神泉苑は二条城の近く?見どころと拝観料、所要時間、駐車場について

神社仏閣(観光)
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京都在住のブロガーKyotaroです。

京都二条にある「神泉苑」は東寺真言宗の寺院で古来より東寺が管掌する雨乞いの道場として知られ、寺院になったのは江戸時代と云われます。

広大な回遊式庭園は国指定史跡であり、実際に訪れても寺院というよりは庭園の印象のほうが現在も色濃く残ります。

平安京大内裏に接して造営された禁苑としても有名で魔界への入口とも云われているとか。

今回はそんな「神泉苑」と「二条城」の位置関係、境内の見どころと気になる拝観料、所要時間、駐車場について紹介します。

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神泉苑は二条城のすぐ近く?アクセスについて

京都二条にある「神泉苑」は二条通りと御池通りに挟まれており、二条城と通りを挟んだ南側に北門があります。

公共交通機関でいちばん近くて便利なのは御池通沿いの「神泉苑前」バス停で市バス15系統、京都バス62、63、65、66系統が停まります。

また地下鉄東西線「二条城前駅」が最寄駅で次いでJR嵯峨野線の「二条駅」となっています。

京都駅からJR嵯峨野線で「二条駅」まで行き、駅東正面の御池通を徒歩10分の距離になります。

また、京都の繁華街から行くのなら地下鉄烏丸線、東西線を乗り継ぐ「二条城前駅」が便利です。

京都屈指の観光地である「二条城」が目の前ということで非常にわかりやすい立地になっています。

二条城で大政奉還の舞台となった部屋を見学、見どころと所要時間は?
京都の二条城と言えば、徳川幕府の歴史が始まり、そして終焉を迎えた舞台として、徳川家の栄枯盛衰を見守って来たお城として有名ですね。初代将軍の徳川家康によって築城され、第十五代将軍の慶喜公によって大政奉還の意志が表明されたのも「二条城」でした。日本の歴史が動いた瞬間の舞台として見どころたっぷりの「二条城」に行って来ました。

神泉苑の見どころと拝観の所要時間について

続いて「神泉苑」の見どころと拝観の所要時間について紹介します。

境内にある大きな法成就池(ほうじょうじゅいけ)を中心として弁財天、恵方社、本堂、法成橋といった見どころがあります。

神泉苑拝観の所要時間

まず、拝観所要時間は30~40分あれば充分な寺院で御朱印まで含めてゆっくり参拝して境内をくるっと一周して40分といったところです。

ちなみに拝観料もかかりません、境内は自由参拝となっています。

境内全体が庭園のようになっており、南側の御池通から入場すると反時計回りに境内を6時の方向から6時まで一周するイメージです。

二条城のある北側から入場すると12時の方向から同じく反時計回りに12時の方向(北門)へ戻るルートになります。

神泉苑の見どころ

「神泉苑」の見どころをここでは紹介します。

Kyotaroは南側の御池通から入場したのでその参詣順路に沿って紹介します。

弁財天・弁天堂

御池通沿いの大鳥居を入って左にあるのが弁財天をお祀りする弁天堂です。

神泉苑に祀られている弁財天は増運弁財天と宇賀弁財天で増運弁財天は江戸時代の都所名図会に記載されている神様、宇賀弁財天は神泉苑本堂に秘仏として祀られていた神様です。

神泉苑では2023年3月3~5日まで弁財天の御開帳が行われ、増運弁財天は百年来の御開帳、宇賀弁財天は今回初めての公開となることで話題を呼びました。、

宝篋印塔

1684年(貞享元)弘法大師空海の850回忌を記念して建立された塔で、一切如来守護の集まりで少しの礼拝でも菩提の種を授かることができると云われます。

1707年の宝永地震で損壊も1717年(享保2)に再興、現在に至ります。

矢剱稲荷社

神泉苑の庭園内東側にあり、御本尊は矢剱大明神。

その名の通り、手に持つ矢と剣で参詣者を守護される神様として知られています。

鐘楼

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神泉苑の北東角にある鐘楼で鐘本体は1646年(正保3)に神泉苑の中興の祖・快我上人が鋳造。

鐘には施主が千蔵院の法印権大僧都實祐、鋳物師は釜座の名越出羽大極入道浄正と刻印されています。

梵鐘そのものが大日如来と一体となっており、鐘表面の東西南北に四智如来の梵字が記されており、密教的な曼荼羅を表しています。

本堂・利生殿

神泉苑の本堂は「利生殿」といい、1847年(弘化4)に東寺の大元師堂を護摩堂跡地に移築したものです。

御本尊は聖観音でかつては宇賀弁財天が祀られていました。

後光明天皇供養のために父である後水尾法皇によって建立された本堂でもあり、境内庭園、法成就池の西側、目の前には善女龍王社へと続く法成橋があります。

法成橋(ほうじょうばし)

法成橋は心に願いを念じながら渡って想いを橋の向こうにある善女龍王様へお願いすると叶うという言い伝えがあります。

赤塗りの鮮やかな丸い橋は、神泉苑の景観の中でも法成就池とともにシンボル的な存在となっています。

善女龍王社

善女龍王社は神泉苑の法成就池の中央に浮かぶ島に祀られている神様で弘法大師空海が雨乞いのため、北インドから御請来された神様です。

拝殿、中門、拝所、そして本殿という社殿で構成された神泉苑の中心。

1788年の天明の大火で焼失するが、1813年(文化10)に再建されました。

拝殿横の通路から奥に入り、本殿を参拝しましょう。

恵方社歳徳神

日本唯一、神泉苑にしかない社で恵方におられる歳徳神(としとくじん)を礼拝する社です。

毎年、方角を変えてお祀りできるよう、お社が回転するという珍しさから全国的にも知られるようになりました。

鎮座する台座が円柱のように丸くなっています。

鯉塚・亀塚

神泉苑、法成就池の西側ほとりに佇む鯉塚と亀塚の石碑。

生き物を大切に、という願いから建てられました。

神泉苑へのアクセスと駐車場について

●神泉苑
TEL:075-821-1466
〒604-8306 京都府京都市中京区門前町166
■拝観料金 境内自由参拝(無料)
■拝観時間 7:00~20:00
※寺務所(授与所・御朱印)9:00~17:00
■アクセス 二条城と道路を挟んだ南側
・JR嵯峨野線「二条駅」下車、徒歩10分
・地下鉄烏丸線、御池駅乗換~東西線「二条城前駅」下車、徒歩2分
・市バス15系統「神泉苑前」下車、目の前
■駐車場  専用なし※周辺コインパーク利用


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まとめ

今回は京都二条にある「神泉苑」の紹介でした。

アクセスは非常にわかりやすくて二条城の観光とともに訪れると効率よく見学できますね。

二条城から徒歩で5分程度の距離です。

二条城で大政奉還の舞台となった部屋を見学、見どころと所要時間は?
京都の二条城と言えば、徳川幕府の歴史が始まり、そして終焉を迎えた舞台として、徳川家の栄枯盛衰を見守って来たお城として有名ですね。初代将軍の徳川家康によって築城され、第十五代将軍の慶喜公によって大政奉還の意志が表明されたのも「二条城」でした。日本の歴史が動いた瞬間の舞台として見どころたっぷりの「二条城」に行って来ました。

また神泉苑にはあの源義経と静御前にもゆかりがあり「義経記」には静御前と雨乞いについて記されており、後白河法皇から「日本一」の称号を与えられた静御前の舞は有名です。

そして静御前は義経からもその舞姿を見初められ、愛妾となるロマンチックな伝説の地でもあるんですね。

京都にはこのような伝説、ゆかりが身近な場所にたくさん残されているのも魅力のひとつです。

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