宝厳院ライトアップは混雑してるの?嵐山屈指の紅葉名勝を楽しむ方法

京都紅葉めぐり
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

嵐山には数多くの紅葉名勝がありますが、昼間に奥嵯峨方面の紅葉名勝を観賞した後に、夜間ライトアップを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

今回紹介する宝厳院は天龍寺の塔頭寺院として有名ですが、天龍寺とは違い小さな庭園が美しい寺院として有名です。

今回は紅葉の宝厳院ライトアップを楽しむ方法と紅葉見頃のタイミング、滞在時間の目安について紹介します。

Kyotaroは仕事帰りに行って幻想の世界を楽しんできた様子をシェアします。


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宝厳院ライトアップの混雑具合と嵐山屈指の紅葉名勝を楽しむ方法

宝厳院2021年秋の夜間特別拝観が11月13日(土)から12月5日(日)まで開催されています。

気になるのが混雑具合や滞在時間がどれくらい必要なのか?

実際に行ってきたので詳しく紹介します。

宝厳院ライトアップの混雑具合について

宝厳院ライトアップは11月13日(土)から12月5日(日)までの期間中17時30分から20時30分まで開催されます。

日中の特別拝観が17時まででその後、一旦閉門、17時30分から夜間特別拝観となります。

嵐山屈指の紅葉名勝でもあり、阪急や嵐電「嵐山駅」JR「嵯峨嵐山駅」からも歩いて行ける嵐山の中心地にある人気スポットということで紅葉シーズンは多くの人で混雑します。

当然、ライトアップの開門前も行列が出来ることがあるので“もみじの永観堂”や“東福寺”のライトアップのような混雑をイメージされる方も多いようですね。

<永観堂開門前の行列>

今回Kyotaroが訪ねたのは平日、仕事帰り、紅葉も結構色づいてましたが、写真の通りゆったりのんびり楽しむことができました。

紅葉見頃となる11月最終の週末は多少の混雑が予想されますが、それ以外の平日であれば全然混雑を気にすることなく楽しめますよ。

宝厳院の滞在時間はどのくらい必要か?

さてその次に気になるのが拝観所要時間、滞在時間ですね。

同じく“もみじの永観堂”“東福寺”そして“天龍寺”など大本山と呼ばれる寺院規模を想像して1時間前後の拝観滞在時間が必要なのか?

よく質問を受けますが、宝厳院ライトアップの拝観は30分の滞在時間があれば充分に楽しむことができます。

また先ほど紹介した通り、嵐山屈指の紅葉名勝ということもあり、昼間の特別拝観は結構混雑しますが、夜間はそこまで混雑することもないので自分のペースで紅葉ライトアップを楽しめます。

宝厳院は昼間と夜間のどちらがおすすめ?

嵐山屈指の紅葉名勝である宝厳院は昼間と夜間の特別拝観、どっちがおすすめなのか?

好みは人それぞれあると思うので一概に言えませんが、Kyotaro個人的な見解では「夜間特別拝観」をおすすめします。

理由はふたつあって、一つ目は奥嵯峨と嵐山の他の紅葉名勝を日中、たっぷり楽しんで頂きたい、と思うからです。

奥嵯峨にある「常寂光寺」「二尊院」「祇王寺」はそれぞれ紅葉の趣が異なる寺院で美しく見事な紅葉をそれぞれ楽しむことができます。

また嵐山では天龍寺や大河内山荘など日中に楽しんで頂きたい紅葉名勝があり、昼間はこれら名勝の拝観に時間を使うといいです。

夕方17時30分になるとこの時期はすでに真っ暗になるので宝厳院ライトアップを充分に楽しむことができるので30分程度拝観しても18時すぎに拝観を終える事が可能です。

二つ目の理由として宝厳院は小さな庭園で紅葉を拝観するから。

宝厳院は「常寂光寺のもみじ廻廊」「二尊院の紅葉の馬場」「祇王寺の敷きもみじ」と比べるとやや規模が小さい寺院なんですね。

そのため日中に拝観するより、ライトアップされる夜間特別拝観の方がより幻想的に宝厳院の庭園を楽しめるから。

宝厳院ライトアップの見どころ、幻想的な景観

では実際に宝厳院の夜間特別拝観へ行ってきた際のライトアップされた庭園の様子を紹介します。

11月といえこの時期になると嵐山の夜はとても寒くなるので防寒対策はしっかりしていきましょう。

山門

境内南東に位置する茅葺屋根の山門は寺院というより、邸宅の玄関を想起させる佇まいとなっています。

自然との調和を意識した佇まいで嵐山の景観に溶け込んだ光景となっています。

ライトアップされるとより境内の幻想世界への期待が高まる景観となります。

獅子吼の庭

名勝嵐山を借景にした「借景回遊式庭園」で宝厳院を代表する文化遺産として有名。

新緑の季節、紅葉の季節を彩る楓の樹々と青苔が広がり、嵐山の借景、自然と融合した名園です。

「獅子吼の庭」の見どころを紹介します。

宝厳院垣

竹の小枝を下向きに重ねて造られた垣で上部に屋根を付けているのが宝厳院独特の造りのため「宝厳院垣」と呼ばれています。

獅子吼の庭には他にも豊丸垣もあり、独特の造りを見ることができます。

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三尊石・苦海・獣石

獅子の咆哮に諭され、先を競って苦海を渡り、釈迦如来(三尊石)のもとに説法を拝聴しに行く獣(十二支)を表した庭園の石群。

諸人には苦海を渡り切れないことから手前には舟石を配して万全を期しています。

朧門瀑

朧門瀑とは中国の黄河中流にある滝で激流を登り切った鯉が龍になるという伝説の登龍門を表現した石積み。

禅宗修行僧にとって心の支え、励みとなるシンボルでもあります。

碧岩

約2億年前の海底に堆積した微生物やプランクトンが水圧で圧縮されてできた「岩石(チャート)」。

大堰川上流や龍安寺の山手でも産出されていることで知られ、パワーストーンマニアに人気のスポットとなっており、パワーを授かるため多くのリピーターが訪れるという。

獅子岩

碧岩と石質が同じ「岩石(チャート)」で獅子の横顔に似てることから「獅子岩」の名が付いた。

1799年(寛政11)発行の「都林泉名勝図鑑」に記載があることで知られ、当時から存在していたことが確認されています。

獅子吼の庭の青苔

新緑の季節も秋紅葉の季節も青々とした絨毯のように広がる「青苔」。

特に紅葉時期の“もみじとのコントラスト”が美しく、秋の特別拝観後半、12月上旬には散紅葉を楽しむこともできます。

宝厳院本堂

御本尊は十一面観音、脇仏に三十三体の観世音菩薩や地蔵菩薩が祀られています。

地蔵菩薩はかつて足利尊氏が信仰したという寺伝があり、西国三十三ケ所巡礼に等しい功徳が得られるとして有名です。

無礙光堂(永代供養堂)

宝厳院の永代供養堂で紅葉に囲まれた幻想的なライトアップが絵になります。

阿弥陀如来が放つ「十二光」のひとつである「無礙光」がお堂の名前の由来になっています。

青嶂軒(茶席)

大正時代に建てられた建造物で現在のものは2003年に修復された建物です。

月灯りがこうこうと照らす光景が絵になります。

紅葉のトンネル

山門前から真っすぐ伸びる、境内出口へと続く参道。

両脇に楓の樹々が植えられており、晩秋には美しい紅葉のトンネルを楽しむことができます。

ライトアップは特におすすめで一筋の光に導かれた美しい景観が目の前に広がります。

宝厳院へのアクセスと駐車場について

●大亀山宝厳院(だいきざんほうごんいん)
TEL:075-861-0091
〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
■入場時間 9:00~17:00
■入場料金 庭園500円 本堂500円 夜間600円
※小中学生は各300円
■アクセス JR・嵐電・阪急が便利
・京都駅よりJR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約15分
・四条大宮より京福電鉄(嵐電)「嵐山駅」下車、徒歩約5分
・大阪方面より阪急電鉄嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩約12分
・市バス&京都バス「嵐山天龍寺前」下車、徒歩約5分
■駐車場  専用駐車場なし※嵐山市営駐車場、コインパークを利用


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まとめ

宝厳院ライトアップの楽しみ方、見どころを紹介させて頂きました。

人気のスポットですが、テレビでも紹介されるほど夜間ライトアップの時間帯に拝観するのがおすすめです。

一部、LEDによる演出もあり、年々美しさの趣向が凝らされ、単なるライトアップとは違った幻想的な景観が心を癒してくれます。

紅葉見頃は11月27、28日の最後の週末前後で12月には散紅葉が楽しめそうです。

例年より見頃が早いと思われましたが、例年通りの見頃を迎えている嵐山、宝厳院の紅葉時期の見どころについてシェアさせて頂きました。

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