伏見五福めぐりのマイカーベストルート、気になる駐車料金はいくら?

京のご朱印巡り
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

正月初詣に御朱印めぐりをされる方も多いのではないでしょうか?

新春の福を授かる「七福神めぐり」をはじめ、色紙を片手に満願成就を目指して寺院や神社をめぐる御朱印ブームが来ています。

伏見五福めぐりはその中でも年々人気が高まり、開催期間中は街中に同じ色紙を持ちながら五福めぐりをする人をあちこちで見かけるようになりました。

今回は3年ぶりに新春の福を授かるため「伏見五福めぐり」を正月3ケ日明けの1月5日に行って来た時の様子を紹介します。

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伏見五福めぐりのベストルートをマイカーで楽しむ方法

2023年1月5日卯年の伏見五福めぐりへマイカーを利用して行ってきました。

元旦からにマイカーで京都の初詣に行くのは渋滞や駐車場の混雑に巻き込まれるようなものですが…。

実際にKyotaroがマイカーで行って来た時の様子を紹介します。

正月3ケ日を避けて伏見五福めぐり

今回は正月3ケ日の混雑する日程を避けて「伏見五福めぐり」へマイカー利用で行ってきました。

1月5日の平日だったこともあり、5社寺とも比較的参拝客は落ち着いた感じでゆっくり参拝することができました。

正月3ケ日を避けて行ってきたのでマイカー利用でも時間効率よくめぐることができました。

五社寺をめぐるのにかかった時間はなんとわずか2時間45分、自宅を出て自宅に戻るのに約4時間の所要時間でした。

もし同じルートを正月3ケ日に辿っていたらプラス2時間近く余分な時間と余分な駐車料金がかかっていたことでしょう。

伏見五福めぐりをマイカーで行った時の駐車料金総額は?

今回、正月3ケ日明けの平日に伏見五福めぐりをマイカーで巡ったときにかかった駐車料金の総額は400円でした。

乃木神社→御香宮→藤森神社の順に各神社の駐車場を利用、大黒寺と長建寺は御香宮を起点に大手筋を境に南北へ徒歩でめぐります。

駐車料金の内訳は以下の通りです。

・乃木神社 臨時無料駐車場を開放0円
・御香宮  専用駐車場を利用400円
・藤森神社 専用駐車場を利用0円
※御香宮、藤森神社は最初の20分が無料

ポイントは乃木神社の臨時無料開放駐車場と御香宮、藤森神社の最初の20分無料をうまく利用した事です。

御香宮、藤森神社ともに40分200円という料金設定ですが、最初の20分が無料という設定になっています。

特に御香宮を起点に徒歩で3社寺をめぐるので1時間40分の所要時間となり、最初の20分無料が大きなポイントとなり、通常600円かかる駐車料金が400円で済みます。

御香宮・滞在25分→<徒歩10分>→大黒寺・滞在10分→<徒歩15分>→長建寺・滞在10分→<徒歩20分>→御香宮

最後の藤森神社は境内南側入口にあるコインパークを利用するので20分以内で参拝、御朱印を授かるという超スピード拝観となります。

伏見五福めぐりは南から北に向かうのがベストルート

2023年1月卯年に巡った際の伏見五福めぐりの順番は①乃木神社(P無料)→②御香宮(P利用400円)→③大黒寺→④長建寺→⑤藤森神社(P利用0円)の順でめぐりました。

南北にめぐる時間効率もさることながら駐車料金を最大限うかすことを最重点にしてめぐるコスパ最強のベストルートです。

藤森神社から南へ向かうルートもいいのですが、奈良街道が南北に一方通行のため、南に固まる四社寺(乃木神社、御香宮、大黒寺、長建寺)を先に参拝してから藤森神社を最後に訪れて再び北上、自宅に戻るルートにしました。

伏見五福めぐりとともに楽しむ伏見の名水

“京都の伏見”といえば言わずと知れた月桂冠をはじめ銘酒の産地であり、酒処に欠かせない美味しい水が湧く“名水の里”としても有名です。

伏見五福めぐりはまさにそんな酒処伏見の名水をめぐるルートでもあります。

伏見五福めぐりの境内にはいずれも湧水スポットがあり、ペットボトルで地元の方々が水を汲みに来るほど生活に根付いた名水になっています。

詳しく見ていきましょう。

乃木神社の「勝水」

乃木神社の本殿横にある湧水は「勝水」と呼ばれ、あの伏見城の名水と水源が同じという由緒ある勝ち運の名水として古来より崇められてきました。

「勝水」は乃木神社の手水としての役割を果たし、参拝に訪れた人々の心身を清め、家内安全、健康長寿を祈願しました。

一時は湧水が枯渇する時期もありましたが、掘削により地下18m地点での取水に成功、2006年(平成18)6月に六十数年ぶりの「勝水」復活を果たしました。

現在も変わらず乃木の名水として親しまれています。

御香宮の「御香水(ごこうすい)」

御香宮の境内にある湧水は「御香水」と呼ばれ、伏見七大名水のひとつに数えられ、日本の名水百選にも選出されています。

清和天皇が湧水のあった神社を「御香宮神社」と名付け、神社の名前の由来にもなった由緒ある名水です。

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御香水は平安時代の頃に湧き出たという言い伝えがあり、飲むとたちまち病が回復したことから多くの人に愛飲されてきました。

現在もペットボトルを持って境内のソテツの前にある湧水スポットに水を汲みに来る人が後を絶ちません。

実際にKyotaroが訪ねた時も本殿真横にある「御香水」に赤ちゃん連れの女性が複数のペットボトルを持参して水を汲みに来られていました。

大黒寺の「金運清水」

大黒寺に湧く湧水は「金運清水」と呼ばれ、2001年(平成13)に掘られた比較的新しい井戸です。

さすが酒処と呼ばれるだけあり、伏見は掘削をすれば湧水が出てくることがあるようです。

お寺の名称にもなっている七福神のひとり大黒天様に供えられる霊験あらたかな水で金運良好、資産増加、厨房守護、子孫繁栄などのご利益があるありがたい湧水です。

大黒寺では毎月1日にお水が、15日には護摩が焚かれます。

長建寺の「閼伽水(あかすい)」

長建寺の境内、本殿脇にある湧水を「閼伽水」と呼び、仏に備える水のことを意味します。

長建寺に湧く「閼伽水」は酒処伏見に湧き出でる良質の地下水と水源を同じくする、まさに名水というわけです。

長建寺の周辺にはあの有名な酒造メーカー「月桂冠」の酒蔵があり、目の前を十国舟めぐりで知られる、川底まで透き通って見える美しい水路が流れています。

長建寺の御本尊・弁財天は河川が神格化した存在でかつてインドでは水の神として尊崇されていたと云われています。

「閼伽水」は弁財天に供えられるほか、境内の桜の木を潤すなど長建寺では大切にされていることから密教十二天のひとつ水の神こと水天尊が祀られていることでも知られています。

藤森神社の「不二の水」

藤森神社の創建は平安遷都より昔と云われ、端午の節句に武者人形を飾る“菖蒲の節句”発祥の地としても有名です。

境内に湧く湧水はご神水と呼ばれ「不二の水」と名付けられており、ふたつとない美味しい水という意味が込められています。

現在も武運長久、学問向上のほかに勝ち運を授ける水として信仰されています。

藤森神社ご本殿を右に行った先に「不二の水」はあります。

伏見五福めぐり各社寺へのアクセス・駐車場

◆開催場所 京都市伏見区の五社寺

●乃木神社 TEL:075-601-5472

ご利益 文武両道 子供守護(※勝ちま栗が有名)
アクセス 京阪「伏見桃山」「桃山南口」、近鉄「桃山御陵前」から徒歩15分、JR奈良線「桃山」から徒歩10分
駐車場 自家用車30台(無料) ※公式HPでは10台になっている

●御香宮神社 TEL:075-611-0559

ご利益 安産 開運 厄除け
アクセス アクセス 京阪「伏見桃山」、近鉄「桃山御陵前」から徒歩15分、JR奈良線「桃山」から徒歩10分
駐車場 自家用車100台(20分まで無料)以降40分毎に200円(上限800円)※よく満車になる

●長建寺 TEL:075-611-1039

ご利益 開運 商売繁盛 諸芸上達
アクセス 京阪「中書島」(特急停車)から徒歩5分
駐車場 専用なし

●大黒寺(薩摩寺) TEL:075-611-2558

ご利益 出世 開運 金運
アクセス 京阪「丹波橋」(特急停車)から徒歩8分、近鉄「丹波橋」から徒歩10分
駐車場 専用なし

●藤森神社 TEL:075-641-1045

ご利益 勝運 開運
アクセス 京阪「墨染」から徒歩7分、JR奈良線「藤森」から徒歩5分
駐車場 自家用車50台(20分間無料)以降20分毎に200円


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まとめ

3年ぶりに訪れた伏見五福めぐりは酒処伏見の名水を巡ることもでき、たくさんのご利益を授かることができる御朱印めぐりです。

伏見五福めぐりで五社寺を巡る際にはぜひ、名水が湧く湧水スポットの探索と伏見の酒蔵がある昔ながらの景観や寺田屋など歴史散策もぜひ満喫してみて下さい。

また、正月3ケ日明けの平日であれば比較的時間効率よくマイカーで御朱印めぐりが楽しめます。

五社寺ともにマイカーを停める駐車場は一応完備していますが、大黒寺と長建寺はお寺の規模から駐車スペースが3台程度となっていますので注意しましょう。※今回のルートでは大黒寺、長建寺は徒歩で巡りました。

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