京都八坂神社にコロナ終息を願う「茅の輪くぐり」登場!疫病退散祈願

神社仏閣(観光)
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京都在住のブロガーKyotaroです。

先日、京都五社めぐりというご朱印めぐりに行ってきました。

もちろん、新型コロナの早期終息祈願も込めての巡拝でしたが、京都五社の中の一社が「八坂神社」で疫病防除の神様として祀られている素戔嗚尊にも終息祈願をしてきました。

最近は観光客も少ない京都ですが、八坂神社の本殿より人が注目してるスポットがありました。びっくりです。

詳しく見ていきましょう。


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京都八坂神社に季節外れの茅の輪くぐり登場でコロナ退散祈願

京都八坂神社と言えば疫病退散のご利益があることで有名です。

今回は新型コロナウィルスの終息祈願を兼ねての「京都五社めぐり」で参拝してきたのですが、本殿に人はまばら、やはり参拝客は少ないなぁ、と思ったら。

びっくり!本殿横に大勢の参拝者がいました。「???」なぜ本殿お参りしないのかな?と思って見たら何やら大きな輪っかを参拝客が通り抜けてお参りしてるではないか。

なんと「茅の輪くぐり」が本殿横に設置されていたのです。新型コロナウィルスの世界へ感染拡大の終息を願って急遽3月13日に登場したのだそう。

茅の輪くぐりって何?

「茅の輪くぐり」は京の夏の風物詩として有名な行事のひとつで例年6月に京都の各神社でも執り行われる無病息災を願う行事です。

茅の輪(ちのわ)と読むのですが、その名の通り茅など植物で作られた大きな輪っかのことです。

茅の輪をくぐることで無病息災や厄除、家内安全を願う行事の事で「大祓」「夏越の祓(なごしのはらえ)」の儀式の中で行われることも多いですね。

通常は6から7月に設置されることが多いので京都では「夏の風物詩」としても有名です。

「茅の輪くぐり」の作法について

茅の輪くぐりというからにはこの「茅の輪」をくぐるのですが、きちんとした作法があるようです。以下、簡単にまとめてみました。

茅の輪のくぐり方は一般的に「∞」の文字を書くように茅の輪をくぐります。

三度回って四度くぐる、というのが一般的のようです。

1)左回り→2)右回り→3)左回り→4)お参り

4)は茅の輪の前でお参りして真っすぐくぐってお参り終了です。※混雑時は4)のお参りしてくぐり抜けのみに短縮することもあるようです。

八坂神社境内にある「疫神社」の言い伝え

四条通り突き当りの西楼門を潜った正面、本殿手前に「疫神社」があります。

ここにも鳥居に大きな茅の輪が括りつけてあるんですね。

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御祭神は「蘇民将来命(そみんしょうらいのみこと)」。「???誰だったかな?」

昔、かつての「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」が諸国を巡って日暮れに寝床を請うために富栄えていた「巨旦将来命(こたんしょうらいのみこと)」を訪ねたそうです。

でも巨旦将来命は寝床を与えず、断ったのだそうです。

でも巨旦将来命の兄である蘇民将来命は貧しいながら素戔嗚尊に心温まるおもてなしをしました。

その結果、蘇民将来命とその子孫が厄災にあっても茅の輪をつけることで免れ、子孫が繁栄したという言い伝えが残る。

この言い伝えが、現在も八坂神社が疫病退散のご利益があるとして厚く信仰される由来なんですね。

 

以上、八坂神社のご利益と「茅の輪くぐり」についてまとめました。

八坂神社には疫病から身を守るお札やお守りもたくさんあります。あなたも参拝した時にぜひ探してみて下さい。「茅の輪」の御守りもありますよ。

京都八坂神社の疫病退散ご利益の由来について

八坂神社の御祭神は中御座、東御座、西御座に祀られる三神です。

・中御座/素戔嗚尊(すさのおのみこと)
・東御座/櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
・西御座/八柱御子神(やはしらのみこがみ)

1868年5月30日に八坂神社と改称するまでは感神院又は祇園社と称していたので今でも地元では「祇園さん」の名で親しまれています。

創祀には諸説あり656年とも876年とも云われます。

斉明天皇の時代656年に高麗から来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したのが始まりとされる。

勇猛果敢なことで知られる素戔嗚尊は疫病防除の神様としてこの地で今でも厚く崇められています。

日本三大祭りの一つ「祇園祭」や大晦日から元旦にかけて行われる「をけら詣り」など八坂神社ゆかりの祭りを見ても無病息災、厄除、災難除を祈る人々の信仰が今でも厚いのがわかりますね。

新型コロナウィルスという現代の疫病退散にもご利益があることを切に願うばかりです。

京都八坂神社へのアクセスと駐車場について

●八坂神社
TEL:075-561-6155
〒605-0073 京都市東山区祇園町北側625
■拝観時間 9:00~16:00
■拝観料金 境内自由
■アクセス 四条河原町より徒歩
・京阪本線/「祇園四条駅」下車徒歩7分
・阪急京都線/「京都河原町駅」下車徒歩12分
・市バス/JR「京都駅」より100、206系統「祇園」下車徒歩すぐ
■駐車場 市営円山駐車場134台/30分250円

まとめ

新型コロナウィルスの猛威が治まるところをしりませんね。

一日も早い終息を願うばかりですが、コロナ退散を願う強い思いを八坂神社の素戔嗚尊に祈願してきました。

参拝者は少なかったのですが、茅の輪くぐりの前には多くの人が並んで、茅の輪くぐりをされてました。

おかげで子供の頃から慣れ親しんできた八坂神社のご利益の有難みがようやく身に染みて理解できたような気がします。


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この記事を書いた人
Kyotaro

京都在住、念願の京都に1戸建て住宅を新築購入した既婚の53歳、フツーの会社員。子供は3人で男ー女ー男の“二太郎+一姫”。将来は奥さんと京都でお洒落なカフェを営むことができればいいな、とささやかな夢を持っています。どうぞよろしくお願いします。

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