“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
2月平日の休日、快晴の京都をのんびり歩いてきました。
二年坂、三年坂や法観寺(八坂の塔)など祇園から東山界隈をぶ~らぶら、人も少なく快適な休日を過ごせました。
珍しく人が少ない「八坂庚申堂」へぶらり立寄り御朱印を授かってきました。
そうここはカラフルで派手な“くくり猿”がインスタ映えすることで話題の寺院。
でも以外にどこにあるの?という人も多いようなので行き方と目印についてシェアします。
詳しく見ていきましょう。
八坂庚申堂は法観寺(八坂の塔)の足元にある寺院
「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」は京都市東山区にある天台宗の寺院で正式名称を「大黒山 延命院 金剛寺 庚申堂」といいます。
大阪市天王寺庚申堂と東京入谷庚申堂とともに日本三庚申のひとつに数えられる寺院としても有名です。
御本尊は中国より渡来した秦氏の守り本尊でもあった「青面金剛」となります。
小さな寺院で「八坂庚申堂」と読み方も分かり辛く、「そもそもどこにあるのか?イマイチわからん!」という人のためにここでは行き方について紹介しましょう。
八坂庚申堂の場所はどこにある?
まず「八坂庚申堂」の場所ですが、東大路通から八坂通を東山方向に入ると法観寺(八坂の塔)に突き当ります。
法観寺に突き当たる50mほど手前右手に朱色の山門があるのでそこが「八坂庚申堂」になります。
そう、京町家の屋根の間にそびえ立つ法観寺五重塔(八坂の塔)が見えるあの通りです。
場所的には人通りの多い界隈で法観寺を経てまっすぐ進むと三年坂に続く道なのでよくご存じの方も多いのではないでしょうか?
四条河原町からのアクセス
場所が法観寺(八坂の塔)の足元であることが分かれば比較的すぐわかる人も多いと思いのではないでしょうか?
四条河原町から直行すると徒歩20分以内の距離となります。
四条河原町であれば、花見小路に入って建仁寺境内を通り抜けた先の通りが「八坂通」なのでそのまま東へ進み、東大路通を渡ると法観寺が見えてきます。
もしくは花見小路から安井金比羅宮境内を抜けて東大路通に出たら、もう一筋南の交差点(信号)が東大路通と八坂通の交差点でそこを左折したら法観寺(八坂の塔)が見えます。
清水寺からのアクセス
次に清水寺からのアクセスですが、こちらは清水坂から三年坂を経由した徒歩15分以内のルート・移動時間となります。
三年坂を経由していくルートがおすすめです。
途中、二年坂の入口がありますがそこは通過して通り沿いに進むと法観寺(八坂の塔)が見えてきますのでそのまままっすぐ進みましょう。
法観寺を超えて八坂通に入り、50mほど坂道を下ると「八坂庚申堂」山門が左手に見えてきます。
清水寺からは三年坂を散策しながら移動するので誘惑に負けて途中寄り道すると15分以内での到達は無理です。悪しからず。
八坂庚申堂の“くくり猿”の意味と値段(初穂料)について
八坂庚申堂の境内でひときわ目を引くのがカラフルな“くくり猿”と呼ばれる猿の恰好をしたお守りがお堂に吊るされた様子。
最近は境内を彩るカラフルな“くくり猿”の景観が“インスタ映えスポット”として若い女性の間で拡散され、人気のスポットになっているといいます。
八坂庚申堂「くくり猿」
京都府京都市東山区
山号は大黒山。日本三庚申の一つとされている。
猿が手足をくくられた形のお守り「くくり猿」が色鮮やかで若者を中心に話題となっています。#撮影スポット#写真好きな人と繋がりたいhttps://t.co/jjRSAAqm1N https://t.co/6kaR1G90hE pic.twitter.com/0Ls8cR0zbB
— カメラ鑑定団 (@camerakanteidan) June 18, 2020
八坂庚申堂を参拝するご利益とは?
もともとは御本尊の青面金剛によるご利益で病気平癒のコンニャク封じが知られており、腰痛や頭痛、神経痛に効能があると云われています。
近年は青面金剛の使いである猿のお守りで祈願する“良縁成就”のご利益が女性に注目されるようになり、境内は女性参拝者やカップルの参拝が多くなっています。
心身健康や心身浄化をはじめ、病魔退散へのご利益があるので“コロナ退散”祈願を兼ねてお参りしてきました。
くくり猿が意味するものとは?
八坂庚申堂でくくるのはおみくじではなく、“くくり猿”というお守りになります。
境内を彩るカラフルな布地の猿をイメージしたお守りのことで“手足を縛られている”という独特の形をした猿のお守り。
猿そのものは人の心に宿る邪心や欲望を表し、手足を括りつけることで“余計な悪さ”をすることなく、“欲に走らないように戒める”意味があるのです。
「願いを叶えるために邪心や欲望を抑え込むことで願いをひとつ叶えることができる、一願成就」のご利益を授かることができるのです。
ちなみに“くくり猿”は境内にくくりつけず、持ち帰ってもいいそうでご利益は授かることができる、とのことです。
くくり猿のお守りの値段(初穂料)はいくら?
お友達から送って貰った京都の八坂庚申堂のお守りの指猿と土鈴。土鈴二つ送って貰ったのに落としてしまい負傷???? pic.twitter.com/VcNIZCQ7dg
— みぃ@御朱印 (@me_goshuin) October 18, 2018
八坂庚申堂
観光名所で写真は見たことあるけど行ったことなかったから坂道頑張って登って行って来ました
ほんまに小さなとこやけどカラフルなさるぼぼ?がいっぱいで間違いなく「ばえる」
お守りのおさる守りの小さいの頂戴してきた pic.twitter.com/ci1KqkoKKM— 鱸@PUIPUI?? ?(●???●)? ?? (@sazana7) January 13, 2021
くくり猿のお守りは1本500円の初穂料となります。
境内本堂の左手にある授与所にて授かることができます。
くくり猿には“ペアくくり猿(1,000円)”や“5連(2,500円)”もあり、単体くくり猿500円に個数をかけた金額になっているようです。
他にも土鈴(200~500円)や変わったところでは指猿(一体200円)などもあり、どれも可愛らしいデザインとなっています。
最近の鬼滅の刃ブームからでしょうか?炭治郎カラーの羽織、緑と黒の“くくり猿”もいらっしゃいましたねー。
八坂庚申堂へのアクセスと駐車場について
●大黒山 延命院 金剛寺 庚申堂
TEL:075-541-2565
〒605-0828 京都府京都市東山区金園町390
■拝観時間 9:00~17:00
■拝観料金 境内自由参拝
■アクセス 法観寺を目指そう
・市バス「清水道」下車、徒歩5分
・京阪京都線「祇園四条駅」下車、徒歩15分
・阪急京都線「京都河原町駅」下車、徒歩20分
■駐車場 なし(※周辺コインパーク利用)
まとめ
今回は京都東山の二年坂・三年坂近くにある「八坂庚申堂」の紹介でした。
山門から境内を眺めると「融通尊」の祠に吊るされたカラフルな“くくり猿”が色鮮やかに映える景観の寺院で女性にインスタ映えスポットとして人気があります。
祇園界隈から東山二年坂、三年坂を散策する際に必ず通るルートでもあるので合わせてぜひお参りしたいスポットですね。
法観寺(八坂の塔)を目印にして行くとすぐ場所はわかると思うのでそう迷うことはないと思います。
コメント