出雲大神宮がパワースポットと呼ばれる理由は?アクセスと駐車場情報

神社仏閣(観光)
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京都在住のブロガーKyotaroです。

京都府亀岡市は京都市に隣接した自然豊かな街、最近ではJリーグ「京都サンガFC」の新スタジアムも完成して話題になっている街です。

そんな亀岡にあるパワースポット出雲大神宮」を今回は紹介しようと思います。

パワスポというから何かあるのかな?名前からして縁結びの神様かな?など想像をしながら行って来ました。

実際に行ってみると神の聖域から感じるオーラを体感できました。


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出雲大神宮は御神水と縁結びが有名な神社

京都 丹波國一之宮として名高い「出雲大神宮」は京都府亀岡市千歳町に鎮座しており、旧社格は国幣中社で現在は神社庁に属さない単立の神社です。

旧称は「出雲神社」で別名を「元出雲」「千年宮」とも呼ばれ、縁結びの神様として古くから信仰のある神社でもあります。

御祭神には大国主命(オオクニヌシノミコト)と后神である三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)を奉斎しています。

境内入り口には大きな千年宮鳥居があり、境内手前にあるのが一の鳥居となります。

千年宮鳥居から一の鳥居の間には“さざれ石”や“社名石碑”などがあり、その歴史のわりにとても綺麗な参道となっているのが印象的でした。

出雲大神宮の御神水とは?

出雲大神宮、一の鳥居から境内へ入ってすぐ右手には手水舎があり、その背後に「真名井のいずみ」という湧水があります。

御神体山から湧き出でる幸福を呼ぶありがたい水として古来より、絶えず流れ続ける真名井の水は大神様の恵みとして崇められてきた歴史があります。

大神様の恵みの湧水のおかげで田畑が潤い、秋には山吹色に色づく稲穂が収穫されることから“御神水”として奉られてきたのです。

出雲大神宮“日本一の縁結び”とは?

縁結びの神様といえば大国主命「=だいこくさま」という印象があります。

出雲大神宮での“縁結び”とは決して男女の仲を結ぶことだけでなく、人が立派に成長していく過程で、明るい社会の下で立派に成長、発展するために結ばれることを指します。

恋愛成就の他にも仕事上での人との出会い、恩師との出会いなど人生における様々な出会いは全てが“縁結び”によるもので、良縁に恵まれることで人生は豊かになるのです。

出雲大神宮の境内見どころ

出雲大神宮は一の鳥居から境内を参拝するだけでも見どころがたくさんあります。

“御神水”と“縁結び”以外の見どころについても紹介しましょう。

大国恵比須舎

真名井のいずみの近くにあるのが“夫婦岩”と“大国恵比須舎”でいずれも“縁結び”にちなんだ境内スポットです。

大国恵比須舎は社殿創建1305年を記念して2015年(平成26)に建立されました。

本殿にお祀りしている縁結びの神、大国主命と笑殿社にお祀りしている商売繁盛の神、恵比須神のように参拝する皆が笑顔でありますようにとの祈念が込められています。

大国恵比須舎のとなりにある“夫婦岩”は良縁を結ぶ“赤い糸”をモチーフとしたものになっており、絵馬も奉納されています。

しあわせなでうさぎ

一の鳥居の手前に建つ「しあわせ、なでうさぎ」ですが、狛兎と思いきや、一体しかなく、狛兎ではありません。

日本神話「古事記」に出てくる大国主命に助けられたという“因幡の白兎”を表しています。

古来より白兎は“神の使い”として崇められ、飛び跳ねることで運気の上昇、飛躍を象徴する動物とされ、その身体を撫でると幸せが訪れると云われています。

また身体の痛い部分、辛い箇所を撫でることで痛みや病気を除去してくれます。

招霊木(おがたまのき)

オガタマノキは暖地に生える常緑高木で京都府での自生種はまだ見つかっていません。

初代オガタマノキは樹齢1500年以上と推定、2010年(平成21)まで出雲大神宮境内にあり、現在の「招霊木(おがたまのき)」はその子孫である。

オガタマとは「招霊」を意味することから、参拝者に神徳を与え、幸せを授ける神が宿る木として崇められており、神社に植えられていることが多いといいます。

拝殿

1878年(明治11)に造営された入母屋造、妻入で檜皮葺を施した舞台式の見事な建造物。

ここで春(4月18日)と秋(10月21日)に行われる例祭の際に巫女による御神楽「浦安の舞」が奉納されます。

出雲大神宮がパワースポットである理由について

出雲大神宮には鎮守の杜があり、本殿の裏山方面にはご禁足地の神聖なエリアがあります。

また上の社近くの鳥居の先は国常立尊を祀る御神体山へと続く参道があり、ここから先は社務所でたすき(1,000円)を受けた者だけが入山できるというまさに神域があります。

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詳しく見ていきましょう。

出雲大神宮のパワースポットは“2つの磐座(いわくら)”

出雲大神宮パワースポットと呼ばれる所以、それは“鎮守の杜”の中にあります。

そのパワースポットの正体が“2つの磐座(いわくら)”になるのですが、一つ目は鎮守の杜入口から入って鳥居の先にある「春日社」の左手に進むと現れる大きな磐座。

もうひとつは御神体山(御影山)国常立尊が遷座したという磐座出雲大神宮の裏山にあたる山頂近くにあります。

上の社横の参道(登山道)を経由していきますが、緩やかな坂道のようになっており、鳥居から歩いて3、4分程で神域の磐座に到着します。

2つの磐座は、ともにご禁足地となっており、何人たりとも中に侵入することが禁じられている神域です。

というよりKyotaroは恐らくオーラを近づけませんでした。これが神々信仰のチカラなのでしょうか。

御神体山(御影山)まで行くという人は鎮守の杜に入る前に必ず社務所にて“たすき(1,000円)”を先にお受けになり、それを肩から掛けてから参拝をしましょう。

出雲大神宮の鎮守の杜を参拝

出雲大神宮の2つのパワースポット以外に“鎮守の杜”にある社や古墳についてまとめました。

春日社

全国に多々お祀りされる春日社御祭神の建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)をお祀りしています。

大国主命の国造りが完成したのち、皇孫への国譲りの際に天津神の使者として遣わされたのが建御雷之男神であることに因む。

また、古来より祭祀を司ってきたのは藤原氏で、その祖と仰がれた天兒屋命(アメノコヤネノミコト)もお祀りしています。

稲荷社

全国各地の神社でもお祀りされている“お稲荷さん”で親しまれ、五穀豊穣と商売繁盛を司る神様。

御祭神は宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)をお祀りしています。

みかげの滝と古墳

古墳は横穴式のもので五世紀から六世紀前の前方後円墳車塚で出雲大神宮由縁の口碑があるといいます。

成務天皇代のものではないかと推定されています。

磐座と春日社の間にあり、ここも神域となっており、立入禁止エリアのひとつになっています。

またすぐ近くには「みかげの滝」が音を出して流れており、竜神乃神を祀る滝として古来より崇められてきました。

御神体山から湧き出でる御神水として手水舎にも竜神の口から水が流れ出ています。

上の社(かみのやしろ)

鎮守の杜、御神体山の中腹に鎮座する「上の社」は本殿に向拝を設けており、出雲大神宮本殿を模倣した流造となっています。

一間社としては珍しい構造であり、創建は1813年(文化10)と擬宝珠に刻まれています。

厄災除去のご利益で有名な素戔嗚尊(スサノオノミコト)を御祭神とし、他に八俣大蛇の生贄になっているのを素戔嗚尊に救われた櫛稲田姫尊(クシイナダヒメノミコト)を祀る。

ここは熊本県阿蘇神社と同じく、鳥居が社殿正面ではなく、社殿真横に建っている珍しい社でもあります。

笑殿社(わらへどのしゃ)

商売繁盛の神、また大国主命の御子神でもある事代主命を御祭神としてお祀りしています。

皇孫への国譲りに功績があり、託宣を司る御神徳でも知られています。

「笑殿社」は国譲り以前の国造りに際し大国主命に協力し、共に温泉を衆庶に広めて医薬を教えたという少那毘古名命(スクナヒコナノミコト)も合祀しています。

出雲大神宮へのアクセスと駐車場について

出雲大神宮へのアクセス駐車場についてまとめましたので参考になれば幸いです。

まず駐車場は参拝者専用として出雲大神宮前に数台とすぐ近くの田園方面に100台程度の無料駐車場があります。

大神宮まで徒歩2分と歩いてすぐの距離です。

出雲大神宮へのアクセス無料駐車場があり、車で行くのが便利です。

京都縦貫道・千代川ICを降りてから約10分程度で着きます。

公共交通機関はやや不便ですが、JR亀岡、もしくはJR千代川駅で下車してそこから京都交通のバスに乗って「出雲神社前」まで行きます。

各駅からタクシーを利用するという手もあります。

■出雲大神宮
TEL:0771-24-7799
〒621-0002 京都府亀岡市千歳町出雲無番地
参拝料金 境内自由、御神体山1,000円(たすき)
参拝時間 社務所/9:00~17:00 参拝自由
アクセス ※自家用車が便利
・京都駅よりJR嵯峨野線「亀岡」又は「千代川」下車
・上記各駅下車後、京都交通バス「出雲神社前」下車
・上記各駅下車後、タクシー利用
駐車場  無料駐車場完備

まとめ

今回は日本神話に登場する神々にもゆかりのある「出雲大神宮」の紹介でした。

神の宿る神域があり、境内を参拝して鎮守の杜でパワースポットならではの神聖なパワーを体感できる、京都府亀岡市にある神社です。

境内を巡りながら日本神話に登場する神々を参拝できるのが嬉しいですね。

愛宕山の麓にあり、冬になると雪深いエリアではありますが、秋には見事な紅葉、春には美しいサクラも堪能することができます。

ぜひ、あなたも御神体山まで参拝に訪れて神々のご利益を受けてみては如何でしょうか?


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