浄住寺“京都の隠れた穴場”に行って来た、アクセスと駐車場について

神社仏閣(観光)
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京都大好きサラリーマン・ブロガーのKyotaroです。

先日、久しぶりに“竹の寺”こと地蔵院に行って来た帰りに浄住寺を参拝して来ました。

浄住寺の参道は本堂まで石段が続き、竹林と楓に囲まれた京都西山独特の自然豊かな環境に恵まれ、秋には“隠れた紅葉名勝”として人気があります。

今回は京都のMKタクシー運転手も隠れた穴場として推奨する寺院の紹介です。

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京都の隠れた穴場「浄住寺」に行って来た

浄住寺は正式名称を「葉室山浄住寺」といい、開創されたのが810年と1200年以上の歴史を誇る黄檗宗(禅宗)の寺院です。

参道が長く、石造りの山門の奥に続く石段の先に本堂が見えます。

自然がたくさん残る景観が美しい参道

浄住寺の参道は両側に竹林と楓の木が植えられており、初夏は新緑から深緑の萌える美しさがあり、秋には色づく紅葉と竹林の緑のコントラストが映える景観となります。

この参道から見た美しい景観は、とても素晴らしく、また参拝客も他の京都にある人気スポットと比べても圧倒的に少ない、穴場なのがいいですね。

境内は黄檗宗独特の建築様式

参道の石段をいちばん上まで上がると正面に本堂、左手に観音堂、右手に方丈と庭園があります。

右手奥には庫裡があり、そこで声をかけると御朱印を授かることができます。

本堂には御本尊の如意輪観音が安置されており、御本尊の左側背後には左から達磨大師像、浄住寺古伽藍本尊、出山釈迦像の3体が安置されている。

また御本尊の右側背後には左から阿弥陀如来立像、伽藍菩薩像、葉室頼隆卿像が3体安置されており、寺宝となっている。

本堂背後の開山堂、寿塔も建っており、黄檗宗寺院の特色を良く残した希少な建物として京都市の指定有形文化財に指定されています。

本堂以外の境内見どころについて

本堂左手にあるボロボロの建物があるのですが、観音堂で中央に聖観音像と左に大日如来像、右に薬師如来像が安置されています。

観音堂の窓から中を覗くとほのかにライトアップされた3体の観音像と如来像を見ることができます(※写真)。

また本堂と反対側右手には方丈があり、公開時には方丈から方丈南庭を眺めることもできます。

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お釈迦様の歯が納められた伝説

方丈南庭は池庭で池に架けられた橋の先には石があり、お釈迦様の歯を表してるそうです。

ここ浄住寺に伝わる話でお釈迦様入滅時に疾鬼によって奪われた歯を韋駄天が取り戻したといい、その歯が境内の寿塔内石窟に納められてるという言い伝えが残っています。

中国の道宣禅師を通じて日本の嵯峨天皇のもとに届き、伝わったという伝説が浄住寺には残っているのです。

通常非公開箇所は秋の特別拝観でお目見え

他にも境内にはお地蔵様のほか、八幡大菩薩、若宮八幡大菩薩、天照皇大和宮、春日大明神を祀る合祀や弁財天などがあり、それぞれお参りできるようになっています。

通常は非公開の寺院につき、拝観無料で境内を自由に参拝できますが、本堂や方丈をはじめ中に入ることは出来ません。

浄住寺では秋の紅葉時期に合わせて特別拝観(600円必要)を2017年から行っておられるので、2020年の秋には近くの地蔵院とともにぜひ圧巻の紅葉絵巻を見に訪れようと思います。

浄住寺のアクセスと駐車場について

まず、浄住寺には狭いですが車を停められる無料の駐車スペース4台分が寺院入口横のわずかなスペースにあります。

あまり人が来ることがない寺院なので紅葉時期の特別拝観時期以外であれば問題なく停めることができるでしょう。

特別拝観時期でもタイミングさえあえば問題ないと思うのですが、万が一満車であった場合、周辺にはコインパークがほとんどありません。

その場合は鈴虫寺近くにあるコインパークに入れて徒歩で行くようにしましょう。

また電車の最寄駅は阪急嵐山線の「上桂駅」となり、歩いて15分程度、早い人なら10分もあれば辿り着けます。

結構、歩く距離はあるのですが、上桂駅前通りを真っ直ぐ西進して一つ目の信号(山田口交差点)、二つ目の点滅信号(山田岐れ交差点)を通過して緩やかな坂を登った三つ目の交差点。

左に浄住寺、右に地蔵院と書かれた石碑が出現するのでその四つ角を左折して100m程度行くと浄住寺の入口が見えて来ます。

駅を出てひたすら浄住寺の石碑まで真っ直ぐ西進、そこの角を左に曲がるだけという簡単なルートです。

葉室山浄住寺へのアクセスと駐車場について

■葉室山浄住寺
TEL:075-381-6029
〒615-8276 京都市西京区山田開キ町9
拝観時間 9:00~17:00※12~3月は16:00まで
拝観料金 拝観自由※本堂・方丈は通常非公開
秋の特別拝観は大人600円 小学生300円
アクセス
・阪急嵐山線/「上桂駅」下車徒歩15分
・京都バス/JR京都駅より73系統「苔寺鈴虫寺」下車徒歩7分
駐車場 あり(無料4台)

まとめ

京都の隠れた穴場としてMKタクシーの運転手も絶賛する「浄住寺」の紹介でした。

浄住寺のあるエリアからは、地蔵院、鈴虫寺、月読神社、松尾大社まで東海自然歩道で歩いて行けるので春や秋はおすすめのウォーキングルートです。

また嵐山などと比べても人が少ないので本当にのんびりマイペースで拝観できるのが嬉しいですね。

Kyotaroは自宅から浄住寺~地蔵院~鈴虫寺~月読神社~松尾大社~嵐山までをあえて自転車(チャリ)でなく、健康のため歩くルートで春や秋は散策してます。

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