“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
今回は京都府南部、綴喜郡井手町にある「雨乞い」の儀式で有名な大峰山こと万灯呂山展望台の紹介です。
近くにある「龍王の滝」で降雨を祈った村人が山頂までたいまつ行列を行った様子が万燈呂のように見えたことが「万灯呂山」と呼ばれる由来です。
美しい山頂からの眺めと気になるアクセス事情について紹介します。
万灯呂山展望台から眺望できる3府県にまたがる夕陽の絶景
万灯呂山展望台は京都府綴喜郡井手町にあり、眼下に木津川、北側に京都市街、南に奈良、正面の西方向に生駒山から大阪府枚方市が眺望できます。
夕陽と夜景が美しいスポットとして有名ですが、3府県の街並みを眺望できるという絶好のロケーションが人気のスポットです。
山頂は公園のようになっており、山頂展望台から見える景色を紹介した大きな石の看板もあります。
が、少しわかりづらい版画のような絵図が描かれており、まぁ方角別に何が見えるのか紹介がされていますので気になるスポットがあれば探してみましょう。
屋根付きの休憩所が2ケ所ありますが、やや清掃が行き届いておらず、清潔感にかけるので利用は控えました。
北方向の京都市方面、城陽、宇治の街並みの向こうに見ることができ、正面に愛宕山を眺めることができます。
伏見桃山城や京都タワーも見えるようですが、今回は夕陽の時間帯で残念ながら反射によりよく見えませんでした。
正面には京田辺市、松井山手の街並みから遠くに大阪府枚方市の街並みがおぼろげに見ることができます。
また目線を南側に移すと奈良県生駒山、奈良市街地の景色も眺望が可能とこのように3府県の様子を眺めることができる、珍しい展望台です。
そして眼下には美しい木津川と京都府南部の田園風景、山城大橋も眺めることができます。
こうやって山頂から眺めると改めて京都府南部の山城平野が自然豊かな景観に囲まれていることがよくわかります。
山頂には一応、公衆トイレが一応ありますが、相当な古さ、かつ衛生面は全く保証できないレベルなので利用するのはかなりの勇気が必要なので注意してください。
万灯呂山展望台までどうやって行く?車で山頂まで行けるの?
万灯呂山展望台へ行く方法について紹介します。
アクセスする唯一の方法が車で登頂することで公共交通機関でのアクセスはまず不可能と考えましょう。
山城大橋から307号線を東方向に進み、青谷橋交差点を右折して奈良街道を南へ進んでいきます。
しばらく進むと「龍王滝道」があるので左折し、谷川ホタル公園付近から「万灯呂山展望台」へのナビ看板が出てきます。
道は山手に進むにつれてどんどん細くなり、ついに離合できない道幅になってきます。
正直、これで道が合ってるのか?不安になるレベルです。
また山道を登るので森林の中を走り抜けていくのですが、秋は夕方16時を過ぎると森林の中は真っ暗になり、運転にはくれぐれも気を付けないといけないレベルです。
このように非常にアクセスが困難な場所にありますが、だからこそ興味が惹かれるのも事実です。
よって運転に自信がないあなた、免許取りたての初心者のあなたにはおすすめできないスポットでもあるため、同乗者にベテラン運転手を連れていきましょう。
観光の際にはくれぐれも注意しましょう。
万灯呂山展望台へのアクセスと駐車場について
●万灯呂山展望台
TEL:0774-82-5055(井手町 地域創生推進室)
〒610-0302 京都府綴喜郡井手町多賀大峰
■営業時間 自由見学
■入場料金 無料
■駐車場 6台程度の山頂駐車場あり(無料)
まとめ
今回は京都府南部の絶景ビュースポットの紹介でした。
3府県の様子が一望でき、かつ夕陽と夜景の名所という贅沢なスポットですが、そこまで有名なスポットではないので平日に行けば絶景を独り占めできるかも。
木津川を眼下に眺め、かつ京都市街地を南から北に向かって眺めることがあまりにも少ないので京都市在住のKyotaroも新鮮に楽しむことができました。
雄大な眺めにとても心が癒される時間でした。