合槌稲荷神社(京都)は小狐丸ゆかりの地、御朱印と参拝のマナー

京のご朱印巡り
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

さて今回は刀鍛冶ゆかりの聖地、京都「合槌稲荷神社」の紹介です。

京都刀剣ご朱印めぐりをしていると「小狐丸」という刀にゆかりがある事がわかり、有名な能「小鍛冶」の舞台にもなっています。

刀剣御朱印めぐりということで途中、八坂神社境内にある刃物発祥地「刃物神社」も参拝して来ました。

詳しく見て行きましょう。


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合槌稲荷神社の御朱印と参拝について

京都の合槌稲荷神社といえば有名な刀鍛冶であった三条小鍛冶宗近が帝の勅命を受けて、狐とともに宝剣「小狐丸」を打ち上げた際にお参りしたという稲荷大明神。

場所はわかりやすくもあり、わかりにくい場所にある、と言えばいいでしょうか?

行くのに迷うことはないと思います。

理由は簡単、京都刀剣ご朱印めぐりでも有名な東山三条近くにある「粟田神社」からすぐの場所にあるから。

ここでは「合槌稲荷神社」の御朱印と参拝マナーについてまとめました。

合槌稲荷神社はどこにある?

まず最初に「合槌稲荷神社」がある場所ですが、三条通沿いにある粟田神社一の鳥居入口が目印となります。

一の鳥居前に立ったらそのまま三条通の向い側をみて見ると小さな朱い鳥居が見えます。

そこが合槌稲荷神社の参道入口です。

正直、民家に挟まれた間に小さな鳥居が連なっているのですが、何も知らなければ分かり辛いですね。

まずは粟田神社一の鳥居を目指して下さい。

合槌稲荷神社の御朱印について

「合槌稲荷神社」にも御朱印があるのですが、実際に参拝してみるとわかると思いますが、小さな祠があるだけで御朱印の授与所があるわけではないんですね。

「合槌稲荷神社」の御朱印はすぐ近くの「粟田神社」で授かることができます。

宝剣「小狐丸」と「稲荷大明神」らしく狐のイラストが入った素晴らしい御朱印(書置きのみ300円)です。

「合槌稲荷神社」の敷地は住宅街の奥にひっそり佇む、狭い敷地で人が二人でお参りするのがやっと、という広さです。

稲荷大明神と弁財天の小さな祠がそれぞれひとつずつ、ふたつの祠があるのみ。

まずはここでしっかりお参りした後に三条通を挟んだ向い側にある「粟田神社」を目指しましょう。

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合槌稲荷神社を参拝する時のマナー

「合槌稲荷神社」はすでに紹介の通り、民家の間にある狭い参道を住宅街の奥に進んだ先にある、という変わった立地になっています。

当然、周辺民家は普段生活をおられますので、参拝時は必要以上に騒いだりせず、静かにお参りしましょう。

以前は住宅街私道に無断で入って来る参拝に訪れた人と住民との間にトラブルがあったようですが、今は奉賛会も結成されており、そのようなトラブルも無くなったようです。

といえ、心静かにお参りする、という最低限のマナーは守って速やかにその場を立ち去るよう心がけましょう。

合槌稲荷神社と宝剣・小狐丸について

「合槌稲荷神社」は平安時代の刀匠であった「三条小鍛冶宗近」が帝の勅命を受けて「小狐丸」を打ち上げる際に、その大願成就のため祈願した稲荷大明神と云われています。

三条小鍛冶宗近が「合槌稲荷神社」の祠をお参りしていると狐の姿をした稲荷大明神の使いが現れて一緒に宝剣「小狐丸」を打ち上げたという逸話が残されています。

この逸話は現在も能や歌舞伎の演目「小鍛冶」に残されており、今なおこれら演目上演の折には成功を祈願するために関係者がこの地を参拝に訪れる習慣があります。

また京都の伏見稲荷大社背後にある稲荷山の「七神蹟」のひとつ御劒社本殿横には「焼刀の水」という井戸があり、この霊水を使って三条小鍛冶宗近は「小狐丸」を鍛えたと云われています。

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「小鍛冶」の逸話の最後に刀を打つのを手伝った稲荷大明神の使いである狐はその刀に「小狐丸」という名前を付け、稲荷山に帰って行ったという言い伝えがあるとか。

ちなみに合槌稲荷大明神の名前の由来は、三条小鍛冶宗近が帝(一条天皇)から作刀を命じられた際にその刀が合槌を打ってくれる相方が必要であったが、小鍛冶宗近には相方がいませんでした。

そんな時、刀を打つ手伝いに現れた稲荷大明神の使いである狐が相槌を打ってくれたことから「合槌稲荷神社」という名がついたそうです。

刀鍛冶の刀にかける想いというか、情熱が伝わってくる話で京都刀剣ご朱印めぐりに登場する刀にも様々な逸話があり、歴史ロマンが感じられますね。

合槌稲荷神社へ行く途中に立寄った刃物神社

さて今回、合槌稲荷神社~粟田神社へは京都河原町から祇園繁華街、八坂神社を通り抜けて徒歩で行きました。

四条河原町からは八坂神社境内社の刃物神社経由で徒歩約20分程度です。

この「刃物神社」は“刃物発祥地”として知られ、京の都は平安時代から江戸時代まで争いごとが絶えず、そうした歴史背景からたくさんの刀鍛冶が活躍した地でもあります。

御祭神は古事記や日本書紀にも登場する「刃物大神」で苦難を断ち切って未来を切り開き開運をもたらすご神徳があります。

「刃物」の神様ということで現在は職人や料理人の方もこの地に参拝に訪れるそうです。

Kyotaroは刀剣御朱印めぐりをするえで「刃物発祥地」をまずお参りしたほうがいいだろうということで参拝に訪れました。

場所は八坂神社のご本殿(2020年国宝指定)がある場所の北側に境内摂社・末社が並ぶ参道があるのですが、その中に「刃物神社」があります。

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合槌稲荷神社のアクセスと駐車場について

●合槌稲荷神社
TEL:075-551-3154(粟田神社窓口)
〒605-0034 京都府京都市東山区中之町200
■拝観時間 境内自由
■拝観料金 自由参拝
※住宅街の中なので常識の範囲内で参拝を
■駐車場  なし(粟田神社駐車場を利用)


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まとめ

京都刀剣御朱印めぐりでゆかりのある「合槌稲荷神社」の紹介でした。

ここは粟田神社とセットで訪れるのが定番ですのでまずは「粟田神社」を目指し、三条通沿い一の鳥居向い側にある「合槌稲荷神社」を参拝しましょう。

本当に住宅街の裏路地、人一人が通れるような細い路地の奥に鎮座する小さな祠で祀られている稲荷大明神なので心静かに参拝しましょう。

御朱印については粟田神社へ移動してから授かりましょう。

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