正伝寺と圓通寺、京都洛北2つの借景庭園の魅力と駐車場について

まとめ記事
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京都在住のブロガーKyotaroです。

今回は自転車を転がして軽く京都市街を走り抜けてきた際に訪れた穴場スポットの紹介です。

目的は京都洛北にある比叡山を借景にした2つの庭園を訪ねるためです。

ともに共通してるのは交通の便が非常に悪く、訪れる人がさほど多くないということ。

春や秋のシーズンでも京都の他の観光地のように人で混雑することがありません。

そんな気になる穴場、京都洛北2つの借景庭園の紹介です。

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京都洛北にある2つの借景庭園の共通点とは?

京都洛北(北区~左京区)にある2つの借景庭園。

京都市北区にある「正伝寺」と左京区にある「圓通寺」はともに京都観光のなかでも穴場と言われるスポット。

穴場と言っても最近はSNSなどで情報が拡散されるスピードが速く、“知る人ぞ知る”隠れた人気のスポットという方が正しいのかも。

詳しく見ていきましょう。

正伝寺と圓通寺、穴場としての共通点

正伝寺と圓通寺はともに“穴場”として有名になったけどそれでも人があまり来ない寺院です。

単にマイナーで小さな寺院かと言えば、境内は決して小さな寺院でもなく、どちらも広大な自然に囲まれたロケーションを誇ります。

ではなぜ、秋のシーズンを含めて訪れる人が少ないのか?

その大きな理由として「正伝寺」と「圓通寺」は公共交通機関を利用して行くには非常に不便だという共通点があるからです。

どちらも最寄り駅もしくはバス亭から15分以上も歩かないといけず、タクシーを利用しないといけないほど。

こと「正伝寺」に至っては京都駅からバスを利用して最寄りバス停から15分は歩かないといけない不便さ。

Kyotaroが自宅から自転車(チャリ)を転がして言った理由は、ここにあります。

正伝寺と圓通寺、もうひとつの共通点は?

正伝寺と圓通寺のアクセスの不便さについて紹介しましたが、この2つの寺院にはもうひとつの共通点があります。

それは霊峰・比叡山を借景にした美しい庭園がそれぞれあるという共通点です。

どちらの寺院も“にわか観光客”がほとんどいませんので静寂に包まれた環境で借景庭園をそれぞれ楽しめるスポットとなっています。

Kyotaroの場合、正伝寺で約1時間、圓通寺でも約50分は座ったまま静かに比叡山を見つめていました。

それくらい比叡山を借景にした美しい庭園を独り占めしていられるほど秋の行楽シーズンでも特に平日は静かでのんびり過ごすことができます。

これがそこそこ知られてはいるが「穴場」と言われる所以です。

正伝寺と圓通寺には無料駐車場がある?

当ブログを訪れて下さったあなたにもうひとつ耳よりの“共通点”をお伝えしましょう。

それは正伝寺と圓通寺には無料の参拝者専用駐車場がある、ということです。

紹介の通り両寺院ともにアクセスが非常に不便なため、遠方、他府県からお越しの場合で正伝寺と圓通寺へ行くという目的が明確なあなたにはマイカーで行くことをおすすめします。

正伝寺は山門近くに15台以上の駐車スペースが、圓通寺にも20台程度の参拝者専用の駐車スペースがあり、いずれも駐車料金は無料となっています。

正伝寺と圓通寺の魅力と見どころについて


正伝寺と圓通寺の魅力、境内の見どころについてそれぞれ紹介します。

正伝寺と圓通寺の共通点について3つ紹介させて頂きましたが、ここではそれぞれの魅力を深堀していきます。

どちらの寺院も著名人、特にミュージシャンが好んで訪れたことがある、独特の魅力が興味深いです。

詳しく見ていきましょう。

正伝寺であのデビッド・ボウィも涙した静寂を体感

正伝寺は臨済宗南禅寺派に属し、正式名称は「吉祥山正伝護国寺」、創立者は東巌慧安禅師。

山門より木々に囲まれ、木漏れ日が心地よい参道を通り抜けて本堂を目指します。

正伝寺参道は自然と静寂に包まれた景観

山門から3,4分程度歩かないと庫裏へ辿り着けないので結構な敷地の寺院です。

山のふもとにある寺院なので11月中旬を過ぎると参道途中の階段から眺めた庫裏は紅葉に包まれます。

また庫裏の手前にある鐘楼も紅葉に包まれて美しい風景が広がります。

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本堂前に広がる借景、獅子の見渡し庭園

庫裏に着くと拝観料を払って本堂内へ。

いちばんの見どころは何と言っても小堀遠州が遺したとされる比叡山を築山に見立てた枯山水の白砂の庭園です。

本堂の前庭は「獅子の見渡し庭園」と呼ばれ、通常の岩が庭園内に配置されることが多いのですが、ここでは刈込が配置されています。

刈込は右から七、五、三と配列されています。

ここは本当に人が少なく、Kyotaroも2回訪ねていますが2回ともこの絶景をひとり占めできました。(40~1時間はぼーっと庭園を眺めていられます)

デビッド・ボウィや谷村新司も愛した静寂の時間

ここはあのデビット・ボウィが宝酒造の焼酎CMに出演する際に自ら正伝寺の「獅子の見渡し庭園」での撮影を指定したそうです。

長年京都に住んでいた当時の宝酒造宣伝部の次長ですらこの「正伝寺」の存在を知らなかったと言います。

撮影に同行してデビット・ボウィ氏が正伝寺を指定した理由がすぐに分かったというくらい静寂に包まれたスポットなのです。

また、シンガーソングライターの谷村新司さんも「自分と向き合える時間が持てる」場所として紹介されています。

こんな静寂をひとり占めできる贅沢は他にはなかなかありません。

デビット・ボウィ氏、谷村新司さんが惹かれた理由をKyotaroは身をもって体感して来ました。

圓通寺で比叡山の絶景に酔いしれる時間

「圓通寺」は後水尾上皇の幡枝離宮のあとに1678年に霊元天皇の乳母円光院文英尼公を開基として妙心寺第10世の景川宗隆禅師を勧請開山として創建された古刹。

ご本尊は聖観音菩薩で境内は本堂、客殿、観音堂からなり、客殿は東福門院御所から移築されたものです。

また、後水尾上皇の命により安置された不空羂索観音が観音堂に祀られています。

国の名勝指定の借景庭園

見どころは何と言っても青苔に覆われた枯山水の平庭にスギ・ヒノキの木立を通して比叡山を望むことができる借景庭園であり、国の名勝に指定されている。

紅葉の時期は青苔ともみじのコントラストが映え、スギ・ヒノキの木立の間に遠望できる比叡山はまさに絶景です。

時間帯によっては比叡山を真正面に見ながら、1時間近くここでも静かに過ごすことができ、贅沢な至福のひとときを満喫できます。

圓通寺で京都最後の借景庭園に感動、無料駐車場がある国指定の名勝へ
“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。 京都在住のブロガーKyotaroです。 京都にはたくさんの観光寺院があり、中には背後の山並みなどを借景にした“借景庭園”と呼ばれるスポットがたくさんあります。 ...

圓通寺のご住職

余談ですが、圓通寺のご住職は非常に気さくな方でKyotaroが1時間近く借景庭園を眺めてるのを見ておられたようで帰りがけに声をかけて下さいました。

圓通寺の玄関から入ってすぐ左手横に満月の借景庭園の写真が飾ってあるのですが、帰ろうとするKyotaroにご住職が突然「こんな綺麗な写真は滅多にとれんのや」と話しかけて下さいました。

モノクロ写真ですが本当に幻想的で美しく、つい見とれてしまう写真でご住職に声をかけられてその存在に気付きました。

京都の借景庭園は土地開発などによってどんどん減っていき、ここは数少ない京都に残る借景庭園のひとつ。

ご住職に聞いた話ですが「圓通寺」も例外なく、数年前にマンション開発の話が持ち上がったのですが、景観を守るために様々なご苦労があったようです。

「維持するのも大変だと思いますが、また来たい場所なのでこの庭園をいつまでも残して下さいね」というと笑ってKyotaroを見送って下さいました。

これからも定期的に訪れたいと思います。

正伝寺と圓通寺へのアクセスと駐車場について

●吉祥山正伝護国寺(正伝寺)
TEL:075-491-3259
〒603-8847 京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72
■拝観時間 9:00~17:00
■拝観料金 大人・高校生400円 中学生300円 小学生200円
■アクセス 最寄バス停「神光院前」徒歩15分
・京都駅から9系統「神光院前」下車
・三条京阪から37系統「神光院前」下車
・北大路バスターミナルから37系統・1系統「神光院前」下車
■駐車場  あり、自家用車15台(無料)

●大悲山圓通寺
TEL:075-781-1875
〒606-0015 京都府京都市左京区岩倉幡枝町389
■拝観時間 10:00~16:30 12月~3月は16:00迄
■拝観料金 高校生以上500円 中学生以下300円
■アクセス 叡電、地下鉄の最寄駅から結構歩く
・叡山電車「京都精華大前駅」「木野駅」下車、 徒歩25分
・京都バス「自動車教習所前」下車、 徒歩10分
・市営地下鉄烏丸線「国際会館駅」下車、 徒歩15分
■駐車場  あり、自家用車20台(無料)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここ数年の京都は世界中から季節を問わず観光客が押し寄せ、オーバーツーリズムの代名詞にもなった観光地のひとつです。

今回はそんな京都の穴場と呼ばれる2つの借景庭園を紹介させて頂きました。

穴場情報として、どちらも駐車場が無料なので平日に自家用車で行けばさほど道路渋滞もなく、この2つの寺院に限っていえば楽々観光することができます。

気になるあなたはぜひチェックしてみて下さい。

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