“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
新春といえば御朱印めぐりに出かける人も多いのではないでしょうか?
今回は京都の中心、烏丸通沿いに点在する「京洛八社集印めぐり」を実際に歩いてめぐった時の様子をシェアします。
京都駅を起点に効率よくめぐる方法をわかりやすく紹介、詳しく見ていきましょう。
京洛八社集印めぐりを歩いて巡拝
「京洛八社集印めぐり」は京都駅付近から市営地下鉄烏丸線の鞍馬口駅までの区間に京都市内を南北に走り抜ける烏丸通沿いに点在する神社をめぐる、御朱印めぐりです。
京都市内の比較的近いエリアで完結する御朱印めぐりということで歩いてのんびり巡って4時間程度の所要時間で満願成就を達成できました。
実際にKyotaroがめぐってきた様子をシェアします。
文子天満宮から始まり、御霊神社で満願するルート
「京洛八社集印めぐり」の最南端に位置する文子天満宮をスタートして最北端にある御霊神社までのルートを写真付きで紹介します。
色紙の下から上に順番に御朱印を授かる形になります。
めぐる神社の順番は以下の通り、地図の南(下)から北(上)へと上がるイメージです。
最終の御霊神社からは最寄りの市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」より地下鉄で起点の京都駅に戻ります。
京都駅から京都御苑を目指す前半
最初の四社は比較的神社間の距離があり、結構歩きますが京都の繁華街である四条烏丸や京の台所・錦通、寺町通などを経由するので退屈することはありません。
途中、休憩がてら錦市場や寺町でランチを楽しむのもいいですね。
京都駅から文子天満宮
京都駅の烏丸中央口(北側)の改札を出てまず文子天満宮を目指します。
京都タワー側に出て、徒歩10分足らずの東本願寺方向へ北上します。
烏丸通は東側(東本願寺の向い側)を進み、東本願寺御影堂門の向い側まで歩きます。
烏丸通とは一旦ここでお別れ、渉成園方向へ右折し、突き当りの渉成園を左折して一つ目の交差点を超えたら文子天満宮。
文子天満宮から菅大臣天満宮
文子天満宮から再び烏丸通へ戻るとすぐに烏丸五条交差点に出ます。
次の菅大臣天満宮は烏丸通より西側、東西に走る高辻通沿いにあるので高辻通まで北上。
烏丸通西側を歩きましょう。
高辻通の目印は佛光寺の看板で佛光寺とは反対方向へ左折しましょう。
高辻通を左折して二つ目交差点にあるファミマを超えてすぐの鳥居が菅大臣天満宮への南側入口です。
菅大臣天満宮から下御霊神社まで繁華街を大縦断
菅大臣天満宮(高辻通)から下御霊神社(丸太町通)までが「京洛八社集印めぐり」のなかでいちばん長距離移動の区間となります。
菅大臣天満宮の北側から出て四条烏丸を目指し、烏丸通を北上、錦通(錦市場)を右折して錦天満宮を目指します。
寺町通または新京極通を北上してアーケードの終点を目指しましょう。
御池通に出て京都市役所を右に眺めながら寺町通を下御霊神社まで北上します。
途中、茶舗一保堂、西国三十三ケ所霊場で有名な革堂前を通過、下御霊神社へ到着。
長距離移動、お疲れさまでした。
下御霊神社から菅原院天満宮まで御所南端を西進
下御霊神社から菅原院天満宮へは丸太町通を西進。
京都御苑南端を東端から西端まで丸太町通を移動し、烏丸丸太町交差点まで進みます。
烏丸通に出たら京都御苑を右手に見ながら再び北上、菅原院天満宮へ到着となります。
ここの移動も京都御苑の端から端まで結構な移動距離ですのでがんばりましょう。
京都御苑から堀川通経由で御霊神社を目指す後半
京都駅から京都御苑西側に位置する菅原院天満宮までの四社は比較的神社間の距離が離れているため、結構歩きましたが、後半は短距離移動が多くなります。
特に菅原院天満宮から護王神社までは約300mと歩いて5分足らずの距離です。
では後半の四社をめぐる順序について見ていきましょう。
菅原院天満宮の並びにある護王神社
後半の最初は菅原院天満宮から北に徒歩5分程度の場所にある護王神社です。
京都御苑の西側にあたる蛤御門のすぐ近くに鎮座する、足腰の守護神、狛猪で有名な京都では初詣でも人気の神社です。
「京洛八社集印めぐり」の問い合わせ窓口も護王神社となっており、集印めぐりに参加している八社の中心となる神社でもあります。
護王神社から白峯神宮、水火天満宮へ
護王神社のあとは白峯神宮を目指しますが、京都御苑の西北角、同志社大学前を左折し、再び烏丸通とはここでお別れし、今出川通を堀川通まで西進します。
今出川通から堀川通へ出る手前に白峯神宮があります。
白峯神宮からそのまま堀川通を北上して水火天満宮まで徒歩10分。
この3社をめぐるのに約1時間の所要時間となります。
水火天満宮から東へ真っすぐ御霊神社へ
水火天満宮のあとは住宅街をひたすら東に進み再び烏丸通を目指します。
これといった目印がありませんが、ひたすら東に進んで大通りが見えたら、それが烏丸通です。
烏丸通に出て左すぐに御霊神社の看板が見えてきます。
その信号を渡って東に入った正面に御霊神社鳥居が見えてきます。
これで「京洛八社集印めぐり」は満願となります。
先着400名には「京洛八社集印めぐり」満願の記念品を授かることができました。
お疲れさまでした。
帰りは御霊神社から徒歩3分の市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から京都駅まで地下鉄で移動しましょう。
カラフルなご朱印が人気の京洛八社を紹介
「京洛八社集印めぐり」はカラフルな御朱印が特徴的でお洒落なデザインが印象的です。
京都市内中心部にある八社の宮司さんで企画して2010年元旦よりはじまった御朱印めぐりで2022年で13年目を迎えました。
最近始まったのかと思いきや、10年以上の歴史があるんですね。
京都の御朱印めぐりでは他に「京都十六社朱印めぐり」「京都五社めぐり」がありますが、いずれも神社が京都広域にわたり歩いて巡るのは厳しい御朱印めぐりです。
「京洛八社集印めぐり」に参加してる八社と御朱印についてここでは紹介します。
京洛八社集印めぐりの御朱印と色紙について
京洛八社集印めぐりの御朱印料と色紙についての情報です。
まず、参拝の順番に決まりはなく、どこからスタートしてどこで満願成就してもOKです。
八社どこでも色紙を購入することができますし、八社どこで満願達成をしても記念品の授与をうけることができます。
御朱印料は各社300円となり、色紙は500円となります。
色紙は購入した神社の御朱印が既に押されていて500円となります。
色紙中央の「京洛八社」に押印された干支の朱印は護王神社で押してくれます。
京洛八社の紹介
京洛八社の紹介をしていきましょう。
いずれも烏丸通沿いにある街中の神社なので敷地面積は比較的“狭い”神社が多いです。
いちばん広いのは最北端の御霊神社や下御霊神社で境内には摂社・末社や名水が湧いてたりします。
詳しく見ていきましょう。
文子(あやこ)天満宮
文子天満宮は北野天満宮の前身神社と言われ、天神信仰発祥の神社としても有名です。
御祭神は学問の神様として知られる菅原道真公をお祀りし、洛陽天満宮二十五社のひとつにも数えられています。
菅原道真公は903年(延喜3)59歳で左遷先の大宰府で生涯を終えますが、没後に道真の乳母であった多治比文子に「われを右近の馬場に祀れ」と託宣(=おつげ)を残したといいます。
しかしながら貧しい文子に社殿を建立することは叶わず、自宅のあった右京七条二坊に小さな祠を建て、おつげ通りに道真公をお祀りします。
これこそが文子天満宮の始まりとされ、天神信仰発祥地であり、また北野天満宮の前身神社とも云われています。
天明、安政、元治の大火で焼失しますが、都度再建され、現在の社殿は1918年(大正7)に造営されたものです。
住宅街のなかにあり、周囲をビルに囲まれた目立たないこじんまりとしたロケーションですが、境内には「文子託宣の像」や「菅公腰掛石」など道真公ゆかりの史跡があります。
菅大臣神社
菅大臣天満宮はかつて菅原道真公の紅白梅殿というお邸、菅家廊下という学問所があった場所で菅公の大宰府左遷にあたり、詩を詠まれた“飛梅の地”として知られます。
また菅公誕生の地と云われ、境内に産湯の井戸が現在も保存されています。
神社の創建は菅公没後と云われ、鎌倉期には南北両社分かれていた時期もあり、現在の菅大臣天満宮を「天神御所白梅殿社」、北社を「紅梅殿社」と呼ばれていました。
本殿は三間社流造で1869年(明治2)に下鴨神社の旧殿を移築したもので後に幣殿を建立し、現在は八棟造となっています。
街中にある神社で入口は南、西、北の三か所あり、町並みと同化したような境内で地元町民の憩いの場として生活感が漂う社となっています。
社務所は非常にわかり辛いですが、本殿前の案内を参考にうまく見つけてしっかり御朱印を授かりましょう。
下御霊神社
下御霊神社は御所の鎮守として八所御霊を祀る神社で社名は同じ京洛八社集印めぐりの「(上)御霊神社」に呼応します。
下御霊神社創建の平安時代は貴族文化が隆盛した華やかな時代ですが、一方で災害や疫病流行に人々は怯える時代でもありました。
医術もまだまだ未発達な時代にあり、今では考えられませんが、災害や疫病は怨霊が巻き起こすものと信じられていた時代でもありました。
怨霊を御霊としてきっちりお祀りし、お慰めすることで災禍からの守護を祈願するために立ちあげられたのが「御霊会」です。
本殿八座に八所御霊に加え、相殿一座には天中柱皇神をお祀りし、計九神が境内には祀られています。
また境内に湧く地下水はミシュラン二つ星を獲得した祇園の高級料亭「大渡」オーナーのお墨付きのある名水で地元の人が日々汲みに来られています。
注目は神社前の狛犬がやたら大きな口をあけてまるで「ガハハハ」と笑ってるような風貌が印象的です。
参拝の際はぜひ注目してみて下さいね。
菅原院天満宮神社
菅原院天満宮神社は「学問の神様」として有名な菅原道真公が生誕された霊地であり、菅原家が歴代にわたり住居とされていた地と云われています。
また代々帝にお仕え、奉仕し、栄職にあったため、菅原家の邸宅として受け継がれ、当時は「菅原院」とよばれていました。
菅原院天満宮神社は菅公生誕の地とされ、ここの境内にも「菅公御初湯の井」、すなわち「菅公産湯の井戸」の史跡が残されています。
「学門の神様」として有名な菅原道真公をお祀りしていることから境内には撫で牛像も安置されています。
境内は非常にコンパクトなため参拝は5分あれば充分でした。
護王神社
護王神社は創建年代は不明ですが、もとは高雄山神護寺境内に御祭神・和気清麻呂公の霊社として祀られたのが始まりと云われます。
1851年(嘉永4)孝明天皇は皇位を奪おうと画策した僧弓削道鏡の野望を防いだ和気清麻呂公の功績を讃え「正一位護王大明神」の神階と神号を授けられました。
その後「正一位護王大明神」は1874年(明治7)に別格官幣社となり、正式社名を「護王神社」と改め、1886年(明治19)明治天皇の勅命を受け、神護寺から現在の地に遷座しました。
狛いのししをはじめ、複数の猪像が境内に安置されており、これは和気清麻呂公が都から九州の宇佐へ向かう途中、災難に見舞われた際に300頭もの猪が現れ、清麻呂公をお護りしたという故事が「日本後記」に記されていることに因みます。
以来「狛いのしし」は護王神社のシンボル的存在、代名詞にもなっています。
他にも境内には全国から奉納された「いのししコレクション」やぜんそく封じの「カリンの木」、君が代の「さざれ石」、「願掛け猪」、「座立亥串」など見どころが満載です。
白峯神宮
白峯神宮は御祭神が第75代崇徳天皇、第47代淳仁天皇ということでいずれも“島流し”にあっている悲運、非業の死を遂げた天皇として歴史に名を残しておられます。
特に崇徳天皇は怨霊や日本三大妖怪に数えられるなど負のオーラが満載の御祭神で現在のイメージとはほど遠い神社でもあるのです。
ではなぜ「白峯神宮」はスポーツ上達をはじめ心願成就のご利益で有名になったのか?
それは第121代孝明天皇とその御遺志を継承された明治天皇の功績が大きいと云われ、宮地を和歌と蹴鞠の公卿宗家である「飛鳥井家」の邸宅跡地に社殿を造営、奉迎鎮座されたことに由来します。
後、明治時代に官幣中社、1975年(昭和50)に官幣大社となり「白峯神宮」として今日に至ります。
特に境内摂社の「精大明神」は平安時代の公卿宗家である「飛鳥井家」の守護神であり、スポーツ・学芸上達を守護する神様として近年はプロスポーツ選手も訪れるほど尊崇されています。
特に白峯神宮オリジナルのお守り「闘魂守」は全国から授かりに多くの学生、一般のスポーツ関係者が参拝に訪れることでも話題になっています。
水火天満宮
水火天満宮は醍醐天皇の勅願により923年(延長元)に尊意僧正によって建立された日本最初の天満宮と云われています。
天満宮ということなので御祭神は菅原道真公ですが、ご利益は就業成就のほかに社名から推察できますが、水難火除けのご利益も授かることができます。
小さな境内ですが、出世石や天満宮の神様が降臨したという登天石、玉子石と呼ばれる安産祈願の石、眼病に効く金龍水、境内末社の六玉稲荷大明神があります。
春にはしだれ桜の名所としても有名です。
御霊神社
御霊神社は「上御霊神社」ともいい、京都では“応仁の乱勃発地”としても有名です。
794年(延暦13)に崇道天皇をお祀りしたのが始まり、仁明天皇、清和天皇の時代を経て7柱を合祀、863年(貞観5)に悪疫退散の「御霊会」が勅命で催されたと云います。
奈良と京都をつなぐ三つの街道があり、疫病の侵入を防ぐために「御霊会」が営まれ、上つ道に早良親王を祀る崇道天皇社、中つ道に井上皇后を祀る井上御霊社、下つ道に他戸親王を祀る他戸御霊社が造営されました。
この時の中つ道の井上御霊社こそが「御霊神社」の始まりと云われています。
貴族文化の発展で華やかに見えた平安時代は医術が未発達な時代でもあり、疫病から国家、皇室、そして都民を守護してくれる御霊を崇敬することで護られる、という思想が当時は主流だったのです。
京洛八社へのアクセスと駐車場について
●文子天満宮
TEL:075-361-0996
〒600-8184 京都府京都市下京区天神町400
■拝観時間 9:00~17:00
■アクセス
・京都駅より徒歩10分
・市営地下鉄「五条駅」下車、徒歩5分
・京阪京都線「清水五条駅」下車、徒歩12分
■駐車場 なし
●菅大臣天満宮
TEL:075-351-6389
〒600-8444 京都府京都市下京区菅大臣町187
■拝観時間 9:00~17:00
■アクセス
・市営地下鉄「四条駅」下車、徒歩5分
・市バス「西洞院仏光寺」下車、徒歩2分
■駐車場 なし
●下御霊神社
TEL:075-231-3530
〒604-0995 京都市中京区寺町通丸太町下る
■拝観時間 9:00~17:00
■アクセス
・京阪鴨東線「神宮丸太町駅」下車、徒歩5分
・地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車、徒歩10分
・市バス「河原町丸太町」下車、徒歩2分
■駐車場 あり(数台程度)
●菅原院天満宮
TEL:075-211-4769
〒602-8021 京都府京都市上京区 下立売下ル堀松町406
■拝観時間 6:00~17:00
■アクセス
・京都市営地下鉄「丸太町駅」下車、徒歩5分
・京都市営バス「烏丸下立売」(51号系統)、下車すぐ
・京都市営バス「烏丸丸太町」(10・51・65・93・202・204号系統)下車、徒歩7分
■駐車場 なし
●護王神社
TEL:075-441-5458
〒602-8011 京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385(京都御所蛤御門前)
■拝観時間 6:00~21:00
※社務所御朱印受付は9:00~17:00
■アクセス
・市営地下鉄「丸太町駅」下車、徒歩北へ7分
・市バス/51系統「烏丸下長者町」下車すぐ
■駐車場 あり(15台)※境内と外壁沿い
●白峯神宮
TEL:075-441-3810
〒602-0054 京都府京都市上京区飛鳥井町261
■拝観時間 8:00~17:00※授与所は16:30迄
■アクセス
・市営地下鉄「今出川駅」下車、徒歩8分
・市バス「堀川今出川」下車、すぐ
■駐車場 あり(※4台が限界)
●水火天満宮
TEL075-441-6460
〒602-8222 京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)
■拝観時間 9:00~17:30
■アクセス
・京都駅/市バス9系統「一条戻橋・晴明神社前」下車、徒歩すぐ
・四条烏丸/市バス12系統「一条戻橋・晴明神社前」下車、徒歩すぐ
・京阪三条/市バス12、59系統「堀川今出川」下車、徒歩3分
・市営地下鉄「今出川駅」下車、徒歩18分
駐車場 なし※周辺コインパーク利用
●御霊神社
TEL:075-441-2260
〒602-0896 京都府京都市上京区上御霊竪町495
■拝観時間 9:00~17:00
■アクセス
・市営地下鉄「鞍馬口駅」下車、徒歩3分
・京都バス「烏丸鞍馬口」下車、徒歩5分
・市バス「出雲路俵町」下車、徒歩5分
■駐車場 10台程度停められる駐車場あり
まとめ
京洛八社集印めぐりを実際に歩いてめぐった時の様子をシェアさせて頂きました。
所要時間はちょうど4時間くらいで朝10時に京都駅をスタートして14時に満願成就達成、京都駅に戻って来て14時20分頃というイメージです。※ランチタイムなし
10時頃にスタートするのであれば錦市場や寺町あたりでランチタイムを楽しんで京都駅に15時すぎに戻ってくるのもいいと思います。
また9時前のスタートで一気に八社をめぐれば13時頃に満願、御霊神社近くの鞍馬口周辺、もしくは京都駅まで戻ってのランチもいいですね。
京洛八社集印めぐりは退屈せず、京都の町並みを楽しみながら散策がてら楽しめる御朱印めぐりとして今回紹介させて頂きました。
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