赤山禅院へ七福神まいり、修学院からのアクセスと無料駐車場について

神社仏閣(観光)
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のサラリーマン・ブロガーKyotaroです。

今回は比叡山延暦寺の塔頭寺院である「赤山禅院」について紹介します。

都七福神の第一番霊場「松ヶ崎大黒天」から歩いて25分で行くことができました。

京都の修学院離宮近くにあり、比叡山への登山口もある京都郊外に位置する寺院で京都中心部から行くのに少し時間を要します。

そんな「赤山禅院」のアクセス、無料駐車場の有無、実際にお参りしてきた様子をシェアします。

あなたの参考になれば幸いです。


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赤山禅院の行き方は?最寄駅と無料駐車場の有無について

「赤山禅院」は京都の数ある寺院のなかでも郊外にあるマイナーな天台宗の寺院です。

京都在住者でもなかなか行く機会がない寺院ですが、実はあの「比叡山延暦寺塔頭寺院」のひとつなんです。

「赤山禅院」から比叡山へ登山ができる登山口があるほどで近くには修学院離宮があります。

京都御所から見て表鬼門の方角にあるので古来より方除けの神様として篤く信仰されてきました。

ここでは「赤山禅院」のアクセスと駐車場について紹介、最寄駅はどこなのか?また参拝者専用の無料駐車場はあるのか?についてまとめました。

赤山禅院はどこにある?周辺見どころ

「赤山禅院」があるのは京都市左京区の比叡山麓の街、修学院という地域にあります。

京都の修学院といえば「修学院離宮」が有名ですが、すぐ隣には一乗寺の街並みが広がり、「曼殊院門跡」や「圓光寺」「詩仙堂」などがあります。

当ブログでも紹介していますが、この辺りは史蹟が点在しており、歩いてめぐるのに持ってこいのエリアでもあります。

但し、京都中心部、京都駅や四条河原町から行くにはアクセスに1時間程度の所要時間が必要でややアクセスが不便なエリアでもあります。

赤山禅院の最寄駅は?

「赤山禅院」の最寄駅といえば叡山電鉄「修学院駅」となります。

叡山電鉄とは京阪鴨東線終点の駅「出町柳」から「京都八瀬」方面、「鞍馬」方面へと走る地元ローカル線です。

最寄駅と行っても「修学院駅」からは徒歩15分程度の所要時間、初めて行く場合は20分はかかると思っておいていいでしょう。

駅直ぐの“白川通北山の交差点”を北に二つ目の信号を右折、修学院の閑静な住宅街を抜ける「修学院離宮道」「赤山道」の先、自然豊かな環境に「赤山禅院」があります。

赤山禅院に参拝者専用の無料駐車場はあるのか?

「赤山禅院」には参拝者専用の無料駐車場が完備されています。

「修学院離宮道」から「赤山道」へ入り、赤山禅院鳥居を右折した先にある山門を車で入ってすぐ左手に参拝者専用の無料駐車場があります。

平時の参拝は自家用車利用でも充分駐車できるスペースがありますので車で行っても問題はありません。

但し、昔ながらの修学院住宅街を通り抜けるので道路は狭いので運転に自信がない、土地勘がない方にはおすすめは出来ません。

ただ普通に運転ができれば問題なく辿り着けますのでご安心ください。

また紅葉シーズンは「赤山禅院」が隠れた紅葉名勝ということもあり、参拝客が増えるため、近隣に臨時駐車場が設けられますが、秋は出来れば車での参拝は避けましょう。

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赤山禅院へ七福神まいり、境内見どころについて


「赤山禅院」は日本最古といわれ京都発祥の元祖「都七福神まいり」の福禄寿がお祀りされており、境内には福禄寿堂(ご朱印所も隣接)があります。

境内が自然に囲まれた環境にあるため、とても静かな景観が広がり、心静かにお参りすることができます。

境内見どころについて紹介します。

赤山禅院鳥居

修学院の住宅街、赤山道にある石造の鳥居。

「赤山大明神」の額はかなり年季が入ってますが、後水尾天皇行幸の際に賜った勅額(現在は複製品)と云われています。

街と一体化した感じがとても自然体で良かったです。

山門から参道

赤山禅院の山門は開門6時、閉門18時となっていますが、拝観時間は9時から16時30分までとなっています。

車で入ることができ、山門を潜ったすぐ左手が参拝者専用駐車場となっています。

山門から社殿へと続く参道に「都七福神」の幟が立ていますが、秋には紅葉が色づき美しく幻想的な景観が続く参道となります。

拝殿と魔除けの猿

参道を進むと境内社殿へあがる石段が左手に見えてきます。

石段を上がった正面にあるのが拝殿で、まずはここにお参りします。

屋根の上に目をやると御幣とかぐら鈴を持った“黄金猿の像”が檻に閉じ込められるように安置されています。

これは“鬼門除けの猿”で皇城(現京都御所)を守護しているのですが、金網の中に入れられてるのは、夜な夜な悪さを繰り返した為と云われています。

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本殿(赤山大明神)

本殿には御本尊である赤山大明神がお祀りされており、皇城表鬼門を鎮守するためにこの地に安置されています。

赤山大明神とは中国・唐の赤山にあった泰山府君を慈覚大師円仁の遺命により勧請した神様という言い伝えがあります。

ルーツは中国・唐の時代にまで遡るんですね。
※2021年1月現在、本殿は改修工事中でした。

地蔵堂

赤山大明神は地蔵菩薩の化身と云われ、その地蔵菩薩をお祀りするためのお堂が地蔵堂となります。

拝殿から本殿へと進む向かって左手正面にあります。

弁財天堂

弁財天は七福神の一神ですが、日本で七福神信仰が盛んになるもっと以前、奈良時代から仏様として篤く信仰されてきた神様です。

赤山禅院の弁財天堂に祀られる弁財天は“出世弁財天”として信仰されています。併せてお参りしましょう。

福禄寿堂

都七福神の一神、福禄寿神がお祀りされています。

お堂はかなり古く、歴史を感じさせる堂舎となっていて、お堂の横には七福神像が並んで立っていますのでしっかり感謝の気持でお参りしましょう。

ご朱印所が隣接しており、こちらで都七福神まいりのご朱印(300円)を授かることができます。

ご朱印は9時から16時30分までの受付となっています。

金神社・歓喜天・相生社

福禄寿堂から順路に従って境内を進めて行くと“金神社”“歓喜天”“相生社”があります。

小高い丘の上へと石段を上がっていくと金神社があります。

金神社は名前から“金運の神様”かと思いきや“鬼門方除けの金神様”がお祀りされています。

“歓喜天”は夫婦和合の神、“相生社”は縁結びの神、と境内末社が続きます。

相生社にある二つの鳥居は“夫婦鳥居”と呼ばれ、手を繋いでここを通り抜けた二人は結ばれるというロマンチックな言い伝えが残ります。

雲母不動堂

赤山禅院にある不動堂は比叡山延暦寺と赤山禅院の間にある雲母坂(きららざか)にあった雲母寺(うんもじ)の本堂が移築されたお堂です。

雲母寺が明治時代になって廃寺となったため、本堂に祀られていた御本尊である不動明王像が現在は赤山禅院の不動堂に安置されているのです。

この不動明王像は伝教大師(最澄)の作と云われ、現在も赤山禅院の不動堂では大阿闍梨が護摩供養を行っています。

赤山禅院へのアクセスと駐車場について

●赤山禅院
TEL: 075-701-5181
〒606-8036 京都府京都市左京区修学院開根坊町18
■拝観料金 境内自由参拝
■拝観時間 9:00~16:30
■アクセス 松ヶ崎大黒天から徒歩圏内
・叡山電鉄「修学院駅」下車、徒歩15分
・市バス「修学院離宮道」下車、徒歩10分
■駐車場  参拝者専用無料駐車場あり

まとめ

今回は比叡山延暦寺塔頭寺院のひとつ「赤山禅院」の紹介でした。

特に印象に残ったのは拝殿屋根の金網に入った“鬼門除けの猿”と境内末社相生社の“夫婦鳥居”でした。

アクセスがやや不便ですが、お隣の一乗寺にもたくさん史蹟があるので歩いて巡っても面白いエリアです。

ちなみにKyotaroは北山方面から松ヶ崎大黒天を参拝してから歩いてやって来ました。

所要時間は徒歩25分といったところでしょうか?初めて歩いて見ましたが迷うことなく、スムーズに辿り着くことができました。

https://kyoto-hannarism.com/miyakoshichifukujin-kyoto/
「赤山禅院」のみを目指す、というのであれば叡山電鉄を利用するのがいちばん便利でおすすめのアクセスですね。

ぜひ参考にしてみて下さい。


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