伏見五福めぐりのベストルートを紹介、お洒落な色紙とご利益について

京のご朱印巡り
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2020年1月2日に初詣がてら「伏見五福めぐり」に行って来ました。

京都市の観光ホームページに可愛らしいご朱印の「干支色紙」が紹介されてたのを見つけたのがきっかけです。

“五福”という言葉通り、京都伏見に点在する五社寺をめぐるご朱印めぐりの詳細についてまとめました。

のんびり楽しみながら歩ける周辺観光情報も紹介してるのでぜひ、参考にして下さいね。

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伏見五福めぐり、効率よく回るベストルートを紹介

「伏見五福めぐり」はどのようなルートで回れば効率よく参拝できるのでしょうか?

大阪方面、京都方面それぞれから効率よく回る方法を紹介します。

大阪方面からベストルート

いちばん効率よく回る方法は大阪方面からだと京阪電車「中書島駅」で降りて長建寺からご朱印めぐりを始めるのがベストルートとなります。

長建寺のある中書島から伏見大手筋商店街までの間は酒造メーカー大手の「月桂冠」や坂本龍馬ゆかりの舟宿「寺田屋」などがあり、酒蔵や十石舟の水郷がある街並みが続きます。

■大阪方面からベストルート
大阪方面⇒京阪「中書島」下車⇒徒歩5分【1】長建寺⇒徒歩5分・寺田屋~龍馬通り商店街⇒徒歩5分・伏見酒蔵めぐり⇒徒歩5分・伏見大手筋商店街⇒徒歩5分・京阪「伏見桃山」近鉄「桃山御陵前」通過⇒徒歩2分【2】御香宮⇒徒歩15分【3】乃木神社⇒徒歩22分【4】大黒寺⇒徒歩8分・京阪「丹波橋駅」乗車⇒京阪「墨染駅」下車⇒徒歩7分【5】藤森神社⇒徒歩7分・京阪「墨染駅」乗車⇒大阪方面(丹波橋駅で特急乗継)

京都方面からベストルート

続いて京都方面からの場合、京都駅よりJR奈良線~京阪~JR奈良線を乗り継いで再び京都駅に戻るルートです。

大阪方面からとは逆パターンで藤森神社からスタートする参拝経路で大黒寺からは一気に四社寺を歩いてめぐり「中書島駅」から一気に京都駅まで戻るルートになります。

龍馬通り商店街や伏見酒蔵めぐりを楽しみながら伏見桃山方面(御香宮・乃木神社)から中書島(長建寺)まで徒歩のルートになります。

■京都方面からベストルート
JR京都駅⇒JR奈良線「藤森駅」下車⇒徒歩5分【1】藤森神社⇒徒歩7分・京阪「墨染駅」乗車⇒京阪「丹波橋駅」下車⇒徒歩8分【2】大黒寺⇒徒歩22分【3】乃木神社⇒徒歩15分【4】御香宮⇒徒歩2分・伏見大手筋商店街⇒徒歩5分・伏見酒蔵めぐり⇒徒歩5分・龍馬通り商店街~寺田屋⇒徒歩5分【5】長建寺⇒徒歩5分・京阪「中書島駅」⇒京阪「東福寺駅」※JR奈良線乗換⇒JR京都駅

伏見五福めぐりを車で回ることは?

自家用車利用の場合は専用駐車場がある神社とない寺院があり、長建寺や大黒寺は最寄りのパーキングを利用しないといけません。

乃木神社は完全無料ですが、御香宮や藤森神社は最初の20分は無料ですが、以降20分につき200円が加算されていきますので実質的には有料となります。

正月期間中ということ、また五社寺が点在する伏見の街並みは路地が狭い住宅街で一方通行も多く、駐車場代もそこそこかかるのでおすすめはできません。

伏見五福めぐりの色紙はお洒落で可愛らしいデザイン

「伏見五福めぐり」の色紙は年々可愛らしい干支のイラストが目を引くようになっていてとてもお洒落な印象があります。

京都市の観光ホームページでの紹介時にもとても目立つ可愛らしい色紙の写真が載っていたのでつい気になり、「伏見五福めぐり」の詳細を調べたのが今回初めてお参りに行ったきっかけです。

お洒落で可愛らしい伏見五福めぐりの色紙について見ていきましょう。

伏見五福めぐりの色紙はどこで購入できる?

伏見五福めぐりの色紙は参画してる五社寺であればどこでも購入が可能です。

最初の社寺で色紙を購入した社寺の御朱印が押されたものを1,000円で購入します。

そこから残る4ケ所をめぐる訳ですが、1ケ所につき300円の朱印料が必要で五社寺を全部回ると総額2,200円が必要となります。

ちなみに伏見五福めぐり色紙の愛嬌のある可愛らしいイラストはタナカ サダユキさん(京都精華大学美術学部卒)によるものです。

伏見五福めぐり色紙のサイズについて

実は「伏見五福めぐり」の色紙ですが、サイズが通常のサイン色紙の4倍くらいの大きさがあり、持ち運びにカバンに入れるのは難しい大きさになっています。

購入時に専用の袋に入れて貰えるので大切に折り曲がらない様に脇の下に抱えるように持ち運びしてました。

少しの衝撃でも傷が付いたり、傷んだりするので慎重かつ丁寧に持ち運びし、途中で昼食をとったりする際は汚したりしないよう特に注意しましょう。

五社寺をめぐる、約半日の御朱印めぐりなので集中して満願成就すれば問題はありません。

伏見五福めぐりの開催期間と五社寺のご利益について

京都伏見といえば歴史上でもよく出てくる地名ですね。

豊臣秀吉が築き上げた城下町として栄え、坂本龍馬が急襲を受けた寺田屋があるのも京都伏見です。

坂本龍馬ゆかりの京都伏見、大手筋から寺田屋、龍馬通り商店街を歩く
先日、次男のサッカー選抜チームの試合があり、下鳥羽へ行ったついでに京都伏見を大手筋から中書島方向へ歩いてみました。道中には酒蔵、坂本龍馬に関する史跡があり結構、散策してて色々な発見がある事に気付かされました。年末の時期なので清酒販売をしてる酒屋さんもあり、酒処伏見ならではの光景も見ることができたのでシェアします。
京都伏見・龍馬通りにあるお洒落な中華厨房「中じま」でランチタイム
京都伏見といえば「名酒と幕末のまち」として有名で大手日本酒メーカー「月桂冠」や「黄桜」の酒蔵がたくさん残っています。また幕末の志士たちが活発に行き来していた交通の要衝でもあり、特に坂本龍馬ゆかりの寺田屋は有名。寺田屋すぐ近くにある“龍馬通り商店街”や“大手筋商店街”には日本酒が楽しめるお店もたくさんあり結構楽しめます。

伏見は当時から銘水と酒蔵の町、京都-大坂を結ぶ交通の要衝として栄えた歴史があり、今でも昔ながらの面影が残る酒蔵めぐりは観光客に人気です。

「伏見五福めぐり」は1985年から始まり、2020年で35周年を迎え「伏見五利益めぐり」の名でも親しまれています。

開催期間

開催期間 毎年1月1日~1月15日

例年、初詣をかねて1月1日(元旦)から1月15日までの期間で開催されています。

伏見の五社寺参拝ご朱印受付時間は9時~16時となります。

※色紙購入時にアンケートが渡されるので記入して、五社寺全てのご朱印を集めると先着2,000名に記念品(干支の土鈴)が授与されます。
※主催は洛南保勝会(御香宮神社内)
TEL:075-611-0559

伏見五福めぐりの料金

色紙授与時に授与個所のご朱印料を含め色紙代が1,000円、ご朱印は1ケ所につき300円×残り四社寺分が必要となります。

まず最初に色紙授与ケ所のご朱印が押印された色紙を1,000円で購入します。

よって色紙代と朱印でかかる費用総額は2,200円です。

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一部紹介では色紙代1,000円+朱印300円×5ケ所で2,500円となっていますが、正しくは2,200円です。

五社寺のご利益とアクセスについて

伏見五福めぐりの五社寺のご利益と交通アクセスについてまとめました。

乃木神社


TEL:075-601-5472
〒612-8028 京都市伏見区桃山町板倉周防32
■ご利益 文武両道 子供守護(※勝ちま栗が有名)
■アクセス 京阪、近鉄、JRでのアクセスが可能
・京阪京都本線「伏見桃山駅」宇治線「桃山南口駅」から徒歩15分
・近鉄「桃山御陵前駅」から徒歩15分
・JR奈良線「桃山駅」から徒歩10分
■駐車場 自家用車30台(無料) ※公式HPでは10台になっている

乃木神社は京都伏見桃山にある北向きの社、ご利益とアクセスについて
京都伏見桃山といえば明治天皇の御陵があることでも知られ、周辺は皇室宮内庁の御料地となっています。明治天皇の御陵がある南側、皇室の御料地内に創建された北向きの神社が「乃木神社」でKyotaroは正月の「伏見五福めぐり」で訪ねたことがあります。境内は通常の神社とは異なる雰囲気が漂っていましたのでその様子を紹介しましょう。

御香宮神社


TEL:075-611-0559
〒612-8039 京都市伏見区御香宮門前町174
■ご利益 安産 開運 厄除け
■アクセス 京阪、近鉄。JRでのアクセスが可能
・京阪「伏見桃山」から徒歩15分
・近鉄「桃山御陵前」から徒歩15分
・JR奈良線「桃山」から徒歩10分
■駐車場  20台分あり
※20分まで無料、以降40分毎に200円(上限800円)
※よく満車になる

御香宮神社でしだれ桜と小堀遠州ゆかり枯山水石庭を堪能する時間
京都と言えば有名な社寺がたくさんあり、桜や紅葉シーズンに彩られる境内は格別です。そんな景色を求めて世界中から観光客がやって来る、世界有数の人気観光地“京都”でハマってるのが石庭をはじめとする庭園。今回紹介するのは、京都伏見にある隠れた名庭、小堀遠州ゆかりの庭園と桜を一緒に観賞して来ました。

長建寺


TEL:075-611-1039
〒612-8211 京都市伏見区東柳町511
■ご利益 開運 商売繁盛 諸芸上達
■アクセス 京阪電車「中書島駅」下車、徒歩5分
■駐車場  駐車場なし※周辺コインパーク利用

長建寺は伏見五福めぐりの一つ、中書島からのアクセスと周辺観光は?
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大黒寺(薩摩寺)


TEL:075-611-2558
〒612-8062 京都市伏見区鷹匠町4
■ご利益 出世 開運 金運
■アクセス 京阪、近鉄でのアクセスが可能
・京阪電車「丹波橋駅」下車、徒歩8分
・近鉄「丹波橋駅」下車、徒歩10分
■駐車場  駐車場なし※周辺コインパーク利用

藤森神社


TEL:075-641-1045
〒612-0864 京都市伏見区深草鳥居崎町609
■ご利益 勝運 開運
■アクセス 京阪、JRでのアクセスが可能
・京阪「墨染駅」下車、徒歩7分
・JR奈良線「藤森駅」下車、徒歩5分
■駐車場  自家用車50台
※20分間無料、以降20分毎に200円

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まとめ

「伏見五福めぐり」に実際にご朱印めぐりをしてきた様子をシェア、大阪方面と京都方面から効率よく回るルートを紹介させて頂きました。

お正月の初詣(例年1月1日~15日開催)を兼ねてのお参りになりますので特に正月三が日は御香宮神社と藤森神社は一般の初詣客が多く、参拝に長蛇の列が出来ます。

順調に回ることができれば、半日もあれば五社寺を満願できますので時間には余裕をもって出かけるようにしましょう。

干支の色紙はとても可愛らしく、おしゃれなデザインなので額に入れて一年間の家族の幸福を願う意味で玄関に飾っています。

長建寺(京阪「中書島」)から御香宮(京阪「伏見桃山」)までは龍馬通り商店街や伏見酒蔵めぐりなど当時の面影が残る街並み散策も楽しむことができます。

尚、正月三が日は乃木神社近くの「明治天皇御陵」は普段は入れない墓所まで入ることができるので併せて訪ねてみるのもいいですね。※お出かけ前にHP等で確認しましょう。

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