Kyotaroです。
先日、久しぶりに京都府北部方面へドライブに行って来ました。
京都市内へ戻る道中に「美山かやぶきの里」に立寄って散策して来ました。
集落を散策してるとテレビに出てきそうな風景に子供の頃の夏休みを思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。
ここはまさに日本の原風景が残る貴重な集落であり、ずっとこの景観を残して欲しいなと思いました。
Kyotaroの「美山かやぶきの里」ウォーク、詳しく見ていきましょう。
美山かやぶきの里は観光での滞在時間はどのくらい必要か?
「美山かやぶきの里」とは美山町北集落のことで今でも茅葺屋根の民家が集落として残るエリアです。
観光用に茅葺屋根の建物があるのではなく、実際にそこで生活をしておられる集落を散策するのでそこで暮らす人々の生活を生で体感できます。
かつて日本海から京都へと続く「鯖街道」として栄えた当時の景観を残しつつ、現在も集落での暮らしが続いているのです。
滞在時間について
「美山かやぶきの里」の滞在時間はおよそ1時間半もあればゆっくり観光することができます。
食事処やカフェなども集落内、駐車場付近にあるので食事や休憩をかねての散策であれば2時間半程度の滞在時間が必要です。
山間に佇む集落の散策なのでスローな時間を楽しんで欲しいので正直なところ、滞在時間が1時間程度では充分に「美山かやぶきの里」を満喫することは出来ません。
集落の見どころについて
「美山かやぶきの里」見どころについて紹介します。
集落内には公民館、民俗資料館や美術館、民宿、そしてお洒落なカフェもあり、散策を楽しむことができます。
昔懐かしいポスト
駐車場から集落に入ってすぐの公民館前に建つ真っ赤なポスト。
集落入口にポツンと立ってるので結構目立ちますが、茅葺屋根の家とのコントラストが何とも言えない景観を作り出しています。
お地蔵さん
公民館の先にある「鯖街道」沿いにある「地蔵尊」で普明寺の地蔵菩薩のようです。
小さなお堂には「ありがたく立道すじの地蔵尊 誓いも固き石のお姿」普明禅寺 と書かれています。
北稲荷神社
集落の西寄りにある大きなトチの木(南丹市指定文化財)がある稲荷神社。
神社というよりはトチの木の巨木がとにかく目立ち、稲荷神社は社殿も小さくてすぐにお参りができてしまいます。
稲荷神社の御神木のようなのでこちらでもしっかりお参りしました。
トチの木は周囲510㎝、樹高25mもある巨木でその下に北稲荷神社が鎮座しています。
普明寺
集落のいちばん高台に建つ寺院で正式名称を「異月山普明寺」といいます。
建立時期は未定ですが、大原良忍の開基と云われており、京都の名刹相国寺にもゆかりのある知覚普明国師によって再建されました。
一見、公民館のような建物なので寺院っぽくないのですが、御本尊には「観世音菩薩」をお祀りしています。
美山民俗資料館
この地における二百年余り前の準上層農家の姿を今に伝える貴重な建物が資料館となっています。
平成12年5月に主屋と納屋を焼失するも幸いに詳細な記録が残されていたので様式、間取、材料、工法などを忠実に再現し、今日の復元に至りました。
鎌倉神社
集落の東エリア、山の中腹に鎮座する神社で“山の神”をお祀りする神社です。
ここも社殿は小さく、よく神社にある摂社のような小さな社殿でお参りはすぐにできますが、そう長くないのですが急な石段を上がらないといけません。
小さな社殿ですが、どこか厳かな雰囲気、霊気を感じる神社です。
しっかりお参りして来ました。
カフェ美卵
集落内にある、ご夫婦で営まれてる小さくておしゃれなカフェ。
ここのジェラートは甘くて濃厚な味わいが最高でした。
プリンや黒糖豆乳プリンも人気メニューです。
店内は広くありませんが、ここでのんびり集落の茅葺屋根と周囲の山々を眺めながら休憩させて貰いました。
支払いはなんと!Paypayにも対応してます。
2020年4月に美山かやぶきの里の駐車場が有料化
「美山かやぶきの里」の駐車場は年間観光客の増大に伴い、2020年4月1日より、有料化されることになりました。
自家用車は500円(一日)となっており、営業時間は9時から17時まで。
12~3月冬季の期間は10時から16時までの営業時間となっております。
駐車場には係員が常駐しており、駐車場入口にて現金で支払いをします。
美山かやぶきの里へのアクセスと駐車場について
■美山かやぶきの里
TEL:0771-77-0660
〒601-0712 京都府南丹市美山町北
見学料金 集落散策自由※一部有料施設あり
営業時間 9:00~17:00(駐車場)
※冬季12~3月は10:00~16:00
アクセス 京都駅からJR+バスで約2時間15分
京都駅から日吉駅までJR山陰本線利用
日吉駅から南丹市営バス乗車「北(かやぶきの里)」下車
駐車場 あり(普通車1日500円)
まとめ
「美山かやぶきの里」は、のんびり子供の頃に過ごした夏休みを思い出させる、どこか懐かしい景観の集落でした。
カフェでまったり過ごしたり、自然豊かな集落で茅葺屋根を楽しんだり、歩いてて楽しいスポットです。
観光施設ではありませんので、住宅敷地内に勝手に入ったり、ゴミのポイ捨てなどは絶対しないようにしましょう。
マナーを守って、この景観がいつまでも残せるように、また地域の人々と観光客の交流がさらに発展していくためにも我々も努力しないといけませんね。
コメント