伏見神宝神社は十種神宝と龍神を祀るパワースポット、行き方は?

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京都在住のブロガーKyotaroです。

京都の初詣で最も人出が多いといわれる伏見稲荷大社へ辰年の初詣へ行って来ました。

本当の目当ては稲荷山の中腹に鎮座する、狛龍が拝殿を護る「伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)」で辰年の神徳にあやかるため。

千本鳥居の行列とは裏腹に意外と知られていないパワースポットの境内見どころと行き方について紹介します。

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伏見神宝神社、十種神宝と龍神を祀る境内の見どころ

伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)は伏見稲荷大社の聖域、パワースポットとして知られる稲荷山の中腹にあります。

平安初期の創建といわれ、もともと稲荷山に鎮座し、当時の歴代天皇からの進行も篤かったのですが、その後衰退の歴史があり、1957年(昭和32)に現在の場所に再建されました。

主祭神は天照大御神で稲荷大神を拝詞、拝殿の両脇には天龍、地龍と書かれた狛龍が安置されており、境内摂社や末社には龍頭社、八大龍王大神、白龍大神などの龍神さまが祀られるパワースポットです。

これこそがKyotaroが辰年の初詣に稲荷山を訪れた最大の目的でもあります。

また境内には三種の神器のルーツにもなったという十種類もの宝物が奉安されており、「十種神宝(とくさのかんだから)」別名を「天璽瑞宝十種(あまつしるしみずたからとくさ)」と呼ばれています。

ここでは伏見神宝神社の境内見どころを紹介します。

拝殿

鳥居から境内の正面に見えるのが拝殿で天照大御神をお祀りします。

両脇には狛龍が控え、向かって左が「地龍」、右が「天龍」であらゆる願いを叶えるという黄金に輝く「如意宝珠」をその手にもって拝殿をお守りしているのです。

天と地を行き来する2頭の龍は天照大御神の神使と云われています。

境内はさほど広くないのでまず、こちらでお参りをしましょう。

拝殿左手にある建物が社務所ですが、御朱印(書置き)はこちらで授かることができます。

龍頭大神

拝殿から境内を時計回りに巡ると続いて龍頭像があり、その隣に鎮座するのが境内摂社の「龍頭大神」です。

龍頭像は水面から龍が頭を出し、天を拝む様子の像でとても神秘的です。

かつては龍が宝珠を口にくわえており、その宝珠を回しながらお参りするとご利益がある、とされていましたが、現在は龍の頭を撫でてお祈りをするようになっています。

すぐ隣の龍頭大神は周囲にたくさんの絵馬が奉納されており、こちらでも祈願を忘れずに行いましょう。

磐境(いわさか)と降臨神石

龍頭大神からさらに時計回りに進むと境内の一番奥に赤い鳥居と竹の鳥居、両鳥居の下に岩がある遥拝所が見えてきます。

伏見稲荷大社の聖域で霊山とされる「稲荷山」を遥拝する場所で、稲荷山の一の峰と一直線上に位置していることから、ここが境内一番のパワースポットなんですね。

鳥居の下には「磐境」があり、伏見神宝神社の降臨神石こと「たけのこ石」がお祀りされています。

ここでもしっかりお参りして稲荷大神からご利益を授かりましょう。

底津岩戸社

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引き続き、時計回りに境内を進んだ12時の方向、拝殿真後ろの階段を降りると境内末社にあたる「底津岩戸社」があります。

ここは権太夫大神・白龍大神・八大龍王大神をお祀りし、龍族8人の王、そして天界に仕える白龍とともに中央には権太夫大神こと大国主神(大黒天)をお祀りしています。

大国主神は大黒天とも呼ばれるため、ここでは商売繁昌や縁結びのご利益を授かることができるのは、伏見稲荷大社との関わりがやはりあるからなのでしょうか?

底津岩戸社は気づかずに通り過ぎてしまう人も多いようなので、見逃すことなく、拝殿後ろの石段下の祠も忘れずにしっかりとお参りしましょう。

龍のおもかる石

さらに時計回りに進んで今度は3時の方向、拝殿横で龍頭大神と対角線上にあるのが龍頭の「おもかる石」です。

ここではお賽銭を入れて、願い事を祈り、そのあとに「おもかる石」を持ち上げた際に、“石が軽い”と感じたらその願いが叶う、というものです。

かつては龍頭ではなく、尼さんの像、そして普通の石がふたつ置かれていたようですが、現在は龍頭の石が大小ふたつ置かれています。

Kyotaroももちろんお祈りして大きい方の龍頭「おもかる石」を持ち上げましたが、軽いとは感じず、逆に重いとも感じなかったので、願い事を叶えるために精進せよ、とのお告げかなぁ、と勝手に思い込んで、感謝の念を込めて帰ってきました。

ちなみに“石が重い”と感じた場合、願いにはまだほど遠い、ということでほぼ願いは叶わない、ということのようです。

その他にも境内には「磐境と降臨神石」の近くにも龍頭の像があったり、境内末社があったりとそこまで広くないのですが、龍神さまのご利益を授かることができるスポットが盛りだくさんでした。

まさに辰年にお参りするにはこれ以上ない、ご利益を授かることができる神社ということですね。

伏見神宝神社の行き方は?どうやって行けば良い?

伏見神宝神社は伏見稲荷大社の聖域、稲荷山の中腹に鎮座しているため、伏見稲荷大社の本殿、千本鳥居を通り抜けた奥宮から熊鷹社へ向かう途中、最初に鳥居が途切れる右手の「伏見神宝神社」案内看板から山道を進んだ先にあります。

千本鳥居から逸れて一変、普通の登山道が始まり、しばらく進むと右手に竹林が見えたら、伏見神宝神社の鳥居が見えてきます。

JR稲荷駅から徒歩12分、京阪電鉄・伏見稲荷駅から徒歩15分の所要時間で辿り着くことができます。

初めての人は注意

初めてのひとにはややわかりにくいかもしれませんが、まずは伏見稲荷大社で有名な千本鳥居を目指し、そこを通り抜けた先にある奥宮まで進んでいきましょう。

奥宮参拝後、拝殿に向かって今度は左手に狛狐が出迎えてくれる千本鳥居が続きますのでそちらへ進んでいきましょう。

そこからは最初に千本鳥居が途切れる場所を意識してもらうとすぐ右手に看板が見えてきます。

あとはそこから続く伏見神宝神社への参道を進むのみ、一本道なので迷うことはありません。

ちなみに伏見神宝神社の境内入口の横に登山道が続いており、稲荷山の一の峰へと向かうことができます(所要時間1時間程度)。

伏見神宝神社へのアクセスと駐車場について

●伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)
TEL:075-642-5838
〒612-0811 京都府京都市伏見区深草笹山町15
■拝観料金 境内自由
■拝観時間 参拝自由※社務所は16時まで
■アクセス JR奈良線、京阪電車が便利
・京都駅よりJR奈良線「稲荷駅」下車、徒歩12分
・京阪電鉄「伏見稲荷駅」下車、徒歩15分
■駐車場  専用駐車場なし
※伏見稲荷大社の駐車場利用
※注意!伏見稲荷大社駐車場12/30~1/5閉鎖


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まとめ

2024年辰年の初詣で龍神さまからご利益を授かるために訪れた「伏見神宝神社」の紹介をさせて頂きました。

境内の社務所では御守りや御朱印の他にも境内に奉安されている「十種神宝」にちなんだペンダントや隼人の盾など神器にまつわる授与品が有名です。

Kyotaroは龍みくじ(500円)と御朱印(500円)を授かりました。

おみくじは「中吉」で良くも悪くもない内容でしたが、焦らず時を待って行動せよ、ということで広い視野を持って全体を見渡し、飛躍するためにここぞという時のために力を蓄えよ、といったところですかね。

辰年の飛躍を祈念して訪れた伏見神宝神社、辰年に脚光を浴びる神社へぜひ、あなたも訪れてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
Kyotaro

京都在住、念願の京都に1戸建て住宅を新築購入した既婚の53歳、フツーの会社員。子供は3人で男ー女ー男の“二太郎+一姫”。将来は奥さんと京都でお洒落なカフェを営むことができればいいな、とささやかな夢を持っています。どうぞよろしくお願いします。

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