京都和束「dan dan cafe」は石寺の茶畑を眺めるインスタ映えの超穴場

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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

京都宇治茶の主産地として有名な京都府和束町は「茶源郷」と呼ばれるほど辺り一面に茶畑が広がる、すがすがしい空気と自然に囲まれたエリア。

そんな和束町にお茶の段々畑を眺めながらランチ&ティータイムを楽しめるカフェが2年前にオープンしました。

以前からカフェ好きのKyotaroは気になってしましたが、今回初めて行ってきましたのでその時の様子と感想をシェアします。


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京都府和束町「石寺の茶畑」を眺める絶景カフェ「dandancafe」

京都府和束町と聞いてもピンと来ない人も多いのではないでしょうか?

京都府和束町は京都の遥か南に位置し、京都中心地よりは奈良の方が近いエリアになります。

Kyotaroはかつて営業所勤務の時、この辺りまでよく旅行のセールスに来ていました。

茶畑農家の方が多いので新茶摘みの季節が終わると一斉に旅行を近所ぐるみの団体でして頂ける、ありがたいお話を結構頂きにいってました。

当時から新緑の季節になると美しい段々の茶畑が映える、自然豊かな地域でしたが、そんな「和束町の茶畑景観」が2015年に文化庁から「日本遺産」に選定されたのです。

それから4年後、2019年4月19日に和束町「石寺の茶畑」が一望できる場所に絶景カフェ「dandancafe」がオープンしました。

以前からSNSで投稿されてるのを見て気になってしましたが、今回初めて訪ねて来ましたのでその様子と感想をシェアします。

目の前に「石寺の茶畑」が広がる「dandancafe」

国道163号線から和束町方面へ府道5号線に入り、5分ほどで「dandancafe」の看板に従い、農道に入って行きます。

もちろん、車で上がっていけるのですが、道幅が所々狭い箇所があるので対向車に注意が必要です。

2,3分ほど農道を上がっていくと「石寺の茶畑」が一望できる場所に辿り着きます。

「石寺の茶畑」が一望できる視界が開けるとすぐ右手に「dandancafe」が見えてきます。

店名には、茶畑の“段々”と出雲の方言でありがとうを意味する“だんだん”そして“だんだん”より良い店を目指していく、という願いが込められているとか。

よくこの場所にカフェを建てたなぁ、という立地で目の前にまるで“絵はがき”の世界のような段々の茶畑が広がるのどかな風景が一望できます。

店内は広くありませんが、ガラス張りの窓際席の向こうには絶景が広がり、のどかな風景を眺めながらのんびり過ごすことができます。

姉弟でカフェを営まれており、この土地の地主である弟さん、そして飲食業をしておられたお姉さんとで地元の方々に理解を得ながら、カフェをオープンされたとのことです。

店舗向かい側には駐車場(8台程度)があり、店舗に隣接してサイクリスト用の自転車置き場も設置されてるのが嬉しいですね。

dandancafeは予約したほうが良い?おすすめ時間帯は?

「dandancafe」には11時から14時まで「ランチタイム」が設定されており、Kyotaroが訪ねた日も平日でしたが4組のランチ予約が入ってました。

結構、人気があり駐車場を見ても他府県ナンバーの車が来られてました。

田舎の穴場とは言うもののSNSですぐに拡散される時代ですから、ランチを希望される場合は予め予約して行かれた方がいいでしょう。

おすすめの時間帯はOPEN直後の10時すぎ、もしくは15時以降がおすすめで、Kyotaroは10時の開店直後に行ったら待ち時間なしで入れました。

今回はティータイムで行ったのでKyotaroはホットコーヒーとジェラートのダブルチョイス(柚子シャーベット&抹茶)を注文しました。

柚子の甘酸っぱさと抹茶独特のビターな甘さ、これがまた相性がいいんですよね。

「石寺の茶畑」絶景を眺めながら美味しいジェラート、大好きなコーヒーを楽しむ、最高に贅沢な時間でした。

席はカウンターの窓際が4席、テーブル2名掛けが4組分と店内は全12席、店外にはテラス席もありそちらはカップル2組分4席となっています。

dandancafeの気になるメニューについて

「dandancafe」の気になるメニューを紹介します。

やはり名物は“春夏限定”のすべて和束産の抹茶を使用した「茶畑パフェ(数量限定)」で女性に大人気のようですね。

この「茶畑パフェ」と絶景を写真におさめて“インスタ映え”を狙う人が多いようです。

Kyotaroが訪ねた時も隣でひとりで来てた“お姉さん”がカメラで一生懸命、角度調整して写真を撮っておられました。「すげー!」

他にも「本日のケーキ」「抹茶プリン」「ジェラート」などデザート、ドリンクは有機コーヒー、和紅茶、グリーンティー、お抹茶(和菓子付)など。

また和束茶と4種のハーブのオリジナルブレンド、煎茶の体験ドリンクなどもあります。

ランチメニューは3種類、日替わり定食スタイルの「dandanごはん」、毎日提供されてる「オムライス」「ドライカレー」でプラス165円でミニコーヒー、和紅茶とのセットもできます。

白栖・石寺の茶畑

“お茶の京都”と言われるくらい、京都の「宇治茶」は有名であり、京都府宇治市だけでなく、宇治田原町、和束町などが産地として有名です。

特に和束町は“宇治茶の主産地”とも言われており、春になると和束の町は西から東へと順番に暖かくなります。

和束町の西に位置する「白栖・石寺の茶畑」は“早場(はやば)”と呼ばれ、4月下旬から新茶摘みが始まるのです。

和束町では近代的な農整備がなされており、“空まで続く茶畑”の絶景が見ることができることから文化庁選定の「日本遺産」となっています。

「和束茶カフェ」にも行って“茶源郷カフェめぐり”を満喫

「dandancafe」から車でさらに和束町方面へ府道5号線を進めていくこと約5分。

「和束山の家」バス停がある信号交差点を左折してすぐのところに「和束茶カフェ(駐車場完備50台程度)」があります。

ここはカフェとお茶の駅(売店)が併設された施設でメインは和束茶の販売を行っている売店となります。

和束町は行ってみるとわかるのですが、サイクリストが非常に多く、その休憩所としてこの辺りのお洒落な開放的なカフェが人気があるようですね。

「お茶の駅和束」にはレンタサイクル(1日1,000円)もあり、自転車でのんびり回ることを推奨しておられますが、茶畑って結構、山の上にあるのでチャリは大変だと思います。。

ここでもせっかくなので「和束茶カフェ」で本場のお茶を堪能してきました。

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「和束茶カフェ」で本場のお茶を楽しむ

「お茶の駅和束」の売店レジ横には「和束茶カフェ」への入口があります。

レジでカフェ利用の旨を伝えると案内して頂けます。

ここは普通のカフェで絶景とかはありません。

今回Kyotaroは「抹茶ぜんざい(特上ほうじ茶付き)」を注文しました。

抹茶を点てて作ったというぜんざいは程よい甘さで小豆との相性も抜群で“大人の味”といったところでしょうか?

またほろ苦い「特上ほうじ茶」も口直しにちょうど良いバランスで楽しむことができましたのでぜひ、こちらでは「抹茶ぜんざい」をおすすめします。

他にも「茶源郷アイス(抹茶味・ほうじ茶味)」や「抹茶シフォンケーキ」などのスイーツ、玉露やかぶせ茶など「急須で飲むお茶」や煎茶やかぶせ茶、和紅茶3種飲み比べセット、ドリンクメニューも豊富で「抹茶ラテ」「和紅茶」のほか、「抹茶(ようかん付き)」などが楽しめます。

天空カフェとは?


「和束茶カフェ」の系列施設で「天空カフェ」があります。

場所は「和束茶カフェ」から車で数分の和束町運動公園内、山のてっぺんにある山小屋が「天空カフェ」と呼ばれる個室になっています。

「天空カフェ」からは和束町を一望することができますが、貸切個室としての利用がメインとなってますので「和束茶カフェ」で受付を済ませ、鍵を受け取らないと行けません。

直接行っても利用することはできないので注意しましょう。

京都東山の高台寺茶室「傘亭」をモチーフにして京都府産のヒノキや杉を使って建てられた茶室とのことですが、どちらかというと見た目はウッディーハウスです。

利用料は60分一人当たり500円(小学生以下は無料)で先着順となっていますが予約もできます(最大定員8名・ドリンクは持ち込み)。

お茶の駅和束で本場のお茶ショッピング

「お茶の駅和束」はお茶だけでも140種、産地直送の厳選されたお茶をお得に購入することができるショップです。

お気に入りの銘柄を探すのもショッピングの楽しみのひとつですし、詳しくわからなければ店員さんに聞けば丁寧に教えて頂けます。

お土産で有名、一押しはTBS系「めし友グランプリ」の近畿ブロック代表にも選ばれた「お茶の佃煮」が有名ですね。

他にも「お茶のクッキー」「お茶のアイスクリーム」など和束産お茶を使用した製品から「抹茶碗」まで品数が豊富に販売されています。

一坪茶屋

「お茶の駅和束」には「一坪茶屋」という一坪の広さの箱の中に閉じ込められた「円形茶園」の展示がされています。

入口から左手前方(トイレ方向)に進んだ所にあります。

和束町の美しい茶畑の象徴的シンボルでもある「原山地区の円形茶園」をモチーフとした一坪立方体の茶室の中に大らかな斜面を再現した模型。

京都工芸繊維大学によるものらしく、和束杉の合板を使用しており、内部の見学もできますが、ひとりしか入れません。

Japanese tea cafe YAMAJIN

「和束山の家」バス停の交差点からすぐの場所にあるカフェ。

サイクリストに人気があり、野外席で過ごすことやソフトクリームのテイクアウトも可能。

かつてはウッドデッキメインの開放的なカフェだったようですが、現在はウッドデッキ部分に屋根ができて店舗型のスタイルに変わっています。

「ほうじ茶ゼリー」が一押しメニューで一煎お茶セットは若葉摘み煎茶「ののか」が人気だとか。

ちなみに「ののか」は店主のお孫さんの名前らしいですね。

駐車場もあるので気軽に立寄れるカフェです。

dandancafeへのアクセスと駐車場について

●dandancafe
TEL:0774-66-1185
〒619-1221 京都府相楽郡和束町石寺東谷1-1
営業時間 10:00~16:00
定休日  火曜、水曜日
アクセス かなり不便、車がおすすめ
・JR関西本線「加茂駅」下車、奈良交通乗継ぎ
・奈良交通・和束町小杉方面「和束高橋」下車、徒歩8分
駐車場  専用駐車場完備8台


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まとめ

今回は京都府和束町にあるdandancafeの紹介をさせて頂きました。

絶景カフェといえば海辺のカフェが多いイメージですが、このような山間にある段々畑の光景を眺めながらのんびりできるカフェも珍しいですね。

場所的には茶畑のある和束町の山奥にあるカフェなのですが、その人気度はかなりのものでもはや「穴場」ではなく、れっきとした「名所」になりつつあります。

ランチタイムは予約必須と考えてお出かけすることをおすすめしますが、必ず事前にHP等で事前に詳細を確認してからお出かけくださいね。

京都和束はお茶の産地として今回のように“カフェめぐり”するのもいいかもしれません。

※お茶畑に入ったりすることは禁止されています。また観光地ではなく、地元農家の方が日々の生活をしておられる地域であることを忘れず、写真撮影等には最大の配慮をもって訪れましょう。

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