“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
京都の嵐山は飲食店が軒を連ねるメインストリート「長辻通」が有名ですが、最近は若者に人気のテイクアウトグルメも注目を集めています。
嵐山のメインストリートを隈なく散策し、観光を楽しみながら気軽に食べ歩きを楽しむことができる街並み、そして“映える”テイクアウトグルメが若者に受けてるようです。
実際にKyotaroが食べ歩いてきた時の様子をシェアします。
嵐山食べ歩きで人気の4つのテイクアウトグルメとは?
嵐山は散策を楽しむ観光地ということもあり、どこかで昼食を食べるよりはいろんなグルメをつまみ喰いしながら散策する、時間を有効に活用した観光が近年人気を集めています。
新しい店舗や老舗まで個性豊かな手頃価格が人気を呼び、テレビで紹介されてヒットしてる店舗もあります。
今回、Kyotaroは渡月橋を起点に竹林やJR嵯峨嵐山方面にかけてのんびり食べ歩きグルメを堪能してきましたのでその様子を紹介します。
【良彌本通り店】とろけるゆばチーズ
まず最初に訪れたのが渡月橋交差点のすぐそばにある「良彌」。
「本店」は渡月橋から三条通を東に入った市営駐車場隣にあるのですが、今回訪れたのはゆばチーズ揚げと飲食店を併設した「本通り店」です。
ここの名物は店舗の看板にもある通り「とろけるゆばチーズ(400円)」です。
京都名物の郷土料理「湯葉」と若者に人気の「チーズ」を組み合わせて揚げたオリジナルグルメ。
実際に食べてみるとチーズ味の揚げ天を食べてるような食感でとても食べやすく、思わずもう一本、と言いたくなる逸品です。
湯葉独特の食感であるふわりとした食感もしっかり楽しめます。
串に刺さった「とろけるゆばチーズ」をSNSに投稿してる若者が結構多いのは、テレビ番組「魔法のレストラン」などで紹介された影響も大きいようですね。
ここはいつ見ても行列ができてますが、並んでも比較的すぐに購入できます。
【まめものとたい焼き】あんバターたい焼き
続いて嵐電の嵐山駅向い側にある「京つけもの西利」が運営する「嵐山昇龍苑」の1階にある2020年9月にオープンした「まめものとたい焼き京都嵐山」です。
元祖・たい焼きとは違い鯛が尾を丸めてまぁるい形をした特徴的な「たい焼き」が印象的で通常のたい焼きよりひとまわり大きいサイズとなっています。
「つぶあん」「カスタード」のノーマルなたい焼き(各300円)の他に売りは何といっても“あんバター”のたい焼き(350円)です。
あんバターたい焼きのキャッチフレーズは衝撃の“賞味期限1分!?噂の・・”という文句が有名となり、人気沸騰中のテイクアウトグルメです。
あつあつのたい焼きに挟みこんだバターが溶けるまでの約1分が最高の味わいを楽しめる瞬間ということでの“賞味期限1分!?”ということだそうです。
食材にもこだわっていて生地には最高級の薄力粉“特宝笠”、餡は“イマムラ謹製つぶ餡”を使用、ユニークな見た目とは裏腹に高級感ある味わいを楽しむことができます。
【嵯峨野竹路庵】生わらびもち
続いて嵐山竹林入口の近くにある「嵯峨野竹路庵本店」の生わらびもちです。
嵐山でも食感にこだわった生わらびもちの老舗として有名な店舗で長辻通沿いにありますが、やや落ち着いた佇まいで派手さはありません。
ここではテイクアウト用のカップ入り「わらびもち(300円)」が販売されていて、手頃サイズに手頃価格が若者受けし、カップルや若い女性に大人気です。
柔らかく口どけする“生わらびもち”とたっぷりかかった“きな粉”の相性が抜群で口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。
小ぶりなカップに似合わず、結構なボリューム感を堪能できます。
店舗から竹林入口まで徒歩2分、さらに野宮神社まで徒歩3分程度と竹林散策の食べ歩きにも最適なテイクアウトグルメですよ。
※テイクアウト以外にも日持ちするお土産用わらびもちの販売もあります。
【中村屋総本店】お肉屋さんの揚げたて特製コロッケ
最後に紹介するのが嵐山商店街で創業50年以上という老舗精肉店「中村屋」が提供する大人気の“お肉屋さんのコロッケ”。
“お肉屋さんの揚げたて特製”“行列のできるコロッケ”というキャッチフレーズが昔懐かしい感じがします。
昔は50円くらいでよく地元のお肉屋さんにコロッケを駄菓子代わりに買いにいったものですが、その当時を思い出す瞬間ですね。
長辻通より天龍寺正門前をJR嵯峨嵐山方面へとつづく道に入ります。角っこにはちゃんと看板が立っています。
食べ歩き用に1個ずつ専用の袋に入れて提供して貰えるのが嬉しいですね。
実際に食べてみるとサクサク食感の衣に感動、味は昔懐かしの甘いお肉とポテトの風味がして2度目の感動、という2回も感動が押し寄せてくる逸品です。
テレビでもよく紹介されてることもあり、地元だけでなく観光客からも根強い人気があります。
※コロッケの他にも「中村屋惣菜製作所」が作る「中村ん噂のビーフカツサンド」も気になっていますのでぜひチャレンジしたいと思います。
嵐山ではなぜ、食べ歩きが人気なのか?
嵐山でまず食べ歩くならココ!という4つの人気店を紹介しました。
他にもまだまだ話題のテイクアウトグルメはあるのでぜひあなた好みの店を探してみて下さい。
嵐山独特の食事処事情
嵐山では週末や秋のシーズンになると昼食時間帯はどの店も混雑し、待ち時間が発生することが多く、時間をロスする傾向にあります。
また特に手頃価格の店舗は数も少なく、集中しやすい、というのが大きな要因です。
逆に言えば高級店、単価の高いお店は比較的ねらい目なのですが、金額的にも若者は手が出ないという現状もあるのかもしれません。
SNSから反響を呼ぶテイクアウトグルメ
時間効率を考えると食べ歩きのほうが待ち時間もなく、観光しながら食事もできる、かつテレビでも紹介された人気店が複数あり、SNS映えを楽しむことができる、というのが人気を呼んでるようです。
さらに人気店の中には嵐山商店街で昔から軒を連ねる老舗のお店が入ってる、というのも人気で嵐山老舗グルメと今話題のグルメ、新旧織り交ぜた食べ歩きという組み合わせが受けています。
今回紹介したなかでも、「とろけるゆばチーズ」「賞味期限1分のあんバターたい焼き」は最近登場した人気テイクアウトグルメということができます。
逆に「生わらびもち」「お肉屋さんのコロッケ」は嵐山に昔からある老舗の逸品が食べ歩きグルメとして受け入れられている、ということができますね。
カフェ激戦区の嵐山が生み出す文化
さらに嵐山は人気のカフェが集う、カフェ激戦区でもあり、そちらのカフェでランチを済ませてしまうという人も多いようです。
正直、嵐山が閑散としてるオフシーズンの平日でもカフェ人気店では待ち時間が発生、行列ができている、店内は満席という現象が起こっています。
ただ確実に待ち時間を覚悟しなければいけない、という環境のなかで時間を有効に使って嵐山を観光したい、という観光重視の人にとっては食べ歩きでもいい、という人もいるのではないでしょうか?
このような事情もあり、嵐山独特の食べ歩き文化が確立されようとしているんですね。
まとめ
嵐山食べ歩きで人気のテイクアウトグルメを4つ今回紹介させて頂きました。
嵐山の食べ歩きできるテイクアウトグルメは他にもスイーツや和菓子、洋菓子など様々なジャンルがまだまだあります。
ぜひあなた好みの店を見つけ、組み合わせて観光も楽しむ、そんな食べ歩きをしてみて下さい。
旅の醍醐味はなんといってもご当地のグルメを楽しむ、その場所にしかない景観を記憶に残して心を豊かにすることにあります。
人気カフェや有名ランチ店もいいですが“映える食べ歩きテイクアウトグルメ”もなかなかいいですよ。
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