京都在住・京都大好きサラリーマンブロガーのKyotaroです。
先日、高雄三尾を訪ねてきた第二弾・槙尾山西明寺の紹介です。高山寺は石水院が見ごたえありましたが、西明寺も負けず劣らずの“もみじの名所”です。
参道から紅葉に包まれた“紅葉トンネル”眼下には透明度の高い清流・清滝川が流れており、山全体が燃えるような紅葉に包まれている印象です。
今回は高雄三尾のひとつ、「槙尾山西明寺」の紹介です。
高雄三尾随一の紅葉名所「槇尾山西明寺」
「栂尾山高山寺」から徒歩5分で辿り着ける「槙尾山西明寺」は国道162号線から清滝川方面へ住宅街を下ったところにある名刹。
高雄三尾は京都洛西屈指の紅葉名勝ですが、そのなかでも西明寺の紅葉は随一の鮮やかさを誇るもみじとして有名です。
参道入口の看板にも「もみじの名所 槙尾山西明寺」と書かれており、境内へと続く橋も周囲の美しい紅葉に包まれたような景観です。
山全体が燃えるような紅葉に包まれており、まさに「見下げても、見上げてもよし」という絶景が広がります。
参道途中から眼下には紅葉の合間から清流・清滝川のせせらぎが聞こえてきます。
真紅に染まる西明寺境内
西明寺へと渡る指月橋の先に受付があり、ここで拝観料500円を払って境内へと進みます。
ここから緩やかな石段を上がること約3分で山門から本堂へと辿り着くことができます。
山門の向こう側には本堂前にある「槙の巨木」の燃えるような紅葉が見えますが、まさに山門の向こう側は燃えるような紅葉が境内を覆いつくすような感覚になります。
周囲には聖天堂、客殿、鐘楼があり、鮮やかな紅葉とのコントラストが絵になる景観を見事に作り上げてる印象ですね。
本堂は靴を脱いで自由に拝観できますが、堂内は撮影禁止となっていますので注意しましょう。
廻廊を渡って客殿にも行けます。
西明寺の本堂、客殿から眺める紅葉
西明寺は境内堂舎から撮影する紅葉もとても綺麗でつい写真におさめたくなる景観が広がります。
西明寺の本堂に入り、右手には堂内から庭園を眺めることができるのですが、暗い堂内から眺める庭園のもみじがまた鮮やかな真紅色をしており、まるで額縁に収まる絵画のよう。
ここは隠れたシャッターポイントかもしれませんのであなたも西明寺を訪れた際はぜひ、このアングルから写真を撮ってみましょう。
また本堂から廻廊を渡っていける隣の客殿から眺める「槙の巨木」紅葉も格別で太陽光が絶妙な角度であたり、さらに鮮やかさを増す印象です。
意外な“インスタ映えスポット”候補になるかもしれません。
西明寺は境内の紅葉が美しいのですが、本堂や客殿から眺める美しい紅葉も格別なのでぜひおススメしたいシャッターポイントですね。
西明寺は敷き紅葉も楽しめる?
今回は高山寺→西明寺→神護寺をめぐるルートにつき、西明寺には表玄関口である指月橋方面から入り、裏参道から灌頂橋へと下山しました。
本堂から左手奥に境内を進めて行くとともに紅葉を楽しめるのですが、境内庫裡を超えて裏参道側入口までの間に緑苔の上に広がる“散り紅葉”を楽しむことができます。
トイレの少し手前にあるのですが、意外と通過する人も多いし、ここまで来ない人も多いのではないでしょうか?
裏参道方面へ行く場合は庫裡を超えた先、すぐ右手に広がる緑苔の庭園があるので意識してみましょう。
11月後半にかけて緑苔ともみじのコントラストが美しい京都ならではの“敷き紅葉”を堪能することができます。
西明寺と高山寺、神護寺への徒歩移動と駐車場について
「槙尾山西明寺」は高雄三尾の真ん中に位置し、境内も神護寺や高山寺に比べて非常に小さな寺院です。
清流・清滝川沿いに高雄三尾は並ぶように点在しており、最上流にあるのが「栂尾山高山寺」、最下流に位置するのが「高雄山神護寺」です。
そのちょうど中間にあるのが「槙尾山西明寺」で「高山寺」「神護寺」ともに散策しながら歩いて巡ることができるので人気です。
今回、Kyotaroは午前9時に高山寺から拝観を開始して最終の神護寺拝観を終えて高山寺近くの高雄観光駐車場に戻ったのが午前11時45分でした。
高山寺から西明寺へ
高雄観光駐車場に自家用車を止めた場合、高山寺の裏参道から境内へ入山することになります。
そして高山寺を下山する際は、反対側の高山寺表参道のほうから下山、周山街道(国道162号)沿いを徒歩移動、白雲橋を渡って「よしでん」という食事処を右折、清滝川方面へ。
住宅街の坂道を下って行くと清滝川にかかる指月橋に到達し、高山寺表参道から徒歩約5~6分程度の距離です。
この区間は歩道のない周山街道(国道162号線)沿いを歩くので充分車には注意しましょう。
途中、白雲橋から眺める清滝川の紅葉が綺麗です。
西明寺から神護寺へ
西明寺から神護寺ですが、今回は清滝川上流の高山寺→西明寺→神護寺というルートで「高雄三尾」をめぐります。
西明寺表参道から境内を拝観して境内奥の裏参道(受付あり)から下山して灌頂橋へと辿り着きます。
灌頂橋を渡ってそこから清滝川沿いに進めて行くとすぐに「高雄観光ホテル第二駐車場」へと辿り着き、駐車場の先に高雄橋が直ぐ見えてきます。
高雄橋を渡るとすぐに「高雄観光ホテル」があり、すぐ隣には神護寺山門へと続く参道石段があります。
西明寺裏参道入口から歩いて高雄観光ホテルまで7~8分の距離で周りの景色を楽しんでるとすぐに到着しますよ。
西明寺の駐車場について
公式ホームページ上でも西明寺には駐車場がないと記載があり、実際にその通りです。
でも実際に西明寺へ行ってみたら、指月橋周辺に橋のたもとにある指月亭の駐車スペースが10台分あり、1,000円で駐車ができます。
もちろん、指月亭で食事をした場合は駐車料金は無料になります。
ただ、西明寺のみを拝観するのであればいいのですが、“高雄三尾”を周遊するのであれば、西明寺周辺に駐車すると行ったり来たりのルートになるためおススメ出来ません。
神護寺近くの高雄観光ホテル第二駐車場、もしくは市営の高雄観光駐車場に駐車するほうが時間効率も良くなります。
西明寺へのアクセスと駐車場について
■槙尾山西明寺
TEL:075-861-1770
〒616-8291 京都府京都市右京区梅ヶ畑槇尾町1
拝観料金 大人500円 中高生400円
拝観時間 9:00~17:00
アクセス 自家用車又は路線バスを利用
・京都駅からJRバス高雄・京北線「栂ノ尾・周山」行、「槙ノ尾」下車、徒歩5分
・四条烏丸から市バス8系統乗車、高雄下車、徒歩約10分
・自家用車、名神高速京都南IC又は京都東ICから約60分
駐車場 参拝者専用なし ※周辺駐車場利用(有料)
まとめ
高雄三尾のひとつ「槙尾山西明寺」の紅葉情報をお届けしました。
紅葉見頃は11月中旬がピークを迎え、京都の他の名勝に比べて1週間ほど早い印象です。
西明寺は高雄三尾の中でも境内がそこまで広くないし、境内中央にある「槙の木」の紅葉が真紅に染まる鮮やかさで訪れる人を魅了しています。
堂舎のなかから眺める紅葉も格別で山全体が燃え上がる炎のようなもみじが覆いつくす印象を受けました。
参道沿いからは清流・清滝川を眺めることができ、美しい紅葉と清流を見降ろす景観も素晴らしいですね。
清滝川は透明度が高く、山の上から見ても川の底まで透き通って見えるくらい水が綺麗で大自然の素晴らしさを感じることができます。
「見下げても、見上げてもよし」の絶景をあなたも見に来ませんか?
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