京都の初詣で混雑しない穴場4選と混雑する人気スポット4選を紹介

まとめ記事
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

京都にはたくさんのおすすめ初詣スポットがありますが、正月といえば普段は混雑しない神社でも人でいっぱいになるのが当たり前ですね。

そんな環境でも行きたいスポットもあれば、とにかく人の少ない穴場でしっかりお参りしたいという考え方もあるでしょう。

今回は京都初詣の穴場と混雑必至の人気スポットをそれぞれ4ケ所ずつ紹介します。

人気スポットは時期をずらしていくのもひとつの考え方です。

詳しく見ていきましょう。

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京都の初詣で混雑しない穴場4選

まず、京都で混雑しない初詣の穴場があるのか?という疑問についてここでは紹介します。

簡単に言えば、街中をはずれた神社に行けば、そんなに混んでいない神社はあるのですが、混んでなければどこでもいいわけではないと思います。

京都市街地から近いし、すぐ近くに有名な初詣スポットがあるのに空いてるの?混雑してないの?というスポットを4つ紹介します。

京都ゑびす神社

京都ゑびす神社は京都祇園にありますが、正月期間中は比較的お参りがしやすいことで知られています。

というのも毎年1月10日の十日ゑびす大祭と前後の宵ゑびす祭、残り福祭のほうが人出が多いため、正月3ケ日は比較的空いてます。

京都ゑびす神社は「えべっさん」の名で親しまれ、西宮、大阪今宮神社と並び日本三大ゑびすと称されています。

すぐ近くには日本最古の禅寺として名高い「建仁寺」があり、開祖の栄西禅師が鎮守社として建立したのが始まりと云われています。

毎年正月恒例の都七福神めぐりのゑびす神として知られ、御祭神は八代言代主大神、大国主大神、少彦名神です。

京都ゑびす神社の詳細はこちら⇒

乃木神社

乃木神社は京都伏見桃山の明治天皇御陵の近くにあり、日露戦争で武功をあげた乃木将軍を祀る神社です。

乃木将軍は日露戦争後に明治天皇から学習院院長を命じられますが、明治天皇崩御の折、夫婦で殉死、1916年(大正5)に御陵の麓に乃木神社が創建されることになります。

名水で有名な伏見にあることから境内には湧水「勝水」があり、また「全てに勝ちま栗」の祠があり、乃木将軍が生前に願掛けを行って栗をよく食べていたことから、栗にまつわる授与品が多く、勝負事のご利益がある、としてスポーツ選手や受験生が参拝に訪れます。

JR奈良線の「桃山駅」から10分、近鉄京都線「桃山御陵駅」から徒歩15分ほどの距離になります。

駐車場もありますが、正月は空いてる保証もないので極力、公共交通機関で訪れることをおすすめします。

正月は近年人気の「伏見五福めぐり」御朱印めぐりのひとつにもなっており、注目を集めている神社のひとつです。

乃木神社の詳細はこちら⇒

豊国神社

京都東山にある豊国神社は、あの太閤秀吉を祀る神社として有名で境内には北政所ねねを祀る貞照神社もあります。

場所は京都の繁華街からやや離れた場所にあるため、比較的正月でも時間帯によってはとても空いています。

神社正面の唐門は伏見城の遺構と云われ、国宝に指定される見事な建物でその大きさに圧倒され、宝物館には「豊国祭礼図屏風」や「名刀骨喰藤四郎」などが所蔵されています。

出世開運、良縁成就のご利益があることから、会社勤めの人が多く参拝に来られる印象があります。

また近年、人気の京都刀剣御朱印めぐりでは名刀「骨喰藤四郎」の御朱印を授かることができ、刀剣マニアやミュージカル「刀剣乱舞」ファンの聖地にもなっており、若い女性参拝者も多い神社です。

京阪電鉄「清水五条駅」「七条駅」の中間くらいに位置し、それぞれ徒歩10分ほどの距離にあります。

豊国神社の詳細はこちら⇒

大原野神社

最後に紹介する穴場は京都市西京区にある大原野神社です。

ここは公共交通機関でも不便な立地にあり、京都洛西ニュータウンからさらに山手にあるため、例外的に車で行っても混雑してないし、駐車場に充分停められるので紹介させて頂きます。

大原野神社の狛犬はとても珍しい鹿であることで知られ、鹿の使いとして有名な春日神が祀られています。

長岡京遷都の際に桓武帝が850年(嘉祥3)に皇后の氏神である奈良の春日明神をこの地に分祀したことが始まりとされ、春日造の壮麗なご本殿は朱塗りの見事な建物になっています。

境内には奈良公園にある「猿沢池」模したという「鯉沢池」や清和天皇ご生誕の産湯として使用された「瀬和井の清水」、春に3日程度しか見ることができない一本桜「千眼桜」などがあります。

京都市街地から離れていますが、元旦から比較的人も少なくいので混雑が苦手、でも車で初詣に行きたい、という方におすすめの穴場として紹介させて頂きます。

大原野神社の詳細はこちら⇒

京都初詣の定番、混雑覚悟で行くべき人気スポット4選

続いて京都初詣のテッパンともいうべき人気スポット4ケ所を紹介します。

このレベルになると全国的にも有名な神社、稲荷大社ということになるので交通混雑は当然、現地の人の多さにも圧倒され、待ち時間の割に一瞬で終わってしまう初詣に疲労必至の覚悟も必要です。

駐車場があるところもありますが、渋滞で時間を取られ、駐車場空き待ちで時間を取られ、参拝順番待ちに時間を取られ、とトリプルパンチになりますので、この時期は公共交通機関を利用することをおすすめします。

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伏見稲荷大社

京都市伏見区深草の稲荷山の麓にある神社で全国3万社ある稲荷神社の総本社として有名。

初詣の参拝者数は近畿では最多を誇り、全国的に見ても5本の指に入るほど、正月は参拝者でごった返す神社として知られています。

正月期間はJR稲荷駅、京阪電鉄「伏見稲荷駅」から歩いて目指すのも大変で伏見稲荷大社への参道は人で溢れかえる様子はよくテレビでも紹介されていますね。

京都では“お稲荷さん”として親しまれ、境内の「千本鳥居」は今や世界的に有名になってしまったスポットのひとつで海外からの観光客もたくさん訪れます。

その歴史はとても古く平安時代よりも前の711年(和銅4)に創建されて1300年以上の歴史を誇ります。

いわずと知れた商売繁昌、家内安全のご利益を求めて初詣の時期以外にも一年を通じ、本当に多くの参拝者が訪れる京都屈指の神社となっています。

千本鳥居の先にある奥社からさらに稲荷山を登る「お山めぐり」をもって初めて伏見稲荷大社を参拝したことになり、あの清少納言も稲荷山を訪れたと云われています。

まだ稲荷山に登ったことがないというあなたは、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

伏見稲荷大社の詳細はこちら⇒

平安神宮

平安神宮は平安遷都1100年を記念して1895年(明治28)に建立された市民の総社でその歴史は比較的新しいものです。

御祭神には桓武天皇、孝明天皇をお祀りしています。

最大の特徴はその鮮やかな建物で平安京大内裏の正庁を模したという応天門(神門)や大極殿は見事で必見です。

応天門から大極殿まではフラットで広大な敷地が広がりますが、初詣になるとこのスペースすべてが人で埋め尽くされ、大極殿を舞台にしたまるで有名アーティストのライブ会場のようになります。

また境内には他に神苑という庭園があり、春の桜に始まり、四季折々の花々を楽しむこともできます。

周辺には岡崎公園をはじめ、京都市動物園や京セラ美術館、京都国立近代美術館などがあり、市民の憩いのエリアにもなっています。

平安神宮の詳細はこちら⇒

八坂神社

八坂神社は京都祇園の繁華街にあり、アクセスもよく、初詣になると非常に多くの参拝者でこちらも境内に続く参道から人の行列が続きます。

京都では古くから「祇園さん」という呼び名で親しまれており、毎年7月に行われる日本三大祭りのひとつ「祇園祭」はこの八坂神社の祭礼です。

創始は非常に古く、平安遷都よりさらに100年以上も前の656年(斉明天皇2)で全国の祇園社約2300社の総本社です。

大晦日のをけら詣りが有名で、をけら火を吉兆縄に移し、くるくる回しながら家に持って帰り、その火を火種にしてお雑煮を食べることで無病息災が叶う、という言い伝えが京都には古くから伝わり、大晦日から正月にかけての風物詩になっています。

新型コロナウィルスの蔓延に伴い、祇園祭が疫病退散を祈願する祭礼として始まった歴史、境内にある「疫神社」がクローズアップされたことは記憶に新しい。

八坂神社の詳細はこちら⇒

北野天満宮

いわずと知れた学問の神様こと菅原道真公をお祀りする天満宮で全国約12000社ある天神社、天満宮の総本社として知られる。

福岡の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心であり、初詣の際には受験生とその家族が合格祈願に訪れることでも有名です。

本殿は八棟造と称される絢爛豪華な桃山建築が特徴で豊臣秀頼公によって造営され、国宝に指定されています。

境内には至る所に天満天神の神使として有名な臥牛像が安置されており、学業成就、合格祈願のために牛を撫でている参拝者の姿を見るのもこの季節ならではの風物詩のひとつです。

境内は早春の梅と秋の紅葉名勝としても知られ、初詣以外の時期も多くの参拝者が訪れ、京都修学旅行の聖地にもなっています。

北野天満宮の詳細はこちら⇒

京都の初詣を効率よく巡るには?

京都の初詣、各神社仏閣には、それなりの駐車場があるところもありますが、新年正月の初詣時期は車で行くことは絶対におすすめが出来ません。

理由は簡単、本来お参りしようと思っていた神社への初詣を断念せざるを得なくなる可能性が高いから。

具体的には渋滞で時間を取られ、駐車場空き待ちで時間を取られ、参拝順番待ちに時間を取られ、とトリプルパンチになりますので、この時期は公共交通機関を利用することをおすすめします。

京都市内の神社は特に公共交通機関で行きやすい立地が多く、電車やバスを利用することでとてもスムーズに移動ができて少なくとも渋滞や駐車場空きや駐車場探しによるタイムロスを防ぐことができます。

伏見稲荷大社はJR稲荷駅前からすぐ、平安神宮も地下鉄東西線の東山駅から徒歩で行けますし、八坂神社は京都屈指の繁華街である祇園にありますが、京阪電鉄の祇園四条駅から徒歩10分くらいで行くことができます。

京都の初詣はぜひ、公共交通機関を利用して予定通りの初詣ができるよう、計画を立てることをおすすめします。


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まとめ

京都の初詣について今回は混雑していない穴場、混雑してる人気のスポット、という視点からおすすめの神社を紹介させて頂きました。

混雑する、混雑しない、という視点ですが、もうひとつは行く時期をずらして行くのもひとつの手で正月3ケ日はすごく混雑してるけど1週間ほどしてから行ってみるとすんなりお参りできる、ということはよくありますので。

だいたい1月15日くらいまでを目途に行けば、正月3ケ日を除けばスムーズにお参りできることが多いでしょう。

一年の始まりは今年の抱負を胸にあなたの願いを叶えられそうなご利益がある神社を訪れましょう。

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この記事を書いた人
Kyotaro

京都在住、念願の京都に1戸建て住宅を新築購入した既婚の52歳、フツーの会社員。子供は3人で男ー女ー男の“二太郎+一姫”。将来は奥さんと京都でお洒落なカフェを営むことができればいいな、とささやかな夢を持っています。どうぞよろしくお願いします。

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