京都・大福寺の豆朱印帳が芸術的すぎる!菩提薬師如来と布袋尊を参拝

京のご朱印巡り
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京都在住のブロガーKyotaroです。

お盆期間中に京都市中京区にある「大福寺」に行って来ました。

ここは京都七福神の布袋尊や安産腹帯地蔵尊でも有名な寺院です。

大福寺」といえば月替わりの御朱印も有名なのですが、特に豆朱印帳がとても気になるのでお参りを兼ねて行ってきました。


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大福寺の豆朱印帳

大福寺」は京都市中京区にある天台宗の寺院で北には京都御苑、南には京都市役所がある京都市の中心部、住宅街の並びに目立たない佇まいで本堂があります。

周辺に特に目印があるわけではないので地図やグーグルマップがないと辿り着けないでしょう。

大福寺の御朱印は月替わり

大福寺」は数々の本や情報誌などで紹介される、常に新しい御朱印に月替わりで出会える寺院なので小さいながらとても人気のある寺院です。

そのため御朱印を集めてる人のなかにはわくわくしながら参拝に訪れる人も多いようです。

本当に丁寧な朱印所で豆朱印帳を購入


本堂左手に朱印所がありますが、普通の民家のようで本当にここでいいのか?思わず入るのを躊躇してしまいます。

中へ入ると御朱印帳や御朱印の販売がされており、その中に「豆朱印帳」と書置きの御朱印が置かれています。

眼を疑いましたが、これら全て手書きとのことで、しっかり参拝した日付まで記入して下さいます。

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今回、Kyotaroは“菩提薬師”のミニ御朱印を頂きましたが、御詠歌も書いて下さり、手渡しの際にしっかりその意味も説明して頂けます。

豆朱印帳から始まる新しい学び

大福寺」には御朱印の種類が豊富にあり、豆朱印帳ながらページはたくさんあるのでちょっとした朱印集めにハマってしまいそうです。

定期的に菩提薬師如来や布袋尊にお参りに行って毎回新しい御朱印を頂き、新しい学びに触れられたらと思います。

本当にひとりひとり丁寧に対応して下さる寺院で、また新しい御朱印が出たら、訪ねてみようと思える寺院でもあり、人気の秘密がわかったような気がしました。

大福寺の歴史と由来について

「大福寺」は天台宗の寺院で正式名称を「瑠璃光山利生陰大福寺」といいます。

その歴史は非常に古く、奈良時代にまで遡ります。

詳しく見ていきましょう。

大福寺の歴史

大福寺」が建立されたのは太古の時代、推古天皇の時代593~628年に大和国宮田郷に最初は建てられました。

その後、平安時代になって勅旨によ京都に移築、七堂伽藍を所有したと云われます。

御本尊の「菩提薬師如来」はあの聖徳太子の作と云われ、京都十二薬師のひとつに数えられます。

朝家からも篤い崇拝を受けていましたが、1788年(天明8)に天明の大火で炎上、現代の規模の寺院となり、わずかにその面影を留めるに至ります。

現在は京都市中京区の住宅街の並びにポツリと建つ、お寺と気付かずに通り過ぎてしまいそうな佇まいです。

幕末の勤王志士にもゆかりが

幕末には勤王の志士である梅田雲濱が境内に仮住まいをして妻を迎えたと云われており、尊王攘夷の志を抱き、「大福寺」を拠点に同志たちと国事に奔走していました。

後に幕府による安政の大獄によって吉田松陰、橋本左内、頼三樹三郎らとともに囚われの身となり、命を落とすことになります。

長きにわたり、日本の歴史とともに歩み、歴史を刻み込んできた寺院ともいえます。

寺号が「大福帳」の名の由来に

大福寺は「大福」と縁起の良い寺号から、正月には商売繁盛を祈願するために商家の出納帳に寺の宝印を授与する習わしがあり、「大福帳」の名の由来となっています。

本堂屋根の上にはよく見ると京都七福神の布袋尊がいらっしゃいますので商売繁盛によって金運を授かることができそうです。

大福寺へのアクセスと駐車場について

■大福寺
TEL:075-231-3624
〒604-0963 京都府京都市中京区麩屋町通二条上る布袋屋町498
拝観料金 無料、拝観自由
拝観時間 土日祝日と縁日の9:00~16:00
アクセス
市営地下鉄/「京都市役所前駅」から徒歩10分
市バス/「京都市役所前」から徒歩7分
駐車場  なし ※寺院向い側にコインパークあり

まとめ

今回は京都街中にある月替わり御朱印がとても人気の「大福寺」の紹介でした。

まだまだ豆朱印帳も真っ白なのでお参りに行く度に記事を更新していきたいと思います。

これからは京都の街中へ出かける時は「豆朱印帳」をもって出歩きます(笑)


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