松尾大社「涼を呼ぶ」風鈴祈願で招福除災の音色に癒されよう

神社仏閣(観光)
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京都大好き・京都在住ブロガーのKyotaroです。

先日の八坂神社に続いて京都・四条通の最西端にある松尾大社に行って来ました。

京都の東西守護を司る神社で八坂神社の「茅の輪くぐり」に続き、今日は松尾大社風鈴祈願新型コロナウィルス退散祈願。

涼を呼ぶ150個の風鈴の爽やかな音色が身を清めてくれます。

涼を感じる風鈴の美しい音色


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松尾大社の風鈴祈願で招福除災

2020年はコロナの年、冬に到来した新型コロナウィルスの影響は長引き、春は経済活動の自粛や外出移動の自粛に終始し、気付けば季節は夏。

緊急事態宣言の解除、移動自粛の解除で人が動き出し、経済活動を再開することで再び感染者が増加傾向にある日本。

疫病退散を祈願する八坂神社の「祇園祭」もメインイベントである「山鉾巡行」「宵山・宵々山行事」の中止が決まりましたが、疫病退散の祈願はできます。

そんな思いから先日の八坂神社「茅の輪くぐり」に続いて今回は四条通の反対側最西端に鎮座する松尾大社を参拝。

今回、松尾大社を訪れた目的は招福徐災を祈る「風鈴祈願」。

手水舎には約150個もの風鈴が飾られており、風が吹くと一斉に「涼しげな鈴の音」が鳴り響きます。

鈴の音には身を清める役割があるといい、神社本殿にある大きな鈴はそのためのものなんですね。

松尾大社のみならず、今年は新型コロナウイルス感染予防のため本殿にある鈴の緒をたぐり上げ、参拝者に触れられないようにしている神社が全国的に増えています。

これからの季節は暑さも本格化してきますが、「鈴の音色で涼やかな気持ち」になれる場所が松尾大社にはあります。

写真というよりはその音色を動画に残そうと多くの参拝者が動画撮影をするほどの人気ぶりで、SNS映えで人気があるようです。

涼を感じる風鈴の美しい音色

松尾大社の新しい名物のひとつとして定着しそうですね。

9月初旬に行われる「八朔祭(はっさく)」まで手水舎に飾られています。

松尾大社でも新型コロナ退散と無病息災を祈願

松尾大社の本殿もしっかりお参りして「新型コロナウィルス」の早期収束を祈願しました。

日曜日でしたが参拝者は普段に比べるとやや少ない印象でした。

まだまだ「観光」という部分での外出自粛は続いてるんですね。

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本殿から続く「渡り廊下」にも風鈴が飾られており、涼しげな音が境内に鳴り響いていました。

とても美しく涼しげな音色で近くのベンチに座ってこの音色を聴いている参拝者も結構いらっしゃいましたね。

松尾大社“今月のことば”に込められた思い

松尾大社に掲げられていた“今月のことば”は「撥雲見天(はつうんけんてん)」でした。

その意味は「心配事がなくなって将来に希望が持てるようになること」です。

日の光を遮る厚い雲が晴れて日の光がさすという意味から来ています。

まさに「コロナ感染への恐怖がなくなり、一日も早く安心して生活ができるように」と誰もが願っていることですね。

鳥居の原始形式を示す脇勧請

松尾大社の赤鳥居の上部に“榊”の小枝を束ねたものが数多く垂れ下がってるのをあなたは見たことがありますか?

意外に気付かない人が多いようですが「脇勧請」といって榊の束は十二(閏年は十三)あって月々の農作物の出来具合を占う太古の風俗を今に伝えるものです。

太古の昔に桂川の堤防を整備、周辺の荒地を開拓して田んぼや畑を耕し、この地を切り開いてきた「秦氏一族」の時代から松尾大社は五穀豊穣を願う神社でもあったわけです。

松尾大社へのアクセスと駐車場について

■松尾大社
TEL:075-871-5016
〒616-0024 京都府京都市西京区嵐山宮町3
拝観時間 8:00~16:30
拝観料金 境内自由
※松風苑 大人500円 学生400円 子供300円
アクセス
・阪急嵐山線/「松尾大社駅」下車徒歩3分
・市バス/JR京都駅より28系統「松尾大社前」下車徒歩すぐ
・京都バス/JR京都駅より73系統「松尾大社前」下車徒歩すぐ
駐車場 100台/参拝者無料

まとめ

2020年に世界中に広がった「新型コロナウィルス」はまさに現代の疫病。

この疫病退散を祈願するために、今年は各所の神社で茅の輪くぐりが行われたり、疫病退散の神事は執り行われています。

昨年までも同様の行事があったのですが、そこまで意識することもなく、また「祇園祭」も日本三大祭のひとつとして注目が高まり、観光要素が高くなっていたんですね。

でもこれらの神事行事は本来、平安時代に京都で大流行した疫病退散を祈願したものであり、いつの間にか観光イベント化していたのです。

でも2020年は多くの人がその神事祭事の本義を理解して、何度も何度も「疫病退散・無病息災」をお祈りしてることでしょう。

一日も早い事態の収束を今は願うばかりです。


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