“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
今回は「丹後のもみじ寺」として有名な鹿原山金剛院慈恩寺、通称“金剛院”の紹介です。
関西花の寺の第三番札所で“オオデマリ”の花でも知られる寺院ですが、秋の紅葉がとても美しく「隠れた紅葉名所」として人気があります。
日本海に面した港町・舞鶴や天橋立(京都府宮津市)など周辺観光と併せて訪れる人が多い紅葉スポットについてみていきましょう。
金剛院の紅葉見頃と境内見どころについて
京都舞鶴にある金剛院は花の名所としても知られ、関西花の寺二十五ケ所めぐりの第三番札所として有名です。
秋には三重塔を囲むように燃えるような紅葉と本堂周辺を彩る黄金の銀杏が美しいスポットです。
公共交通機関でのアクセスがやや不便なため、紅葉シーズンでも週末を避けるなど行くタイミングと時間帯を選べば、比較的人も少なく絶景をのんびり満喫できます。
金剛院の紅葉見頃は?いつまで楽しめる?
金剛院の紅葉は例年11月中旬頃と言われ、11月10日から一週間程度が見頃です。
京都市内よりも紅葉見頃が一週間から10日は早い印象ですね。
京都府北部、海に近い舞鶴市にあるので秋になると朝晩の冷え込みは京都市内よりも低いせいか、周辺の紅葉スポットより少し早いようです。
2023年は全体的に紅葉見頃を迎えるスポットが多く、京都市内嵐山なども11月中旬には見頃を迎えていました。
そのため2023年の11月20日に訪ねましたが、既にピークは終了しており、三重塔周囲の紅葉は大半が既に落葉していました。
三重塔の美しい紅葉の景観は撮影できませんでしたが、金剛院には銀杏の木もあり、本堂周辺では銀杏の落葉、黄金の絨毯や山門から三重塔へ向かう参道では散紅葉も楽しむことができます。
金剛院は落葉してから一週間程度は散紅葉や銀杏の落葉も楽しめるので11月20日をすぎた25日頃まで楽しめるスポットです。
※紅葉の見頃は、その年の気候状況に左右されるため、お出かけ前に必ず現地情報を確認してからお出かけ下さい。
金剛院の境内見どころについて
紅葉時期の金剛院境内見どころについて紹介します。
見どころとしては三重塔と長い石段の上にある本堂、そして鐘楼です。
また紅葉シーズンならではの撮影スポットは山門から三重塔へ向かう参道の紅葉トンネル、そして境外の公園から眺める三重塔と紅葉のコントラストです。
普通の寺院と違って山麓に境内が広がっており、本堂と鐘楼は崖の上にある、そんなイメージです。
本堂まで上がるとそこから見下ろす形で三重塔と紅葉の景観を楽しむ事ができますのでこちらもおすすめの撮影スポットです。
公共機関でのアクセスが不便な金剛院の行き方について
金剛院は京都府舞鶴市にある日本海に面した街で京都駅からのアクセスは特急列車を利用してもかなり時間がかかります。
さらに金剛院の最寄駅である松尾寺駅からも歩いて30分近くかかり、公共機関でのアクセスは時間もかかり、効率が非常に悪いですね。
反面、舞鶴若狭自動車道の舞鶴東インターから車で10分と非常に便利な位置関係にあり、大阪市内や京都市内から2時間もかからず、行くことができます。
舞鶴東インターを降りて信号を右折、府道28号線を経由して国道27号線を再び右折し、金剛院口交差点を右折して約1㎞走ると金剛院に到着、舞鶴東インターからは約10分程度の道のりです。
効率的に他の観光地や紅葉を巡るのであれば、車でのアクセスがおすすめです。
気になる駐車場も山門目の前にあり、30台程度は止める事ができ、さらに奥の鹿山公園の駐車場もあるので週末をうまく回避すればまず止める事ができます。
また、金剛院に長時間滞在する人も少ないので仮に駐車場がいっぱいでも少し待てばすぐに止める事ができますよ。
2023年11月20日にKyotaroが訪ねた時は日曜日でしたが、見頃を過ぎてた事もあり、山門前の駐車場に待ち時間なく停める事が出来ました。
金剛院へのアクセスと駐車場について
●鹿原山金剛院慈恩寺
TEL:0773-62-1180
〒625-0014 京都府舞鶴市鹿原595
■拝観料金 大人300円 宝物館500円(要予約)
■拝観時間 9:00~16:00
■アクセス ※総体的に見てマイカー利用が便利
・JR小浜線「松尾寺駅」下車、徒歩25分
・JR舞鶴線「東舞鶴駅」下車、京都交通バス(高浜方面行き)「鹿原」下車、徒歩10分
・舞鶴若狭自動車道「舞鶴東」ICから10分
■駐車場 参拝者専用無料駐車場完備
まとめ
今回は「丹後のもみじ寺」こと京都府舞鶴市にある金剛院の紹介でした。
日本海に面した港町・舞鶴にあり、周囲は自然に囲まれたロケーションで国の重要文化財である三重塔のほか、紅葉や雪景色の美しさでも有名です。
舞鶴赤れんが倉庫群や舞鶴引揚記念館、舞鶴港にも近く、また隣の宮津市まで足を延ばせば、日本三景の一つ天橋立など周辺には有名な観光地が盛りだくさんなので車で効率よく巡ることをおすすめします。
紅葉見頃のポイントは京都市内の紅葉名勝より一週間から10日は早くピークを迎えるのを目安に訪ねるとそう大きく見頃を外すことはありませんよ。
ぜひ、あなたもこの秋は舞鶴港や天橋立とともに訪れてみてはいかがでしょうか?
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