旧竹林院の入園料と所要時間はどれくらい?絶景リフレクションとは?

滋賀県と琵琶湖
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

さて今回は京都ではなく、滋賀県大津市坂本にあります元里坊「旧竹林院」の紹介です。

比叡山の滋賀県側の麓に位置する大津市坂本は古くより門前町として栄え、延暦寺の僧侶の隠居所である里坊が現在も数多く残っています。

そのひとつである「旧竹林院」の魅力に迫ります、早速、詳しく見ていきましょう。


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旧竹林院の入園料と見学の所要時間は?

比叡山の滋賀県側の麓にあたる大津市坂本にある延暦寺僧侶の隠居所のひとつ元里坊「旧竹林院」へ行ってきました。

目的は幻想的な「テーブルリフレクション」の絶景を写真におさめるため。

また京都の「旧邸御室」、比叡山を挟んだ反対側の麓・八瀬比叡山口にある「瑠璃光院」、嵐山「祐斎亭」と比べてどうなのか?という興味もあったので。

実際どうだったのか後に紹介しますが、ここでは気になる「入園料」と見学「所要時間」について見ていきましょう。

旧竹林院の入園料は?予約はいるのか?

旧竹林院の入園料は大人330円、小学生160円となっています。

入園料としては京都の「旧邸御室」1,000円、「瑠璃光院」と「祐斎亭」が各2,000円と考えるとかなり安い入園料となっています。

また高齢者220円となっていますが、大津市在住者のみ適用となっています。

障害者手帳をお持ちの方は介護者ひとりまで無料ですが、同じく大津市在住者のみ適用です。

また通常拝観時は予約等は必要ありませんので当日、そのまま行けばいいのですが、休園日が毎週月曜日(祝日の場合は翌日が休園)と年末期間に設定されてるので注意ください。

ちなみに2020年紅葉シーズンのライトアップのみ拝観者の集中を防ぐため、期間中の土日祝のみ日当たり4回、1回あたり25名入園&時間制限をかけるため予約制となっていました。

※2021年紅葉シーズンライトアップについてはHP発表後に各自ご確認ください。

旧竹林亭の拝観に必要な見学所要時間は?

旧竹林亭の見学所要時間は通常期で主屋と庭園散策を併せた見学所要時間は約40分程度、紅葉シーズンは約50~60分程度とお考え下さい。

個人差があると思いますが、例えば春、夏、冬であれば所要時間30分でも見学は可能です。

ただつい美しい景観に心を奪われ、綺麗な写真を撮りたいとなると30分では時間が足りなくなると思いますので40分程度は必要と考えておきましょう。

当然ながら秋の紅葉シーズンがいちばん人気があり、拝観者も増えますのでその分、見学所要時間は通常期よりも10~20分は多めに必要となります。

※テーブルリフレクションを撮影する場合は、マナーを守って撮影が終わればすぐ次の方に場所を譲りましょう。

旧竹林院の絶景テーブルリフレクション

さてここでは主屋から眺める庭園の風景をテーブルリフレクションとともに、また主屋を見学した後に約3,300㎡ある国指定名勝庭園の散策についてもシェアします。

尚、主屋は1階、2階から庭園を眺めることができ、どちらにもひとつだけテーブルがそれぞれ設置してあるのでともに「リフレクション」撮影が楽しめます。

旧竹林院の主屋1階からの景観

旧竹林院主屋1階からの景観のポイントは朱色の茶席と傘ですね。

また主屋の横には枝垂れ桜の木も立っており、春には桜のリフレクションも撮影したいところです。

真夏日の陽ざしの強い正午前後に撮った写真なので光の当たり具合から深緑の鮮やかさにやや欠ける写真ですが、リフレクション撮影してきました。

庭園内には楓の木もたくさんあるので秋には美しい紅葉の絶景が楽しめそうです。

主屋の広間は非常に広く、また様々な角度から庭園撮影ができますので“テーブルリフレクション”以外でも充分に美しい庭園を楽しむことができます。

1階には大広間の他にも小広間もあり、比叡山延暦寺の様子が描かれた屏風が展示されており、その中には竹林院もしっかり描かれていました。

歴史を感じる屏風でした、1階いちばん奥、階段横の部屋になりますのでお見逃しなく。

旧竹林院の主屋2階から眺める庭園

さて続いて主屋の2階からの写真ですが、2階にもテーブルがあるのでリフレクションを楽しむことができます。

1階同様、とても広い部屋に小さなテーブルがひとつ設置してあるだけなのでやたら広さを感じます。

主屋2階からのテーブルリフレクションは美しい窓の外の緑のみが反映されるので「瑠璃光院」で撮影した新緑の光景を思い出します。

現在の主屋は1897年(明治30)に上棟した建物で100年以上の歴史があり、主屋2階は2014年(平成26)の耐震工事を経て拝観ができるようになりました。

今回は1階、2階ともほぼ独り占め、貸切独占状態で綺麗に撮影することができました。

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※テーブルの場所を移動したり、長くテーブルの前に居座ったりするのはやめましょう。

旧竹林院の国指定名勝庭園を歩く

主屋見学とテーブルリフレクションの撮影が終わったら玄関から一度外に出て次は実際に庭園を散策することができます。

庭園としては大きい約3,300㎡ありますので庭園散策も充分に楽しむことができます。

最初の撮影スポットはズバリ、庭園入ってすぐの石灯籠の前から右手に向かっての景観、旧竹林院背後にそびえる“八王子山の借景”です。

八王子山は標高381mとそこまで高くないので写真ではやや分かりにくいかもしれませんが、実際にぜひその目でこの景観を眺めて下さい。

そこから順路に沿って樹々の林の中を進んで行くと途中、坐禅石のような大きな岩がある場所から主屋とお茶席、石灯籠の美しい景観が撮れる場所があります。

そのまま進むと主屋から木々の間に見えていた四阿(あずまや)に辿り着きます。

大津市の文化財に指定されているため、中に入ることは出来ませんが、外観は茶室のようですが中は休憩所のような造りになっています。

そこから石段を下っていくと二棟の茶室(小間、広間)があり、こちらも大津市の文化財に指定されており、中に入ることは出来ません。

最後は枝垂れ桜の木の前に出てきてそのまま主屋とお茶席の前を通り抜けて出口となります。

最後の最後に江戸時代に造られた庭園としては珍しい金属製の灯籠がお見送りしてくれますよ。

旧竹林院は回遊式庭園となっており、小川のせせらぎは大宮川の水を引き込んだもので石組、滝組、築山、五重の石塔、井筒、そして茶室と四阿がある風情たっぷりの庭園です。

自然豊かな環境の中、ゆっくり散策を楽しむことができます。

旧竹林院へのアクセスと駐車場について

●旧竹林院
TEL:077-578-0955
〒520-0113 滋賀県大津市坂本五丁目2-13
■入園料金 大人330円 小学生160円
※大津市在住65歳以上は220円
■開園時間 9:00~17:00(受付16:30迄)
■休園日  月曜日※祝日の場合は翌日
※年末12月26日~31日も休園
■アクセス JR又は京阪電車が便利
・JR湖西線「比叡山坂本駅」下車、徒歩20分
・京阪電車「坂本比叡山口駅」下車、徒歩10分
■駐車場  専用無料駐車場あり(12台)
※紅葉シーズンは公共交通機関利用を


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まとめ

今回は京都ではなく、京都と比叡山を挟んだ反対側の麓にあたる滋賀県大津市坂本にある「旧竹林院」の紹介でした。

京都の有名庭園にも負けず劣らずの見事な庭園を今流行りの主屋からの“テーブルリフレクション”で楽しむことができました。

日吉大社の鳥居手前に位置する里坊で駐車場も無料で自家用車12台が駐車可能となっています。

JRや京阪電車でのアクセスも便利なので秋・紅葉シーズンは公共交通機関を必ず利用するようにして下さい。

京都の紹介ばかりしてるKyotaroも今回はとても勉強になりました。

次回は紅葉、そして桜の季節に訪ねたい、と考えています。

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