安楽寺は京都の紅葉穴場スポット、秋の特別公開を実際訪ねて解った事

京都紅葉めぐり
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京都在住のブロガーKyotaroです。

さて今回は秋の特別公開で「安楽寺」に実際に行ってきた様子を紹介します。

「安楽寺」は哲学の道より山手に位置する山間にひっそり佇む寺院で周辺には法然院や銀閣寺といった有名寺院があります。

安楽寺の山門に近づくと多くの人が山門前に集まっていてやや混雑、密な状態でかなり混みあってる様子。

でも実際に拝観で境内に入ってみると…。詳しく見ていきましょう。

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安楽寺を彩る鮮やかなもみじ、京都の紅葉穴場スポットへ

安楽寺は山号を「住蓮山」といい、京都市左京区鹿ケ谷の山間に佇む小さな寺院です。

周辺には哲学の道を経て「もみじの永観堂」や「南禅寺」「真如堂」「金戒光明寺」、そして「銀閣寺」など京都を代表する紅葉名勝が散在する東山に位置しています。

安楽寺は通常非公開で春は花の季節、夏は7月25日の鹿ケ谷かぼちゃ供養、秋は紅葉シーズンに合わせて土日祝を中心に特別公開が行われます。

今回は紅葉がピークを迎えた「秋の特別公開」へ行って来ましたのでその様子をシェアします。

安楽寺の特別公開、拝観料はいくら?

安楽寺の特別公開時の拝観料は大人500円と通常の特別公開より安い金額となっています。

山門入って左の受付で拝観料を納めてから境内順路に従って拝観をしていきます。

順路に従ってすぐ左に曲がったところに御朱印が頂ける納経所があります。

安楽寺の境内紅葉の見どころ

安楽寺の境内紅葉の見どころを紹介しましょう。

紅葉見頃は例年11月20日を過ぎてから、2023年はやや遅れ気味で12月上旬最初の週末まで紅葉が楽しめそう。

山門付近はまだ青もみじが目立つほどでしたのでまだまだこれから色づく樹々もありました。

山門

茅葺屋根の見事な山門は1892年(明治25)に建立されたもので国の登録有形文化財になっています。

紅葉シーズンは山門までの石段沿いを彩る紅葉がとても美しく、山門の茅葺屋根とのコントラストがとても美しい景観を創りあげています。

ここが境内で唯一混みあってる場所かもしれません。

くさの地蔵

山門から境内入ってすぐの場所にあるのが「くさの地蔵」です。

古来より皮膚病やがんなどの腫瘍、病気平癒にご利益がある地蔵様として信仰を集めてきました。

秋は周囲が紅葉に包まれた幻想的な祠となり、境内に訪れた人々の心を奪うかのような景観がこの辺りは広がります。

毎月2日には地蔵縁日が開催されます。

本堂

本堂は通常の寺院とは建築様式が異なり、もともと常行三昧堂として使用されていた方形裳階造の堂宇を江戸後期にこの地に移築したものです。

御本尊は阿弥陀如来像をお祀りしており、特別公開期間中は本堂にて定期的にご住職から寺院の説明がありますのでぜひ、拝聴しましょう。

書院の額縁庭園

本堂と中庭を挟んだ先にあるのが書院でとても静かな落ち着いた佇まいの数寄屋風の建物となっており、本堂と同じく江戸末期に移築されたものです。

書院の東側には如意ケ岳(右大文字)を借景にした庭園があり、書院から額縁庭園として眺めることができる景観になっています。

書院は二間あり、それぞれにテーブルが置いてあり、ここでゆっくりするのも良し、縁側に座ってのんびり東山の自然に溶け込む庭園を眺めるのも良し、いずれも素晴らしい景観を楽しめます。

特に紅葉に彩られた庭園はいつまでも眺めていたい、そんな気にさせられるほど静かな場所です。

客殿「椛momiji」

書院から南側に回廊で繋がっている建物が客殿とよばれる建物で特別公開期間中は「椛momiji」というカフェとして営業しています。

寺院のなかにあるカフェはとても珍しく、内部も静かで落ち着いた雰囲気になっていてまったり時間を過ごすにはうってつけの場所。

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特別公開で訪れた際はぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

境内庭園

本堂前に広がる境内の庭園も手入れがされていてとても美しい庭園になっています。

佛石やお釈迦さまの足跡、句碑などがあり、周囲の紅葉と庭園の緑、鹿ケ谷の自然が融合した閑静な佇まいの境内を象徴する空間になっています。

まるで時間が止まったような錯覚に気分にさせられます。

安楽寺の由来

安楽寺は鎌倉初期に浄土宗元祖法然上人の弟子、住蓮上人と安楽上人が現在の寺院から東1㎞のあたりに結んだという「鹿ケ谷草庵」に由来します。

山号寺名の由来にもなった住蓮上人、安楽上人は、唐の善導大師の「往生礼讃」に譜曲を附して六時礼讃声明を完成し、この美しい声明に参詣者の中から出家して仏門に入る人もいたほどと云われています。

出家者の中には後鳥羽上皇に女官として仕え寵愛されていた松虫姫十九歳、鈴虫姫十七歳もおられ、両上人の前で剃髪出家、尼僧となられます。

このことに後鳥羽上皇は激怒、住蓮上人、安楽上人は処刑され、その怒りは法然上人にも及び讃岐国(現在の高松市)へ流罪、さらに親鸞聖人は越後国(現在の上越市)へそれぞれ流罪となります。

住蓮上人、安楽上人の亡き後「鹿ケ谷草庵」は荒廃してしまいますが、流罪地より帰郷した法然上人の手によって両上人の菩提を弔うために草庵を復興、「住蓮山安楽寺」と名付けたのが始まりとされます。

その後、天文年間(1532~1555)に現在の場所に本堂が再建、江戸後期には常行三昧堂として使用されていた方形裳階造の堂宇が移築され、今日に至ります。

このように安楽寺の由来となった草庵を結んだ住蓮上人と安楽上人の墓、松虫姫と鈴虫姫の供養塔が今でも境内にあります。

安楽寺は穴場なのになぜ人が多い?秋の特別公開を訪ねて解った事

今回、安楽寺、秋の特別公開を訪ねたのは人混みを避けて、静かで穴場の紅葉名勝を訪ねようと事前にリサーチしてたからですが、実際に安楽寺の近くまで行くと山門前にたくさんの人だかりが出来てました。

遠目に見ると境内に入るのに参拝希望者の長蛇の列のようにも見えましたが、近づくにつれて人々の目当てが紅葉に彩られた山門の美しい景観を写真におさめようとしてるのだとわかりました。

なかなかこれは人が写っていない瞬間を捉えるのは至難の業だということは理解できましたが、三脚を使った人までいるくらい多くの人が山門石段下に集まっていました。

正直、境内拝観のため山門に向かって歩き始めた時、途中止まってKyotaroが写真を撮ろうとした時、それぞれ溜息にも似たプレッシャーがかかるのを感じました。

そう、安楽寺境内を拝観はしないが、山門前で写真だけ撮る人の集まりが出来てる、そういう状況だったわけです。

実際に境内に入ってみると山門前の様子からは信じられないくらい、静かで人も少なく、ゆったり拝観をすることができました。

逆に拝観もしないのに山門前に陣取って写真を撮るために長時間その場に居座り、参拝者に圧力をかける、マナーの悪い人が境内にいなくてよかった、と実感した安楽寺の拝観となりました。

境内はとても静かで心静まる、まさに「鹿ケ谷草庵」というに相応しい寺院でした。

実際に紅葉シーズンに訪ねると写真撮影目的の人で山門前は人が多く感じますが、境内はのんびりゆったりマイペースに拝観ができるスポットになっています。

安楽寺へのアクセスと駐車場について

●住蓮山安楽寺
TEL:075-771-5360
〒606-8422 京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
■拝観料金 ひとり500円(特別拝観)
※秋の特別拝観 11月土日祝、11月18日(土)~12月3日(日)の毎日
■拝観時間 10:00~16:00※11/3のみ15時閉門
■アクセス 主要ターミナルから市バスが便利
・京都駅から市バス5系統乗車「真如堂前」下車、徒歩15分
・四条河原町から市バス203系統乗車「真如堂前」下車、徒歩15分
・四条河原町から市バス5系統乗車「銀閣寺道」下車、徒歩10分
■駐車場  参拝者専用なし


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まとめ

京都の隠れた紅葉名所「安楽寺」の秋の特別公開の様子を紹介させて頂きました。

哲学の道より一本山手を通る通称“隠れ道”に面しており、安楽寺から北へ280m進むと法然院へ辿り着けます。

境内は落ち着いた雰囲気で心静かに本堂をお参りし、書院では如意ケ岳を借景にした額縁庭園を楽しみ、客殿で特別公開期間のみ営業している「椛momiji」カフェでまったりする、そんな楽しみ方ができる寺院です。

一見、人がたくさん来ているように錯覚させられますが、山門の写真目当てで参拝に来ない人がほとんどなので迷わず境内へと進みましょう。

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