御香宮神社でしだれ桜と小堀遠州ゆかり枯山水石庭を堪能する時間

京都桜の名所
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京都在住のブロガーkyotaroです。

京都と言えば有名な社寺がたくさんあり、桜や紅葉シーズンに彩られる境内は格別です。

そんな景色を求めて世界中から観光客がやって来る、世界有数の人気観光地“京都”でハマってるのが石庭をはじめとする庭園。

池泉式回遊式庭園、枯山水庭園、借景庭園など京都ならではの隠れた名所が多いですね。

今回紹介するのは、京都伏見にある隠れた名庭、小堀遠州ゆかりの庭園と桜を一緒に観賞して来た体験談です。

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御香宮神社でソメイヨシノ、紅枝垂れ桜を観賞

御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)といえば、決して桜名所という感じはないのですが、境内には春になるとソメイヨシノや紅枝垂れ桜が咲き誇ります。

地元京都では“ごこうぐう”と呼ぶ人も多いですね。

御香宮神社の御利益と御祭神

御香宮神社って?というあなたのために簡単に説明するとここは安産守護の神様として全国的にも有名な神社なのです。

日本第一安産守護之大神として広く信仰を集め、主祭神は神功皇后で応神天皇、仲哀天皇ほか六柱神を祀る由緒正しき神社なのです。

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御香宮神社の桜と見どころ紹介

桜開花時期には本殿(国指定重要文化財)隣のソメイヨシノ、御香水石碑の近くにある紅しだれ桜が境内を彩ります。

他にも表門が国の重要文化財に指定され、拝殿は京都府の文化財に指定されています。

元々「御諸神社」と呼ばれていましたが、平安時代862年9月9日に境内から香りの良い水が湧き出たことを受け、清和天皇より「御香宮」と命名されました。

豊臣秀吉公、徳川家康公にもゆかりがあり、1868年の鳥羽伏見の戦いの時には官軍(薩摩藩)の屯所にもなった歴史があります。

御香宮神社にある隠れた名庭“枯山水の石庭”をひとり占め

御香宮神社の境内を普通に参拝してると気付かずに帰ってしまう人も多いと思うのですが、実は御香宮神社社務所の奥には素晴らしい「石庭」があるのです。

地元でもほとんど知られていない隠れた名庭「穴場の石庭」を紹介したいと思います。

あの小堀遠州が作庭した石庭

石庭は枯山水庭園であの“小堀遠州”ゆかりの庭園というからスゴイ!

白砂と緑、そして石のコントラストが美しく、秋にはもみじが真紅に染まり、四季折々の風景が楽しめます。

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書院から眺める庭園の景色も素晴らしいですね。

客殿南にある庭園にはとても大きな手水鉢があります。

白砂と苔の緑の調和する枯山水庭園

新緑のシーズンは苔の緑が映え、“青もみじ”の鮮やかな緑がさらに庭園の美しさを際立てますね。

特に雨が降ったりすると苔の緑がさらに美しく映えます。初夏は青もみじが彩りに花を添えます。

白砂はまるで水の流れを思いおこさせるように手入れがされています。

また各所に配置された石が見る人の心に何か語りかけるような力強さを感じます。

人に知られたくない庭園?

ここの庭園がさほど知られてないのが不思議ですが、確かに神社内でも張り紙で「石庭公開」と素っ気なく書いてるのみです。

御香宮神社に参拝に訪れた際はぜひ、あなたも観賞に訪れてみてはいかがでしょうか?

拝観料は200円です。人もほとんどいないので風景をのんびりひとり占めできますよ。

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御香宮神社へのアクセスと駐車場について

■御香宮神社
TEL:075-611-0559
〒612-8039 京都市伏見区御香宮門前町174
ご利益/安産 開運 厄除け
拝観料金/境内自由 ※石庭拝観は200円必要
アクセス/京阪「伏見桃山」、近鉄「桃山御陵前」から徒歩15分、JR奈良線「桃山」から徒歩10分
駐車場/自家用車100台(20分まで無料)以降40分毎に200円(上限800円)※よく満車になる

まとめ

京都伏見にある御香宮神社の紹介でした。

御香宮神社に石庭があるのを知ってる人はそう多くないのですが、知られていない割に京都の有名な庭園に負けず劣らずの素晴らしい枯山水の石庭でした。

あの小堀遠州が手掛けたというから素晴らしいのも納得できます。

ここは白砂と苔や青もみじに代表される緑、そして力強く配置された石の調和が素晴らしい枯山水庭園です。

書院から眺める風景がひとり占めできるのも嬉しいですね。強いて言うなら、参観料金を取るのであればもう少し手入れをしてほしいですね。

ぜひ、あなたも訪ねてみて下さい。

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