名念佛の根本道場として現代に阿弥陀さまの慈悲の心を護り伝えているのです。

永観堂「禅林寺」へのアクセスと駐車場について

■永観堂「禅林寺」
TEL:075-761-0007
〒606-8445 京都市左京区永観堂町48
拝観時間 9:00~17:00(※受付16時終了)
拝観料金 一般 600円、小中高 400円
アクセス 京都駅から市バス、市営地下鉄を利用
・京都駅から市バス「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩約3分
・京都駅から地下鉄烏丸線~地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩約15分
駐車場/専用駐車場なし ※近隣の有料駐車場を利用

まとめ

もみじの永観堂」というからには紅葉のシーズンはとても人気があり、今や世界的にも有名な観光地として知られるようになりました。

夜間ライトアップの幻想的な風景は海外からの観光客にも人気があるスポットです。

もみじの名勝だからこそ、初夏の新緑シーズンは“青もみじ”によるグリーンシャワーがとても美しく映えるんですね。

それも半端ないくらいもみじの木があるので青々とした境内でも美しく感じるのでしょうね。

紅葉シーズンは観光客が多いのでこの季節は“青もみじ”と“みかえり阿弥陀”“臥龍廊”を楽しみながら拝観するのがいいですよ。

ぜひ、あなたも新緑の季節に訪ねてみてはいかがでしょうか。

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