真如堂は京都屈指の紅葉名勝、借景庭園と三重塔に色づくもみじを観賞

京都紅葉めぐり
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京都大好きサラリーマン・ブロガーのKyotaroです。

秋も深まり11月も後半3連休となり、京都各所の紅葉がピークを迎える週になりました。

京都東山の紅葉名勝で待ちに待った「真如堂」の庭園と本堂拝観が11月1日より再開されましたので早速、行って来ました。

普段は静かな寺院も秋になると多くの人が参拝ともみじ観賞に訪れます。

真如堂、ふたつの庭園と境内見どころについて紹介します。

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真如堂、真正極楽寺の紅葉見どころ

“真如堂”は正式名称を「真正極楽寺」という天台宗の寺院です。

秋になると境内は紅葉で色づき始め、三重塔付近の花の木から本堂へと色づき始めて行きます。

シーズン終盤(12月上旬)には本堂裏で紅葉が真っ赤な絨毯のように敷き詰められた“敷き紅葉”を楽しむことができます。

真如堂の由来

“真如堂”の由来は984年(永観2)に比叡山延暦寺の僧・戒算上人が延暦寺常行堂にあった阿弥陀如来像を東三条院藤原詮子の離宮に移したのが始まりと云われます。
※東三条院藤原詮子は一条天皇の母であり、藤原道長の姉

もともとは現在地より東北に位置していましたが、応仁の乱で荒廃後、各地転々とした後に現在地に1693年(元禄6)再建されました。

本堂は重要文化財に指定され、1717年(享保2)の上棟で京都市内における天台宗寺院の本堂としては最大規模を誇り、御本尊は阿弥陀如来立像が祀られています。

御本尊は「うなずきの弥陀」とも呼ばれ、年に一度11月15日にのみ開帳されることで有名。

真如堂の紅葉見どころ

境内にある紅葉見どころについて紹介します。

真如堂は普段は参拝者もそう多くない寺院ですが、春の桜、秋の紅葉シーズンはお花見やもみじを見に来る観光客で賑わいます。

境内は自由に拝観でき、特に紅葉見どころである、総門から参道の紅葉、三重塔付近の花の木の紅葉、本堂周辺の紅葉、そして本堂裏の散りもみじの絨毯“敷き紅葉”が見どころ。

特に紅葉に囲まれた三重塔、シーズン終盤に訪れる散りもみじが絨毯のように境内・本堂裏に敷き詰られた光景はインスタ映えスポットとして人気があります。

本堂裏側の薬師堂付近の紅葉が美しく、またこのあたりは静かで東山の眺望も楽しめますのでおすすめの隠れスポットです。

真如堂の有料ゾーンとは?

今回、Kyotaroが真如堂で見てみたかったのが“涅槃の庭”で、東山を借景にした美しい庭園拝観を目的にやってきました。

秋になるとこの借景庭園は紅葉に彩られ、東山の紅葉が映える絶景が楽しめる、京都の数ある庭園のなかでも大好きなスポットのひとつです。

真如堂境内の三重塔、本堂、本堂裏まで拝観料なしで自由に拝観できますが、書院とともに庭園は有料エリアとなり1,000円の志納金が必要となります。

借景庭園“涅槃の庭”の他に“隨縁の庭”や書院の襖絵など見どころがまだまだあります。

書院の襖絵が実は凄い?

書院では“涅槃の庭”を望む三間では目の前に広がる借景庭園に心を奪われがちですが、ふと振り返ると“孔雀”“鶴”“松”が描かれた見事な襖絵も見逃せません。

また円山応挙の流れを汲む4つに仕切られた「四季殿」には春夏秋冬の情景が描かれた襖絵もあります。

“涅槃の庭”を望む三間にわたる襖絵は四条派の流れを汲む前川文嶺・孝嶺親子よるもので「四季殿」の襖絵は国井(円山)応祥によるもので、いずれも巨匠による絵画です。


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真如堂の借景庭園“涅槃の庭”と三重塔に色づくもみじを堪能

真如堂の紅葉を楽しむに際して最も印象に残るのが“涅槃の庭”と“三重塔”に色づくもみじでしょう。

他にも境内には紅葉の他にも見どころがたくさんあるので、ぜひゆっくり歩いて回りたいですね。

総門

「総門」は丸太町通りより住宅街に入り、金戒光明寺山門前を通り過ぎて北方面へとひたすら歩くと辿り着きますが、一本道ではないのでグーグルマップなどを参照に。

赤い楼門のような造りで“真如堂”の石碑が建っており、総門を潜ってすぐに駐車場がありますが、あくまで寺院参拝者用駐車場のようで観光用の駐車場ではありません。

訪れた時は総門前、総門先の参道の紅葉が色づき始めを迎えていました。

三重塔

緩やかな登り参道を進むと右手に茶処(休憩所)、左手に三重塔が見えてきます。

紅葉の木々に囲まれた三重塔真下のアングルから写真を撮るのが一般的のようですが、撮るなら朝いちばんか、午後3時以降がおすすめ。

それ以外、昼間の時間は逆光になり、鮮やかな紅葉、三重塔も真っ暗に写ってしまいます。

あと午前中であれば本堂南側の軒差しからだと三重塔が綺麗に撮ることができます。

本堂

「本堂」は通常の拝観であれば無料で参拝ができますが、左く奥手の内陣は書院・庭園志納金を払わないと入ることが出来ません。

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御本尊は阿弥陀如来立像で他に不動明王、千手観音をお祀りしています。

京都市内の天台宗寺院の本堂としては最大であり、7間4面総欅、本瓦葺の入母屋造で内陣は金箔の天蓋、瓔珞で厳かに装飾されています。

書院への廻廊

書院への廻廊は初秋から秋にかけてはそよ風が心地よい空間が広がります。

本堂裏側の美しい自然に囲まれた景観で新緑の燃えるような緑、秋には色づき始めた紅葉の絶景が広がります。

書院・庭園(有料)

有料ゾーンのメインとなるのがふたつの庭園と書院。

ふたつの庭園とは“涅槃の庭”と“隨縁の庭”で前者が東山を借景とした借景庭園、後者は2010年作庭と歴史が浅く、三井家家紋である四ツ目に因んだデザインとなっています。

“隨縁”とはすなわち事象が縁に因って様々な表現をすることを指し、幾何学的な隨縁が庭園に広がり、“涅槃の庭”とは対照的な庭園となっています。

“涅槃の庭”の前にある三間の書院は本当に静かで目の前に広がる庭園、さらにその後方に広がる東山如意ヶ嶽の借景を楽しみながら人が来なければ20~30分は座ってられます。

書院の襖絵

“涅槃の庭”の前にある三間の書院の襖絵には“孔雀”“鶴”“松”が描かれており、いずれも四条派の流れを汲む明治期に活躍した前川文嶺・孝嶺親子よるものです。

また書院内にある「四季殿」という4つ目の間もあるのですが、こちらは田の字に仕切られた4つの間から成り、春夏秋冬の間という名称が各間に付けられています。

春の間には春の情景が、夏の間には夏の情景、秋の間には秋の情景、冬の間には冬の情景と四季折々の情景がそれぞれ描かれています。

いずれも円山派絵画の鑑定者として有名な国井(円山)応祥による襖絵です。

阿弥陀如来露仏

本堂の南側にある阿弥陀如来像で江戸時代に木食正禅養阿上人が建立したと云われます。

功徳日参りを3年3ケ月間続けることで無病息災、家運隆盛、祈願成就のご利益を授かることができます。

薬師堂

本堂の裏に建ち、病気平癒のご利益があり、堂内には薬師如来像をお祀りしています。

薬師堂周辺からは東山如意ヶ嶽を眺望することができ、紅葉シーズン終盤には散ったもみじが周辺を覆いつくす“敷き紅葉”を楽しむこともできます。

静かな雰囲気に包まれた趣のあるお堂です。

京都・映画誕生の碑

歌舞伎の劇映画化先駆者である牧野省三氏が京都で映画が創られて100年の節目に「真如堂」境内にて第一作「本能寺合戦」を撮影したことを記念した石碑。

京都で益々の映画発展を祈念し「神聖極楽寺・真如堂」の境内に“京都・映画生誕の地の碑”が建立されたのです。

場所は本堂の左手に建っていますのですぐわかると思います。

真如堂へのアクセスと駐車場について

■真正極楽寺(真如堂)
TEL:075-771-0915
〒606-8414 京都府京都市左京区浄土寺真如町82
拝観料金 境内自由※書院・庭園1,000円
拝観時間 9:00~16:00(受付15:45迄)
※行事で拝観を休止・制限する場合あり。
アクセス 市バス「錦林車庫前」より徒歩8分
・JR京都駅より市バス5・17・100系統「錦林車庫前」
・四条河原町より市バス5・17系統「錦林車庫前」
・出町柳より市バス17・102・203系統「錦林車庫前」
・京阪電鉄・神宮丸太町駅より徒歩20分
駐車場  参拝者専用あるが観光用なし
※総門に隣接してコインパークあり
※紅葉シーズンの自家用車利用はやめましょう


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まとめ

京都東山の紅葉名勝「真如堂」の紹介でした。

特に書院・庭園と本堂の拝観が2020年は新型コロナウイルス感染予防の観点から拝観休止となっていましたが、11月1日より拝観が再開されました。

秋には境内が真紅に染まる、京都でも屈指の紅葉の名所として人気があります。

また、周辺には哲学の道、法然院、銀閣寺、金戒光明寺、平安神宮、もみじの永観堂、南禅寺などがあり、東山散策を楽しめるロケーションとなっています。

最寄バス停が「錦林車庫前」となっており、総門とは反対方向から「真如堂」に入ることになるので注意しましょう。

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