正法寺は京都洛西の名刹、東山連峰一望の借景庭園しだれ桜の見頃は?

神社仏閣(観光)

京都在住のブロガーKyotaroです。

2020年は暖冬でしたが、3月下旬ここへきて京都は冷え込む日が続いています。

京都では3月20日すぎからあちこちで桜が咲き始めて早い所では見頃を迎えていますね。

今回は京都大原野の山里にある「正法寺」の紹介。

ここにある借景庭園は京都に残る庭園の中でも有数の絶景をほこる名庭です。

静かで春秋のピークを除けば、その絶景をひとり占めできる可能性が高いスポットです。

今回は桜の開花状況を確認がてら参拝と京都屈指の借景庭園で恒例のボーっとする時間を過ごしてきました。

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正法寺にある東山連峰一望の借景庭園しだれ桜の見頃は?

正法寺の借景庭園には紅しだれ桜の樹が植えられています。このしだれ桜が見ごろを迎えるのは例年4月10日前後です(※気候状況により多少前後する場合あり)。

正法寺はやや標高の高い、京都洛西の大原野にあります。そう街中ではなく、山里といえばイメージしやすいでしょうか?

だから桜の開花もやや他の場所に比べ、やや遅い印象ですが、桜の種類によっては3月下旬に満開を迎えるものもあります。

正法寺のすぐ向い側にある大原野神社と正法寺の借景庭園内にある紅しだれ桜は、3月下旬時点ではまだつぼみであることが多く、例年の見頃が4月10日前後となります。

大原野は京都西山の竹林が連なる向日丘陵に囲まれた牧歌的な風景が広がる遊猟地です。

桓武天皇、藤原道長など公卿が狩猟に訪れた地。人里離れた自然に囲まれた風光明媚な地に正法寺があります。

そんな正法寺にある京都屈指の借景庭園は、四季折々の楽しみ方があるのです。。

東山連峰を借景とした京都市街を一望できる白砂に浮かぶ鳥獣名庭で像、フクロウ、獅子、蛙、うさぎ、亀の形をした名石が配置された“鳥獣戯画の世界”が広がります。

正法寺の沿革と見どころについて

京都大原野の地に真言宗の寺として開山し、正式名称は「法寿山正法寺」と号します。

その沿革について見ていきましょう。

正法寺の沿革

奈良唐招提寺創建の鑑真和上の高弟である智威大徳が隠世したのが始まりと云われ、のちに延暦年間の782年から806年の間に最澄が開山。

大原野神社の向いに建ち、弘仁年間の810年から824年には空海が入寺した云われるが、応仁の乱による戦火で焼失。

その後、戒律の僧志徹が慶長年間の1596年から1615年の間に復興し、徳川5代目将軍・綱吉公の生母である桂昌院の帰依を得た由緒ある寺院なのです。

白砂に浮かぶ鳥獣名庭「借景庭園」

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見どころは何と言っても本堂横にある借景庭園。

ここから眺める京都市街、その奥にそびえる東山連峰はとても素晴らしい景観で春夏秋冬楽しめる絶景ポイントです。

大原野神社のすぐ向い側に建ち、大原野自体が古今集や新古今集の和歌に数多く詠まれている地として有名です。

紅しだれ桜満開になった白砂に浮かぶ鳥獣名庭から京の街と東山連峰を望む雄大な庭園は借景庭園としても京都有数の絶景を誇り、春と秋には大勢の観光客で賑わいます。

庭園内にある石はよく見ると像、フクロウ、獅子、蛙、うさぎ、亀の形をした名石。

まさに鳥獣戯画の世界にいるような見事な庭園です。桜のシーズンが終わるとサツキやツツジが見ごろを迎えます。

聖観音

平安初期24歳だった弘法大使の作と云われている“立像形式”の聖観音。

厄除の仏様として古くから信仰されています。

薬師如来

開山智威大徳がこの地に隠世して薬師如来を祀ったのが始まりと云われます。

現在、正法寺は西国薬師霊場第41番札所となっています。

走り大黒天

正法寺には走ってる姿をした珍しい大黒天が祀られており、その姿はまるで一刻も早く福を届けて下さるような気にさせてくれるありがたい大黒さまです。

よって正法寺は、京都六大黒天霊場の第三番のご本尊でもあるのです。

春日不動明王

五大明王のなかでも最も親しまれている仏様。

厄除招福、家内安全、当病平癒、交通安全、学業成就のご利益があります。

お堂の横には水琴窟があり、竹筒に水を流し込んでその音を楽しむことができます。

遍照塔(へんじょうとう)

もとは京都東山の高台寺にあった忠魂堂を2007年にこの地に移築したもの。

桜の季節は朱色と桜のコントラストが非常に美しい景観で目を楽しませてくれます。

正法寺のアクセスと駐車場について

■正法寺 TEL075-331-0105
〒610-1153 京都市西京区大原野南春日町1102
拝観時間 9:00~17:00
拝観料金 大人300円 小学生100円
アクセス 阪急電鉄/「東向日駅」下車、バスで約20分「南春日町」下車徒歩8分、同じく「桂駅」下車、バスで約30分「南春日町」下車、JR京都線/「向日町駅」下車、バスで約25分「南春日町」下車徒歩8分
駐車場 専用駐車場あり(20台分)

まとめ

正法寺の庭園は京都で三本の指に入る借景庭園です。

春に咲く鳥獣名庭の紅しだれ桜とその背後に遠望できる東山連峰は京都好きの人間からするとたまらない“絶景”。

アクセスがやや不便ですが、車で行っても停められる確率が高いお寺です。

車で行く場合は、最悪お向かいの大原野神社駐車場(シーズン中は有料、注意)も視野に入れて行きましょう。

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