京都をこよなく愛するサラリーマン・ブロガーのkyotaroです。
春になるとつい見たくなる桜ってあなたにはありますか?
Kyotaroは毎年見たくなる桜があります。それは高台寺の方丈から眺めるしだれ桜。
美しい石庭に映える“しだれ桜”を見ようと毎年多くの観光客で賑わう高台寺の紹介。
高台寺は歩いて行ける周辺観光地も充実しており、観光は公共交通機関を利用しましょう。
桜見頃と拝観所要時間、周辺観光地情報についてまとめました。
高台寺のしだれ桜見頃と拝観所要時間について
2020年京都の桜もピークから散り始めの箇所が出てきました。4月最初の週末がピーク、以後は散り始めるところが増えるでしょう。
高台寺のしだれ桜を方丈から眺めると心が本当に落ち着きます。高台寺の桜見頃と拝観所要時間についてまとめました。
高台寺のしだれ桜の見頃はいつ?
高台寺の桜見頃について。もちろん石庭にあるしだれ桜の見頃のことです。
例年の見頃は、3月下旬~4月上旬頃。よって3月最終の週末から4月最初の週末の間くらいが参拝花見客のピークになります。
でも2020年はやや開花が早かったので3月下旬(3月28日頃)に満開を迎えました。
やはり、お花見にいくのならここの桜に合わせて行きたいですよね。
ちなみにここのしだれ桜と円山公園のしだれ桜のピークがだいたい一緒くらいなので、両方観光する人がほとんどです。
高台寺を中心とした歩いて観光できるエリアは後程紹介しますね。
高台寺の拝観に所要する時間はどのくらい?
高台寺の拝観に要する時間はだいたい40~50分くらいと考えて下さい。混雑状況にもよりますが。
人の少ない平日は普通に観光すると30分で出口に辿り着きますが、ゆっくり境内の桜を楽しみながらだとやはり、最低でも40分は欲しい所です。
入口から入ると湖月庵、鬼瓦庵、遺芳庵を通り抜けて方丈へ。方丈から眺める石庭(波心庭)にしだれ桜があります。
ただあまり方丈が大きくないので人の多い週末はのんびり座って桜観賞とは行きません。
次のハイライトは庭園。観月台、開山堂、有名な臥龍廊、霊屋が臥竜池を囲むような庭園になっています。境内の順路看板に従って拝観しましょう。
庭園から高台にあがると京都市街が眺望できる傘亭、時雨亭という茅葺の茶室があります。
ここから風情のある竹林の道を下っていくと雲居庵という茶席に辿り着きます。庭園を眺めながらお抹茶を500円で愉しむことができます。
雲居庵を通り過ぎると出口。一度退出すると再入場できません。
高台寺の見どころ
ご存知の方も多いと思いますが、高台寺の由来について簡単にまとめると豊臣秀吉と正室の北政所ねねを祀る寺院。
高台寺は豊臣秀吉公の菩提を弔うために正室の北政所ねねが祈願して、徳川家康がこの地にあった雲居寺の跡地を整備、岩栖院などを移して1606年に創建。
寺院の名の由来は、秀吉の死後に出家した北政所の号「高台院」より名付けられました。
蓬莱式庭園
開山堂を挟み、両側に堰月池と臥龍池を配した小堀遠州作庭の池泉式回遊式庭園。西側の「鶴亀の庭」にある観月台は伏見城の遺構。
有名なのは開山堂と霊屋(おたまや)にかけて斜面に架かる「臥龍廊」は見ごたえあり。
観月台
方丈と開山堂を結ぶ廊にある観月台。北政所ねねが秀吉を偲び月を眺めた場所と云われます。
開山堂
創建当初は北政所ねねの持仏堂、後に高台寺を開山した三江紹益禅師の塔所となり「開山堂」となる。堂内には三江禅師坐像、北政所兄、木下家定夫妻木像などが祀られています。
霊屋
豊臣秀吉公と北政所ねねを祀る願堂で堂内須弥壇の中央に随求菩薩、左厨子に北政所ねね、右厨子に秀吉公の木像を安置。
ここの須弥壇や厨子は「高台寺蒔絵」と称され、桃山時代の漆工芸美術の最高峰の粋を集めていることで有名。
高台寺から歩いて行ける周辺観光地は?
高台寺を起点に周辺の歩いて行ける観光地をまとめました。
この辺りはKyotaroも散策し始めると、一日中滞在していることが多いです。
それだけ京都観光の有名スポットが集まる場所であり、いちばんのメリットは散策しながら、いろんな観光地、寺社仏閣を楽しめるところです。
高台寺の周辺地区【楽たびノート】
高台寺の北側エリア
円山公園と八坂神社、長楽寺、さらに北上すると知恩院、青蓮院門跡、平安神宮、京都市京セラ美術館、京都市動物園と蒼々たる神社仏閣、観光地があり、歩いていくことができます。
途中の八坂神社から祇園繁華街から京都一の繁華街がある四条河原町まで歩いていくこともできます。
高台寺の南側エリア
高台寺南側には、ねね終焉の地である圓徳院をはじめ、坂本龍馬の墓地がある京都霊山護国神社、二年坂、産寧坂など京都ならではのお洒落な街並みが続く散策スポット、清水寺、地主神社があります。
この界隈は修学旅行の観光テッパンにもなっている京都でも嵐山に並ぶ人気のエリアなんですね。
京都東山の南部を網羅したエリア
京都地図を広げると南北の範囲が最北端・丸太町通り~三条通り~四条通り~最南端・五条通りまでの範囲となり、京都東山南側エリアの観光地がここに集約されます。
ちなみに京都東山の北側エリアといえば、南禅寺や永観堂、哲学の道を経由した銀閣寺までのエリアとなります。
高台寺のアクセスと駐車場について
■高台寺
TEL:075-561-9966
〒605-0825 京都市東山区高台寺下河原町526
拝観時間 9:00~17:30(17:00受付終了)
ライトアップ期間のみ日没後点灯~22時まで(21:30受付終了)
拝観料金 大人600円、中高生250円 ※高台寺掌美術館拝観含む
アクセス 京阪電車/「祇園四条駅」下車、徒歩約15分
阪急電車/「京都河原町駅」下車、徒歩約20分
市バス/「東山安井」下車 徒歩約7分
駐車場 倒変木高台寺駐車場(有料1時間まで600円、以降30分ごと300円)
まとめ
高台寺のしだれ桜見頃は2020年は早く3月下旬にピークを迎えました。
例年の見頃より1週間程度早いかな?という印象ですが、3月に満開を迎えるのもそう珍しくありません。
高台寺はアクセスも便利ですし、周辺観光地も充実してるのであなたもお越しの際は公共交通機関を利用して、各観光地へはのんびり徒歩で行くことをおすすめします。
車でお越しの場合、桜、紅葉などの行楽シーズンは周辺道路の渋滞+駐車場待ちの渋滞とダブルパンチとなり、相当な時間のロスになるのでおすすめ出来ません。
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