京都東山をぶらりそぞろ歩き~清水寺から祇園、建仁寺へ

京都街歩き
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京都在住のブロガーKyotaroです。

2020年4月の緊急事態宣言の影響を受け、京都の観光客は激減しました。

6月19日に都道府県を跨ぐ移動自粛も解除となり、6月20・21日の週末は徐々に観光客も戻ってきたかな?という感じでした。

でも例年に比べるとまだまだ観光客も少なく、海外からの観光客や修学旅行生がほぼ皆無の状態でまだまだ京都は閑散としてます。

2020年春から初夏の京都東山のそぞろ歩きした時の写真で京都東山の魅力を紹介します。


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清水寺と言えば修学旅行の聖地

京都の清水寺と言えば、言わずと知れた“修学旅行のメッカ”。

毎年春から初夏にかけては多くの修学旅行生が清水寺にやってきます。

また、海外からの旅行者も年間を通じてとても多いスポットですが、今年はやや観光客も少なめでゆったり観光できます。

清水寺といえば、本堂檜皮屋根葺き替え工事が完了し、新しい本堂の雄姿を見ることができます。

新型コロナウィルス感染拡大のニュースの影に隠れてしまいましたが、奥之院の舞台から眺める本堂と京都市街の素晴らしい景観が復活したのです。

残念ながら清水の舞台はまだ補修工事中のため、すべてを覆いつくす工事カバーが架けられており、2021年3月までもう少し時間がかかります。

境内では至る所にアルコール消毒が設置され、参拝客にマスク着用の協力を要請するなどコロナ感染対策が行われていました。

音羽の滝の水汲みは自粛する措置も取られていました。

清水門前町も春先はシャッターが閉まってる店が多かったのですが、徐々に従来の賑やかさを取り戻しつつあります(観光客がまだまだ少ないですが)。

二寧坂と産寧坂の風景

清水門前町から産寧坂へ入るとお馴染みの景観が広がります。

特に4・5月は観光客が少なかったので、本来の京都らしい景観を写真に収めることができました。

普段は人を撮ってるのか?風景を撮ってるのか?よくわからないぐらい人が多いですからね。

産寧坂には人気のカフェや甘味処があり、清水寺から八坂神社方面へ散策途中に休憩する人も少なくありません。

産寧坂を通り抜けると二寧坂の入口へと辿り着きます。

二寧坂もお店が開店し賑やかさを取り戻しつつありますが、まだまだ人が少ない状況。

でも改めて感じましたが、普段は観光客で“ごった返す”二寧坂、産寧坂しか知らないので、静かな景観も京都らしい街並みを写真に納めることができました。

二寧坂を歩いてると京都東山のシンボルタワー“五重塔”が見えてきます。

東山のシンボル五重塔がある法観寺

二寧坂付近から気になりだす五重塔。

ついその五重塔を目指して歩いてしまうのですが、五重塔があるのは法観寺という普段は非公開の寺院なのをあなたはご存知ですか?

本当に産寧坂から二寧坂、法観寺へと向かう道は石畳で“京都の古き良き街並み”の景観が残るエリアです。

今回たまたま五重塔の下まで辿り着くと法観寺が公開中でしたので、思わず拝観料を払って境内へ。

法観寺と言ってもメインは“五重塔”があり、五重塔内部を拝観することができました。

五重塔こと“八坂の塔”は2階まであがることができ、1階から最上部の相輪(九相)までを貫く心柱を見ることができます。

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五重塔1階に安置される五智如来坐像も拝観できるなど希少な体験ができました。

境内にはカエデの木が多く、この時期は“青もみじ”がとても美しく、境内を彩ります。

祇園祭開催中の八坂神社で“茅の輪くぐり”

法観寺から徒歩10分ほどで八坂神社へ辿り着きます。

八坂神社といえば京都の“祇園祭”の行事神事が執り行われる神社として有名です。

残念ながら2020年は「山鉾巡行」や「宵山・宵々山」のメインイベントがコロナウィルス感染拡大防止の観点から中止が決定しています。

本殿の鐘を鳴らす「鈴の緒」は触れないよう、感染防止の対策から配慮されております。

“祇園祭”は八坂神社の祭礼で「疫病退散・無病息災」を祈願するお祭りとして平安時代から語り継がれてきました。

毎年6月30日に全国各地の神社で執り行われる「夏越の祓」は“茅の輪くぐり”で有名ですが、八坂神社にも大きな“茅の輪”が3月から本殿横、そして境内摂社の「疫神社」に設置されています。

「疫神社」には蘇民将来が祀られており、貧しいながら素戔嗚尊(スサノオノミコト)が訪ねた時に手厚いおもてなしをしたという言い伝えが残ります。

以来、蘇民将来とその子孫は災厄にあっても茅の輪を身につけることで免れ、子孫が反映したという言い伝えが今でも残ります。

まさに現代の疫病「新型コロナウィルス」退散の祈願を願い、多くの人が今年も参拝に訪れておられました。

祇園花見小路の街並みを抜けて建仁寺へ

八坂神社を後にして四条通の祇園商店街から花見小路へ。

花見小路も増え続ける海外観光客の影響、オーバーツーリズムに地元住民が悩まされたエリアでニュースにもなっていましたね。

花見小路のあちこちには海外観光客向けの撮影禁止、飲食禁止、進入禁止を伝える看板があちこちにあります。

現在は人も少なく、本来の姿を取り戻しつつありますが、人が増えることでまた地域住民に迷惑をかけないようマナーを守って気持よく観光したいですね。

四条通から花見小路を真っ直ぐ下ると正面に建仁寺の山門が見えてきます。

京都最古の禅寺といわれる建仁寺の見どころは3つの庭園と「風神雷神の図」そして法堂の天井絵「阿吽の双龍図」です。

3つの庭園とは建仁寺本坊の中庭「潮音庭」、方丈前庭園「大雄苑」そして禅宗の四大思想を象徴する「○△□乃庭」でそれぞれ趣の異なる庭園を楽しむことができます。

また法堂の南にある「三門」は見事な建造物で空門、無相門、無作門の三解脱門で「望闕楼」という文字が刻まれているのは「御所を望む楼閣」という意味を表します。

まとめ

京都東山のそぞろ歩きは歩いてすぐの距離に名所旧跡がたくさん存在し、京の街並みを楽しみながら散策できる京都ならではのエリア。

このようにそぞろ歩きを楽しみながら散策できるのは京都東山以外では嵐山から奥嵯峨エリアくらいでしょうか?

そのエリアに滞在するだけで充分、京都を満喫できるので修学旅行生をはじめ海外からの観光客からも人気があるというわけです。


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