摩氣神社は木村拓哉も訪れた苔が映える茅葺屋根が印象に残る神社

神社仏閣(観光)

“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

2月最初の週末は暖かい気候、快晴に恵まれたのでちょっとドライブがてら京都園部まで出かけてきました。

京都縦貫道の園部インター前にある道の駅「新光悦村」は小さな道の駅ですが、なかなかの品揃えで必ず立寄るスポットです。

今回はあの“キムタク”も訪れたことがあるという園部竹井集落にある神秘的な景観の「摩氣神社」の紹介です。

茅葺の屋根が印象的な神社ですが、実は2021年3月に「屋根を葺き替え」予定とか。

見納めとなる茅葺屋根の拝殿、本殿の写真と境内見どころについてシェアします。


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摩氣神社は苔が映える茅葺屋根の拝殿・本殿が印象的な神社

摩氣神社(まけじんじゃ)とは京都府南丹市園部にある神社です。

南丹市というと京都市の隣が亀岡市で、亀岡市のさらに隣にある市ですが、地元では「亀岡」「園部」という呼び名で親しまれています。

もとは船井郡園部町でしたが、2006年1月1日の市町村合併により「南丹市園部町」となりました。

そんな園部町の最西端・胎金寺山の北麓に鎮座する摩氣神社は「摩気郷十一ヶ村の総鎮守」として崇拝され、拝殿と本殿の茅葺屋根に苔が映える独特の景観で知られる神社です。

摩氣神社の珍しい社殿、なぜ茅葺屋根に苔が生える(映える)?

摩氣神社は胎金寺山の北麓に鎮座、社殿(拝殿・本殿)も北向きに建っているので日が当たりにくい、苔が生えやすい環境のため、社殿の屋根に苔が生えます。

かつ社殿の屋根も神社仏閣にしては珍しい茅葺屋根ということプラス日影になる時間が多いため、苔が生えやすい環境にあるというわけですね。

社殿の屋根に苔が映える(生える)景観がネットやSNSでたくさん投稿されて話題となっているようです。

京都でもそこまで有名という感じではないのですが、実際に訪れてみると静かで独特の景観を楽しむことができます。

摩氣神社の茅葺屋根が2021年3月に葺き替えへ

摩氣神社は社殿の屋根が「茅葺」であるがゆえ、数年ごとに葺き替えが必要なため、今回2021年3月上旬に葺き替え作業が行われることになったとのこと。

写真のような景観になるには数年がかかるため、当面見納めになるので今回Kyotaroも慌てて行ってきました。

茅葺屋根の特性上、苔が生えてくるのと合わせて茅を野鳥がつつくので徐々に茅葺屋根の痛みに繋がり、雨漏りの原因となり、社殿の柱が腐ってしまう被害につながるそうです。

今回は十数年ぶりの屋根の葺き替えということですが、また新しくなった茅葺屋根にも興味がわいてきます。

摩氣神社の由来と実際に参拝してきた感想

摩氣神社へは自家用車でドライブ気分で行ってきましたが、これという目印もない山間の集落にあるような感じなのでカーナビにお世話になりました。

最寄駅はJR園部駅ですが、最寄りというには約7kmも離れているのでタクシーやバスを乗り継がないといけません。

摩氣神社の御祭神

摩氣神社の御祭神は大御饌津彦命(おおみけつひこのみこと)でご神徳は水と食物を司る神として五穀豊穣と農業の守護。

また大御饌津彦命は春日大社の第三殿に祀られる天児屋根命(あまのこやねのみこと)と第四殿・比売神の御子神である天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)の別称と云われます。

大御饌津彦命の「御饌(みけ)」は「御食(みけ)」のことで神社名の「摩氣(まけ)」の元になったという説もあります。

摩氣神社の由来

創始の年代は不詳ですが「新抄格勅符抄」には770年(神護景雲4)に神封1戸が充てられたとあり、奈良時代以前から祭祀が行われてきたと考えられます。

852年(仁寿2)に文徳天皇勅使が派遣され奉幣がなされ、927年(延長5)にまとめられた「延喜式神名帳」には「丹波国船井郡麻気神社」との記載があり、名神大社と記されています。

その格式の高さが伺えるのは1079年(承暦3)に白河天皇が行幸があったと云われることからも推察できます。

実際に参拝してみた感想

ここではKyotaroが実際に参拝してきた感想についてシェアします。

山麓に鎮座する神社という点では地方によくある神社という感じで、実際に静かで人気のない神社という印象です。

参道が結構長く、正面に楼門(神門)がそびえ立ち、どこかノスタルジーを感じる景観でしたね。

続いて境内見どころについてシェアします。

鳥居

北向きに建つ石造りの鳥居で、元は木の鳥居でしたが当時の藩主・小出英知によって再建された。

左右の柱ににある碑文は小出英知によるもので1984年(昭和59)に京都府登録文化財に指定されました。

天津八井の泉

鳥居の脇に湧く小さな泉で「祭神由縁の天津御饌の水」といわれる名水。

参道と楼門(神門)

大木がそびえ立つまっすぐ続く参道にはどこか厳かなオーラが漂います。

楼門(神門)は1808年(文化5)に建立され、鳥居とともに1984年(昭和59)に京都府登録文化財に指定。

舞殿(絵馬舎)

昭和初期まで拝殿として使用されてきたが、拝殿の新築に伴い移築され、現在は絵馬舎として利用されています。

鳥居、楼門と同じく1984年(昭和59)に京都府登録文化財に指定されました。

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境内社・四社

舞殿(絵馬舎)の隣に位置する境内社。

四社は写真左から塞神社、琴平神社、山王神社、稲荷神社となります。

伊勢皇大神官遥拝所

四社のさらに南隣に位置する遥拝所。

拝殿

境内の中央に建つ茅葺屋根が特徴的な拝殿。

境内が北向きで本殿、拝殿など各社殿も北向きに建っており、屋根の北側が日影になる確率が高いため、茅葺屋根に苔が生える、珍しい景観となっています。

陽の当たる側を見ると確かに苔は生えていません。

本殿

拝殿の後ろに建つ、茅葺屋根の本殿で年季を感じる造りとなっています。

大型の一間社流造で丹波国のみならず、京都府内でも一間社としては最大の建物です。

向拝も一間で中備(なかぞなえ)として中央に三斗(みつど)を置き、両脇には蟇股(かえるまた)を飾るなど、江戸後期の伝統的な神社建築の流れを受け継ぐ遺構。

東摂社

本殿正面左が東摂社。西摂社とともに本殿と同時期に建立された切妻造で装飾がない簡単な造りとなっている。

東摂社には六神をお祀りする。

西摂社

本殿正面右が西摂社。

造りは東摂社と同じで西摂社には八神をお祀りしています。

道の駅・京都新光悦村は品揃えの豊富さが魅力

京都縦貫道の園部インターチェンジを下りたところにあるのが道の駅「京都新光悦村」です。

京都府南丹市の特産品、おみやげを販売しており、自然豊かな風土を活かしたお土産が揃います。

お米や日本酒、丹波地方特産の黒豆からご当地カレー、さらに薪まで販売されています。

また店内飲食コーナーにはチーズケーキの店「京都祇園フリアン」が入っており、チーズケーキはじめロールケーキやシュークリームの販売もあります。

道の駅としては小規模ですが、品揃えも豊富でバラエティーに富んでるのでつい、長居してしまう店舗です。

摩氣神社からも車で10分強の移動距離、インターチェンジまで0分という好立地なので機会があればぜひ、訪ねてみて下さい。

摩氣神社へのアクセスと駐車場について

●摩氣神社
TEL:0771-62-1169
〒622-0062 京都府南丹市園部町竹井宮ノ谷3
■拝観時間 境内自由
■拝観料金 自由参拝(無料)
■アクセス 車で行くのが便利
・京都駅よりJR嵯峨野線「園部駅」下車・バスかタクシー乗継
・園部駅より京阪京都交通バス・園篠線「摩氣神社前」下車、徒歩すぐ
・自家用車の場合京都縦貫道・園部ICより12分
※八木西ICからカーナビが誘導しますが、道が狭い山越のためおすすめしません。
■駐車場  あり(無料)※境内とは反対側にある


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まとめ

今回は時代劇のロケでもよく利用される京都府南丹市園部町の「摩氣神社」の紹介でした。

茅葺屋根の社殿かつ苔が映える屋根が特徴的な神社ですが、2021年3月に茅葺屋根を吹き替えるとのことで間もなく見納めとなります。

社殿の造りが独特で京都でもなかなか見かけない建築様式の神社で興味津々で行きましたが、とても見ごたえのある景観に満足。

残念ながら写真の「苔が映える茅葺屋根」は間もなく見納めとなりますが、新しくなった暁には参拝に訪れたいと思います。

境内は秋になると隠れた紅葉名所でもあるのでその頃に新しい茅葺屋根とともに拝観に訪れてまたシェアしますね。

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