大文字山登山王道ルートの所要時間は?駐車場とトイレ、服装について

京都街歩き
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

今回は京都東山三十六峰を代表する“右大文字”こと「如意ケ嶽」登山の王道ルートを実際に登ってきた様子を紹介します。

子供たちが幼いころに一緒に登って以来、久しぶりの登頂でしたが、天候にも恵まれ火床から眺める京都市街地の眺望は最高に気分爽快でした。

実際に登ってきた所要時間、周辺駐車場、トイレ事情や服装について紹介しますので参考にして下さいね。

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大文字登山の王道ルートとは?

今回紹介するのは京都東山文化の中心、銀閣寺近くの登山口から登れる初心者向けの“王道ルート”の紹介です。

大文字山(如意が嶽)の登山ルートは複数あるのですが、ひとつめは登山者が多いのが蹴上の先、山科方面の日向大神宮からの本格登山ルートが登山者に人気のルートです。

ふたつめは京都東山の銀閣寺裏手の登山口からのルート。

長年、京都に住んでるKyotaroのイメージは大文字山の麓にあるのが銀閣寺、というのが子供の頃からの印象です。

そして今回、王道ルートとして紹介するのがこの“銀閣寺ルート”です。

このあと紹介する実際に登ってみた所要時間とも関係しますが、比較的短時間で京都市街地を見降ろせる「火床」まで到達できる、初心者向けのルートです。

登山というよりは観光気分で登る観光客も多いルートでもあります。

但し、観光気分で登るといっても登山道を歩くことに変わりはなく、服装や持ち物についても最低限の装備は必要なので後記にて紹介していますのでぜひ参考にして下さい。

大文字山登山王道ルート、銀閣寺からの所要時間について

では早速、実際に大文字山登山の王道ルートを実際に登ってきた様子をシェアします。

ここでは往復に要した所要時間、登山ルートの紹介、火床からの絶景、火床から山頂までのルートについて紹介します。

銀閣寺から山頂までを往復する所要時間は?

今回、Kyotaroが実際に王道ルートと呼ばれる銀閣寺をスタートして火床~山頂~下山して再び銀閣寺に戻ってくる往復の所要時間は約2時間15分でした。

銀閣寺から火床までの所要時間

銀閣寺裏手の登山口から約35分程度で火床まで到達できました。

時間的にも途中休憩なしでの所要時間です。

登山口を通過したのが午前10時32分、火床に到着したのが午前11時06分でした。

一般的な“登山口から火床までの所要時間”は40分程度で紹介されていますので、平均所要時間より5分程度早く火床に到達できたことになります。

火床から山頂までの所要時間

続いて火床を出発して山頂までの実際の所要時間は約16分でした。

一般的に火床から山頂までの所要時間は約20分といわれているので平均的な所要時間といえます。

実際に火床を出発したのが午前11時27分、山頂に到着したのが11時43分だったので所要時間は約16分。

火床での休憩時間約20分を含めて登頂までの所要時間は約70分という結果でした。

登山口から登頂までの王道ルートを紹介

続いて“王道ルート”と呼ばれる銀閣寺から火床、山頂までの王道ルートの紹介です。

写真を交えて実際の様子を紹介していきますね。

銀閣寺山門を正面に見ながら手前を左(浄土院前)へ進みます。

銀閣寺裏手にある「大文字入口」看板が出てきます。注意事項がたくさん書いてあるのでしっかりマナーを守る心構えで入山しましょう。

しばらく進むと自動販売機が見えてきますが、もし給水に不安がある場合はここで購入しましょう、Kyotaroもペットボトルのお茶を購入しました。

この辺りは「世界文化遺産貢献の森林(もり)」で銀閣寺山国有林となっています。

スタートは平坦な緩やかな坂道を進んでいきます。山道沿いを流れる小川のせせらぎが心地よく聞こえてきます。

本格的な登山道へ入る手前に再度、注意事項を書いた看板がありますので確認しましょう。

階段の上にある小橋(大文字山→火床・三角点の看板あり)を渡ると本格的な登山道が始まります。

いきなり険しい道が始まりますが、圧倒されないよう自分のペースでゆっくり進みましょう、焦りは禁物です。

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緩やかな坂道から石段が続く普通の登山道へとこの辺りからなっていきます。

周辺の自然林を満喫しながら心地よく登れます。

しばらく進むとお地蔵さまがいらっしゃる大きくUターンする場所があり、そこから再び火床を目指します。

このあたりは秋は紅葉が素晴らしいエリアでもあります。

Kyotaroが訪ねた時は落葉と黄葉を楽しみながら歩くことができました。

火床へと続く登山道、立派に舗装された階段が出てきますが結構、足腰にきます。。

いよいよ火床へのラストスパート!?石段の上の方に開けた明るい光景が見えてきました。

火床へ到着、ここからの景観にまず感動します。

火床に腰かけながら、京都市街を見降ろし、遠くには嵐山や愛宕山の雄姿も見ることができます。

眼下には金戒光明寺、真如堂、京都大学、吉田山を見降ろすことができます。

左方向には京都タワーやそのさきには大阪のビジネス街ビル群も遠望できます。

天気が良ければあべのハルカスも見えるとか。

景色を見ながら20分ほど休憩して今度は山頂を目指します。

火床から続く一本の長い石段を登りましょう、ここも結構、足腰に来ます。。

火床から山頂までは一部、本格的な登山道となるため、足元に注意して転倒しないように進みましょう。

特に雨上がりの時など滑りやすい場所もたくさんあるのでくれぐれも注意して進みましょう。

火床から歩くこと約16分で大文字山山頂へ到達。

火床とはまた異なる山科から大阪方面の景観が山頂では楽しめます。

山頂付近は休憩できるベンチが複数設置してあるのでここでお弁当を食べてる登山者もたくさんいらっしゃいます。

三角点も拝んだので下山するとしましょう。

山頂から銀閣寺、下山に要する時間は?

山頂から来た道を戻って銀閣寺まで下山する際に要した時間はちょうど45分でした。

山頂を出発したのが午前11時55分、銀閣寺前に到着したのが午後12時40分でした。

朝、銀閣寺前を出発したのが午前10時26分でしたのでおよそ往復2時間15分の登山ハイキングでした。

こうやって所要時間だけ見るとお手軽な登山のように感じるかもしれませんが、服装、靴、持ち物は万が一に備えて最低限の装備が必要であることに変わりはありません。

続いて装備のほか、アクセス、周辺駐車場、トイレ事情について紹介していくのでそちらも参考にして下さい。

大文字山登山の装備、アクセス、駐車場、トイレについて

最後に登山における装備、大文字山登山口への交通アクセス、周辺駐車場、トイレ事情について紹介します。

登山の装備

登山装備ではまず靴はスニーカー(できればトレッキングシューズ)、持ち物を入れるザックは必須です。

お気軽な初心者コースといえどもこの点は必須と考えましょう。

あと服装は季節によって異なりますが、万が一の雨に備えてレインウェアは持参しておきましょう。

服装も体温調節がしやすいトレーナー、ジャンパーなどがあると尚、いいでしょう。

水分補給については水筒があるといいのですが、途中でペットボトルを購入して持参するのでも問題はありません。

特に夏場は汗を拭くタオル類の持参、水分補給にはくれぐれも注意しましょう。

駐車場

駐車場は銀閣寺道入口にある市営の銀閣寺観光駐車場(1回1台1,040円)を利用するのがいちばん便利です。

周辺にはたくさんコインパークがありますが、登山の所要時間(2時間以上)を考えると最終的に料金固定の駐車場の方が結果的にお得、という事になります。

特にシーズン中などは見た目のスタート料金が安いコインパークも3時間を超えてしまうと1,000円を超えることが多々あるので注意しましょう。

トイレ

大文字山の登山ルートにトイレは一切ありません。

よって登山前に済ませておく必要があります。

トイレについては銀閣寺参道の銀閣寺道入口手前にある公衆トイレ、もしくは観光駐車場内にあるトイレを利用するのがいちばん便利です。

交通アクセス

公共交通機関での大文字山登山口への最寄りバス停は「銀閣寺道」です。

また電車の最寄駅は京阪出町柳駅から徒歩30分程度とアクセスはやや不便なので電車とバスを乗り継ぐ形になります。

京都の主要ターミナルからのアクセスは以下の通りです。

市バス/京都駅から5・17・32・急100・急102・203・204系統
「銀閣寺道」下車、徒歩13分
市バス/烏丸今出川から急102系統、同志社前から203系統
「銀閣寺道」下車、徒歩13分
市バス/金閣寺道から急102・204系統に乗車
「銀閣寺道」下車、徒歩13分


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まとめ

今回は京都の町にいながら至る所から眺めることのできる大文字山(如意が嶽)登山、王道ルートの紹介でした。

お子様連れでも楽しむことができる、標高472mの登山なので初心者向けで観光要素の高い登山ハイキングコースになっています。

火床から京都市街を眺めると当ブログで紹介させて頂いてるスポットがあの辺、とかこの辺とかつい目で追ってしまいます。

京都の夏に終わりを告げる風物詩、京都五山送り火でも有名、特に火床はその際に炎を点火させる場所であり、その火床に座ってのんびり過ごすのもひとしおです。

初心者向けコースですが、登山を楽しむためにくれぐれも服装、靴、装備は万端にしてお出かけ下さい。

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