清水寺「平成の大修理」はいつまで?本堂檜皮屋根葺き替え工事が完了

神社仏閣(観光)

京都在住のブロガーKyotaroです。

今回は京都観光の代名詞、修学旅行の聖地ともいわれる「清水寺」の紹介です。

平成の大修理」が始まり、かれこれ10年以上経ちましたが、今回本堂の屋根の葺き替え工事が完了したとのことで張り切って拝観に行って来ました。

そしたら「あれ?まだ工事終わってないところあるんや」「まだ工事してるんや」

そう「平成の大修理」はまだ続いてたのです。久しぶりに拝観してきた感想と見どころをまとめました。


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清水寺「平成の大修理」はいつからいつまで?

清水寺の「平成の大修理」とは2008年(平成20)2月から2021年(令和3)3月にかけて行われる総工期11ケ年、総予算40億の一大プロジェクトです。

清水寺境内にある9つもの堂舎改修工事が進められ、いよいよ2020年2月に国宝である本堂の檜皮屋根葺き替え工事が完了してクライマックスを迎えたのです。

工期も2008年2月に始まり、今年2月の本堂の檜皮屋根葺き替えが完成するまでちょうど12年と非常に長い月日をかけてきました。(※本堂の改修工事着工は2017年2月より)

清水寺境内の8つの重要文化財から順番に最後は国宝である本堂にある「清水の舞台」が大ラスとなりました。

平成の大修理」といいながら時代は「令和」へと変わり、平成から令和にかけてのまさにビッグプロジェクトとなったのです。

馬駐/北総門(2010年完工)

朝倉堂/子安塔(2013年3月完工)

阿弥陀堂/奥の院(2013年3月着工)

轟門/釈迦堂馬駐/北総門(2010年完工)

朝倉堂/子安塔(2013年3月完工)

轟門/釈迦堂(2016年7月完工)

本堂※屋根の吹き替え(2020年2月完工)

平成の大修理」といいながらついに時代は「令和」となり、まさに「平成から令和への大改修工事」となりました。

本堂の檜皮屋根は葺き替えが終わり、久しぶりに全景を奥之院から眺めましたが鮮やかな姿を拝観することができました。

清水寺の本堂檜皮屋根葺き替え工事完了、清水の舞台は?


2月頃からの新型コロナウィルス感染拡大により、なかなか行けずにいたのですが、京都府の緊急事態宣言解除に伴い、6月になってから久しぶりに拝観に行って来ました。

清水寺の本堂檜皮屋根葺き替え工事が今年2月に完了したことはニュース等で知っていましたが、平成の大修理」すべてが完了した、と勘違いしており…。

実際に清水寺の本殿に行ってみると檜皮屋根は見事、綺麗になってたのですが「清水の舞台」にやはり違和感があり「まだ工事をしているではないか?」

そう「清水の舞台」はまだ工事が続いていたのです。確かに工期予定は2021年3月までとなってますので当然といえば当然、Kyotaroの勘違いと言えば勘違いでした。

平成の大修理」残るは本堂にある有名な「清水の舞台」です。当初は白アリの被害で騒然となりましたが、現在も着々と完工に向けてクライマックスを迎えています。

2019年正月に訪れた時は本殿前の「清水の舞台」すべてを覆いつくすほどの工事カバーが架けられてたのですが、2020年6月現在は本殿の全景がほぼ見えるまでになっています。

あともう少し、2008年2月から始まった「平成の大修理」も残すところ約半年となって来ました。

今しか見れない「清水の舞台」、あなたも見に来ませんか?

清水寺境内の見どころについて

さて、現在の清水寺の堂舎のほとんどが実は1629年(寛永6)の大火で焼亡しており、1633年(寛永10)に再建された建物ばかりです。

徳川3代将軍・家光公の時代に家光公の妹にあたる「東福門院(後水尾天皇の妻)」の発願、家光公の資金援助により、再建が実現したといいます。

「清水の舞台」支柱はケヤキを使用、その耐用年数はなんと800年といいます。

ですが、年間を通じ大勢の参拝客が「清水の舞台」を訪れ日当たり何万人もの参拝者を支柱は支えてきており、老朽化も一気に進むわけですね。

1633年に再建されてから400年近くの間、清水寺は修理を重ねて来ましたが「清水の舞台」始め、あちらこちらで老朽化が進み、この度「平成の大修理」となったわけです。

清水寺境内の見どころについてまとめました。

仁王門

五条坂参道から清水寺に到着したことを知らせてくれる威風堂々たる仁王門。

15世紀半ばの戦により焼失、16世紀に再建され2003年に解体修理が完了し、再建当時の特徴をそのまま残す楼門として重要文化財に指定。

西門

1629年(寛永6)の大火により焼亡、1631年(寛永8)に再建されたのが現在の西門で重要文化財に指定。。

ここから眺める眺望は絶景で西山連山から京都市街、そして京都北西にある愛宕山まで見渡すことができます。

境内側から西門を通して眺める夕陽の名所でもあり、極楽浄土に往生する入口門、浄土を観想する「日想観(にっそうかん)」の場所になっています。

三重塔

高さ31mで三重塔としては国内最大級。京都の街中からそびえ立つ姿を望むことができ、清水寺がどこにあるかがすぐわかるシンボル塔でもあります。

塔内には大日如来像、四方の壁に真言八祖像が祀られており、天井や支柱には密教仏画のほか、飛天や龍の絵が極彩色で描かれており、国の重要文化財に指定。

鐘楼

清水寺の鐘楼は変わったデザインで牡丹彫刻の懸魚、菊花彫刻の蟇股、四本の柱の先には獏と像の木鼻など色彩鮮やかな桃山建築様式が目を引きます。

平安期に建造、1607年に現在の場所に再建、移築されたと云われます。

随求堂

清水寺入口にある「胎内めぐり」が体験できるお堂として有名。御本尊は大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)、他にも縁結び、安産、子育てにご利益があるという神仏もお祀りしています。

※2020年3月より新型コロナウィルス感染拡大防止のために一時的に中止されています。拝観時にホームページ等で確認をしてからおでかけ下さい。

経堂

平安時代中期には全国から学問僧が集まる講堂として知られ、一切経が所蔵されており、隆盛を極めましたが、平安以降一切経は伝来せず、記録からは消滅。

境内入口付近にあり、通過する建物で確かにそこまでの存在感はありません。

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堂内には釈迦三尊像を祀り、鏡天井には墨絵の見事な「円龍」(岡村信基筆)が描かれています。毎年2月15日には涅槃会が行われている。

本堂


1629年(寛永6)の大火で焼亡、1633年(寛永10)に再建された木造建築で「清水の舞台」がある事でも有名。

御本尊は千手観音菩薩像を祀り、堂内には靴を脱いであがることができ、暗がりの中を大勢の参拝客が訪れ、心静かにお参りをされます。

本堂入口にて愛嬌のある「出世大黒天」がお出迎えしてくれます。

阿弥陀堂

浄土宗の開祖である法然上人が日本で始めて常行念仏道場とした場所であり、現在も法然上人二十五霊場のひとつとして大勢の参拝者が訪れます。

入母屋造りの浅瓦葺建築様式で御本尊は阿弥陀如来像を祀ります。重要文化財に指定。

奥之院

奥之院前にも舞台があり、本堂越しに京都市街地を眺め、音羽の滝の真上に建つ立地で清水寺のなかでも有数のシャッターポイント。

本堂と同じく1629年(寛永6)の大火で焼亡、1633年(寛永10)に再建された懸造りで重要文化財に指定。

音羽の滝

清水寺の寺名の由来にもなったという滝でここからこんこんと湧き出る清水は「金色水」「延命水」とも呼ばれ、古来より清めの水として尊ばれてた歴史があります。

3筋に分かれて落ちる「三条の滝」にはそれぞれご利益があり、向かって左側(清水舞台側)から「学問成就」「恋愛成就」「延命長寿」のご利益がそれぞれあると言います。

子安塔

奥之院を過ぎて音羽の滝に向かう下り坂の折り返し地点付近に子安塔へ通じる石段があるのでそこから上がっていきます。

本堂、清水の舞台とは正対する高台にあり、ここから本堂、三重塔、西門の姿を同じ目線で写真納めることができます。

人の多い本堂、清水の舞台とは対照的にこの辺りは静寂に包まれ、鶯の鳴き声が山中に響いてました。

ホーホー、ホケキョ♪
音羽山に鳴り響く鶯の声

 

最後は下から「清水の舞台」を眺めるのですが、まだ工事中(2020年6月現在)のため、工事用ネットが張られた状態です。

2019年の正月詣での時より重装感はなくなってましたので、工事完了までもう少しといったところまで来ています。

新緑が美しい季節ですので青々としたグリーンシャワーに見送られて境内を後にしました。

清水寺へのアクセスと駐車場について

■音羽山清水寺
TEL:075-551-1234
〒605-0862 京都府京都市東山区清水294
拝観時間 6:00~18:00 ※7・8月は18:30まで
拝観料金 高校生以上400円 小中学生200円
アクセス 最寄駅の「清水五条駅」から徒歩25分
・京阪京都線「清水五条駅」下車、徒歩25分
・市バス「京都駅」発206系統「五条坂」下車、徒歩10分
・四条河原町から207系統「清水道」下車、徒歩10分
駐車場 なし ※市営駐車場、コインパーク利用

まとめ

京都修学旅行の聖地、京都観光の人気ランキング一位、二位を常に争う「音羽山清水寺」の紹介でした。

平成から令和へ時代を跨いだ「平成の大修理」も残すところ、あと半年近くになり、「清水の舞台」が完工すれば、全ての工事が終了となるようです。

今回訪ねてみて、久しぶりに拝観した本殿全景はとても勇壮な姿であり、京都を代表する建造物であることを再認識させられました。

今しか見れない「清水の舞台」もあと半年で「平成の大修理」全てが終了するようなので、今だからこそ行くのも一生の思い出としていいかもしれませんね。


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