二尊院の見どころは二如来像と紅葉の馬場、行き方と駐車場について

神社仏閣(観光)

京都在住のブロガーkyotaroです。

今回は嵯峨野めぐりでぜひ訪れて貰いたい寺院の紹介です。

常寂光寺や落柿舎のすぐ近く、祇王寺へ行く途中にある「二尊院」は周辺観光地も充実、嵐山から歩いて行くには程よい距離で、嵯峨野めぐりを堪能できる場所にあります。

春には満開の桜、秋には紅葉が美しい、嵯峨野屈指の古刹です。詳しく見ていきましょう。

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二尊院の見どころは二尊の御本尊と紅葉の馬場

京都嵯峨野にある二尊院は正式名称を「小倉山二尊教院華台寺」といいます。

二尊院」の見どころは境内の本堂と「紅葉の馬場」です。

御本尊は「発遣来迎」二尊の如来像

まず本堂に安置された二体の御本尊は「二尊院」という寺院の名前にも由来する「発遣の釈迦如来像」と「来迎の阿弥陀如来像」、二尊の如来像です。

二尊が並んで鎮座される本堂は全国的にも珍しいのでぜひ参拝しましょう。

なぜ、御本尊が二体安置されているのか?それは浄土宗経典の「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」に描かれる情景が関係しています。

「発遣来迎(はっけんらいごう)」にあり、文字通り「発遣」は釈迦如来が極楽浄土へ魂を送り出し、「来迎」は阿弥陀如来が極楽浄土から迎えに来てくれるから。

そう、我々が釈迦如来と阿弥陀如来にそれぞれ送り出され、迎えに来てもらうことで極楽浄土へ行けることを現しています。

「紅葉の馬場」をはじめ燃えるような紅葉が境内を染める

また「紅葉の馬場」は春になると桜、秋には紅葉が緩やかな石段の参拝道を彩り、とても美しい景観が広がります。

特に秋の紅葉シーズンは「紅葉の馬場」だけでなく、黒門から中に入ると背後の小倉山が鮮やかに彩られ、境内の紅葉が圧巻の美しさを誇ります。

特に勅使門と紅葉のコントラストはインスタ映えのシャッターポイントです。

二尊院は小倉百人一首を選定したという藤原定家の別荘「時雨亭」があり、「小倉百人一首選定の地」のひとつとしても有名です。

総門

二尊院の総門は伏見城にあった薬医門(室町時代建立)を江戸初期1613年に移築したもので京都市指定の登録文化財になっています。

移築には境内に像がある角倉了以が携わったと言われています。総門からは「紅葉の馬場」の美しい風景を眺めることができます。

黒門・勅使門

総門から入場した「紅葉の馬場」の先には境内との境に筋塀があります。この壁の向こう側が二尊院の境内となります。

筋塀には白い5本の線が入ってますが、天皇家との深い関係を示す最高格式の5本線です。

黒門は通用口であり、天皇、皇族の遣いのみが通ることを許された勅使門が正門であり、一般開放されていないことが多いが二尊院の場合は勅使門から入場が可能です。

竜神遊行の庭

本堂前にある低い竹垣に囲まれた白砂と苔島に木が生えているちょっとした庭園。何気に通り過ぎてしまいそうな小さな庭園です。

“女性は仏にはなれない”という説法を覆し成仏したという「法華経」に説かれる「竜女成仏(りゅうにょじょうぶつ)」の物語を表現した庭園と云われます。

六道六地蔵の庭

死後に転生するという「天道」「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」という「輪廻転生(りんねてんせい)」六つの世界。

この「輪廻転生」から抜け出し解脱するというのが仏教の教えで六つの世界で彷徨う魂を極楽浄土へと導く「六地蔵菩薩」を表現した庭園になっています。

九頭竜弁財天・位牌堂

本堂北側にある位牌堂、その右手にある九頭竜弁財天。

九頭竜弁財天は「竜神遊行の庭」の「竜女」に関連し、竜の姿をした弁財天の化身としての「九頭竜弁財天」が祀られているのです。

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他にも境内には、小倉餡発祥の地やベトナムとの交易や運河建設に多大な功績を残した豪商・角倉了以像、境内奥の石段の上には湛空廟(別名・法然上人廟)がある。

このように境内には「二如来像」と「紅葉の馬場」「勅使門」以外にも見どころはたくさんあり、小倉百人一首の選定地など歴史の舞台となってきた史跡ばかりです。

二尊院の行き方、いちばん便利なアクセスは?

二尊院への行き方についてまとめましたので参考にして下さい。

スタンダードな行き方はJR「嵯峨嵐山駅」や嵐電、阪急の「嵐山駅」から徒歩で行く方法。距離的に阪急「嵐山駅」からがいちばん遠くなります。

いちばん近くて便利なのは?

いちばん近いのがJR「嵯峨嵐山駅」ですが、嵐電「嵐山駅」とさほど変わりません。

JR、嵐電の駅から徒歩20分程度、阪急「嵐山駅」からだと約30分はかかります。

また市バスは「嵯峨釈迦堂前」下車でここからだと10分程度で行くことができます。

最短で「二尊院」を目指すならJR「嵯峨嵐山駅」か市バス「嵯峨釈迦堂前」から徒歩移動となります。

嵐山・嵯峨野を効率よく回るのなら?

でも周辺観光地もゆっくりくまなく回りたいという人もいるはず。その場合は、渡月橋あたりからじっくり歩いて嵯峨野~奥嵯峨方面へ歩くことをおすすめします。

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嵐電もしくは阪急「嵐山駅」から竹林の小径の中にある「野宮神社」から「常寂光寺」「落柿舎」を経て「二尊院」まで行くのが充実した観光が楽しめるルートとなります。

目的別に利用する交通機関を選ぶのもいいかもしれませんね。

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二尊院に実は無料の駐車場があるってホント?

実は「二尊院」まで車で行くことができます。二尊院の総門前に10台程度停められる無料の駐車場があります。

でも桜や紅葉シーズンは結構、観光タクシーが来ては停車してたりするので行楽シーズンに車で行くことはおすすめ出来ません。

行楽シーズン以外の平日であれば、自家用車で行っても止めることは可能です。

でも「二尊院」だけに来る人は少ないと思うので併せて常寂光寺や祇王寺へも行こうと考えている場合、「二尊院」以外で結果、駐車場に困ることになります。

以上の観点から、「二尊院」には無料駐車場がありますが、周辺観光地も含めてめぐるのであれば徒歩で散策することをおすすめします。

「嵯峨野めぐり」をするなら徒歩で観光する、そのために公共交通機関を利用するようにしましょう。

二尊院へのアクセスと駐車場について

■小倉山二尊教院華台寺
TEL:075-861-0687
〒616-8425 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
拝観時間 9:00~17:00
拝観料金 大人(中学生以上)500円 小学生以下無料
アクセス 京阪電車利用又は市バスが便利
・市バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩約10分
・JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩19分
・京福嵐山本線「嵐山駅」下車、徒歩15分
・阪急嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩30分
駐車場 無料駐車場10台

まとめ

嵯峨野に佇む、「紅葉の馬場」で有名な二尊院の紹介でした。

見どころは何と言っても紅葉シーズンの「紅葉の馬場」と本堂の「二如来像」です。

総門から眺める桜と紅葉の「紅葉の馬場」はまさに絶景、また勅使門から眺める紅葉もインスタ映えスポットとして人気があります。

また京都でも御本尊が二体並んでる姿はなかなか珍しく、「釈迦如来像」「阿弥陀如来像」が二体並んで祀られている光景を拝観できます。

小倉餡発祥地や角倉了以像など境内は見どころがたくさんあり、拝観はゆっくり40~50分かけたいところですね。※行楽シーズンの混雑によっては1時間程度は必要。

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