“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
京都嵐山から歩くこと約20分、奥嵯峨の閑静な住宅街に2019年4月28日にオープンしたカフェの紹介です。
以前から気になっていたので先日、昼休みに歩いて行ってきました。
近くには嵯峨釈迦堂で有名な清凉寺や二尊院があります。
単なる観光地にあるカフェと思いきやとても興味深い店内、御主人、そしてこだわりの珈琲でした。
詳しく見ていきましょう。
AriCafe 嵯峨焙煎所(京都嵯峨喫茶)とは?
京都嵐山の名勝「渡月橋」から歩くこと約20分の場所にそのカフェはあります。
その名は「AriCafe 嵯峨焙煎所(京都嵯峨喫茶)」で脱サラした御主人と奥様のふたりで2019年4月28日、京都の奥嵯峨にオープンされました。
京都嵐山から嵯峨野方面にある比較的静かなエリアですが、周辺には清凉寺(嵯峨釈迦堂)や宝筐院、二尊院、祇王寺など有名な寺院があります。
詳しく見ていきましょう。
となりの人間国宝さんに認定
「AriCafe 嵯峨焙煎所(京都嵯峨喫茶)」は清凉寺の西側にある住宅街に並ぶ小さなカフェ。
以前は普通の民家だったそうですが、民家前の壁を取っ払ってオープンなロケーションの可愛らしい外観のカフェとなっています。
なんと開業して間もなく、関西で人気の朝のテレビ番組「よーいドン!」の関係者がお店にやってきたそうです。
そこから打ち合わせて数日後にはロケを慣行し、あのフィギュアスケートの織田信成さんがお店に来て撮影をしたそうです。
関西にお住いの方はよくご存じだと思いますが「よーいドン!」の人気コーナー「となりの人間国宝さん」のロケ。
メインは関西では人気の円広志さんがよく街歩きロケをされてますが、「AriCafe 嵯峨焙煎所」には織田信成さんがやってきて珈琲を飲んで和やかに撮影が行われたそうです。
店頭の看板にも「となりの人間国宝さん」に認定のシールが貼られていますし、店内も小さな額に飾られたステッカーが展示されてました。
こだわりの珈琲と軽食が楽しめる店内
「AriCafe 嵯峨焙煎所」の店内はとても綺麗でお洒落なレイアウトになっています。
今回、Kyotaroが選んだのは店内いちばん奥右手の中庭が見える席で、御主人曰く「AriCafe 嵯峨焙煎所」の特等席とか。
珈琲のメニューは豊富でこだわりの「ブレンド珈琲」と「スペシャリティ珈琲」に分かれています。
Kyotaroが注文したのは「ブレンド珈琲」でブラジル豆の最高品質といわれる「ブラジル№2ストレート」でスッキリした珈琲らしからぬ喉越しの飲み心地でした。
フレンチプレスでの提供でプレートにコーヒーカップ、黒糖菓子、そしてタイマーが一緒になって出てきます。
4分経つとタイマーが鳴るのでフレンチプレスを押してからコーヒーをカップに注ぎます。
こだわりの珈琲を2杯分楽しめて500円税込はお得ですね。
他に軽食は「サンドイッチ(600円税込)」や「お野菜ゴロゴロカレーライス(800円税込)」の他にモーニングセット(600円税込)やケーキ(300円税込)などもあります。
珈琲でシミ予防と老化防止
コーヒーには美肌成分のクロロゲン酸と美容成分のニコチン酸が含まれています。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で体内に発生する活性酸素を消去する作用があり、皮膚の酸化によるメラニン色素の生成を抑制する効果があります。
クロロゲン酸を摂取した人は頬の水分量が19%アップしたというデータが花王スキンケア研究所から発表されています。
また、ニコチン酸は体内でNADという物質に変化し、普段の生活でできた細胞の傷を修復する作用があります。
加齢とともに体内のNADは減少するため、老化が進むといわれていますが、コーヒーを飲むことでニコチン酸を摂取、体内のNADを増やすことができ老化防止に繋がるのです。
ちなみにたばこの成分ニコチンとニコチン酸は全くの別物でニコチン酸はDNA長寿細胞サーチュインを活性化してアンチエイジングの効果を発揮します。
AriCafe 嵯峨焙煎所の魅力は焙煎機と珈琲への探求心
「AriCafe 嵯峨焙煎所(京都嵯峨喫茶)」の魅力について紹介しましょう。
魅力は大きく分けて三つ、「焙煎機」「珈琲豆」と「フレンチプレス」です。
詳しく見ていきましょう。
焙煎機で魅せる
「AriCafe 嵯峨焙煎所」の店内には自動販売機のような大きさの焙煎機があります。
この焙煎機はコーヒー豆を焙煎している様子をガラス越しに見学できるマシンで温度調節をしてコーヒー豆を焙煎しています。
御主人に聞いたところ、この焙煎機は車1台購入できるほどの金額(300万円超え)だそうで聞いてびっくり。
初めて間近でコーヒーを焙煎する光景を目の当たりにしましたが、コーヒー豆って最初は節分の豆と同じ肌色をしてるんですね。
それにしても滑らかに気持ちいいくらいスピーディーにコーヒー豆を焙煎するマシンでした。
珈琲豆へのこだわり
「AriCafe 嵯峨焙煎所」の珈琲豆へのこだわりも相当なものです。
御主人はお店を始める時に看板メニューとなるブレンド珈琲を作ろうと思ったそうです。
昔から珈琲好きで定年退職したらカフェを営んでオリジナル珈琲を作るのが夢だったというくらい、ブレンド珈琲にこだわりがあったといいます。
焙煎機メーカーの方との打ち合わせで出来あがったブレンド珈琲にもダメ出しをしたというくらいのこだわりよう。
ちなみに奥様はもともと紅茶派で珈琲はそこまで好きではなかったらしいですが、御主人と焙煎機でいろんなブレンド珈琲を作ってるうちに珈琲の魅力に取り付かれたそうです。
焙煎仕立ての珈琲豆をお皿に乗せて「美味しいですよ、煎餅みたいでしょ?」って言って食べさせて下さいましたが、こだわりブレンド珈琲の味を知ってもらいたい、という御主人の熱意が伝わってきました。
生まれて初めて珈琲豆を節分の豆のように食べましたが、ほのかにコーヒーの味が口の中にひろがり、想像していた苦味はほとんどありませんでした。
フレンチプレスでの提供
先にも紹介しましたが、「AriCafe 嵯峨焙煎所」では珈琲をフレンチプレスでの提供となります。
タイマーで4分経ってからカップに注いでから飲むコーヒーはまた普通のコーヒーとは違う良さがあります。
今回注文したコーヒー「ブラジル№2ストレート」はとてもすっきりした味わいでいて薄味かというとコーヒーの風味を充分楽しめる、高級な豆を使用した逸品。
コーヒーが苦手な方でも充分楽しめる味わいで、さすがブラジルコーヒーの最高品質というだけありますね。
フレンチプレスでの提供のため、コーヒーは2杯分楽しめますのでコーヒー通にはたまらない提供の仕方となっています。
お祓いを受けた良縁ブレンドとは?
「AriCafe 嵯峨焙煎所」では珈琲の販売もしておられますが、名物は「良縁ブレンド」という珈琲ドリップパックをひと袋220円で販売しておられます。
「良縁ブレンド」とは“幸せのおすそ分け”と称して、良縁のご利益で有名な嵐山竹林にある「野宮神社」でお祓いをうけたドリップパックです。
それを商品化して売り出したオリジナル商品だそうですが、御主人は実は野宮神社の宮司さんと同級生?とのことで特別にお願いして商品化を実現したらしいです。
野宮神社ではおさがりとしてもお使い頂いてるそうです。
野宮神社でお祓いを受けた「良縁ブレンド」を飲んで新しい良縁が生まれることを願って2袋購入させて頂きました。
アイデアが面白いし、御主人と宮司さんの古くからの良縁が起こした奇跡的な商品ですね。
AriCafe 嵯峨焙煎所へのアクセスと駐車場について
●AriCafe 嵯峨焙煎所
TEL:075-432-8222
〒616-8428 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前北中院町5-5
■営業時間 11:00~18:00
■定休日 毎週水・木曜日
■アクセス 清凉寺西門から徒歩すぐ
・JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩12分
・嵐電(京福電鉄)「嵐山駅」下車、徒歩15分
■駐車場 なし
まとめ
奥嵯峨にある「AriCafe 嵯峨焙煎所(京都嵯峨喫茶)」の紹介でした。
奥嵯峨を散策してる時にここ数年気になっていたカフェへようやく行くことができました。
御主人の有川さんはとても気さくな方でとても親切にコーヒーの事、珈琲豆の事、そして焙煎機について親切に説明をして下さいます。
奥嵯峨という静かな場所で観光客相手にお店をオープンされましたが、1年も経たずにコロナ禍となり、逆風の中ですが元気に営業しておられます。
心の底から珈琲を愛しておられるんだなぁ、というのが伝わって来ました。
また行きたい、そして今度はどのこだわりブレンド珈琲を堪能しようかなぁ、と今から楽しみです。
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