【京都紅葉めぐり】高雄三尾の紅葉~神護寺、西明寺、高山寺を歩く

まとめ記事
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

京都の秋といえば、燃えるような紅葉を連想する人も多いのではないでしょうか?

京都の高雄も秋には紅葉名所として大勢の観光客が訪れるスポットとして人気があります。

京都中心街から外れてるにも関わらず、京都随一の人気を誇る秘密を詳しく見ていきましょう。


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高雄三尾の紅葉めぐりが人気な理由とは?

「高雄三尾」とは神護寺、西明寺、高山寺それぞれの山号である高雄(尾)山、槇尾山、栂尾山から来ており、総称して“三尾”と呼ばれています。

高雄エリアに散在する3つの古刹が紅葉名勝として全国的に有名、人気があります。

高雄三尾、人気の秘密に迫る

“高雄三尾”は嵯峨嵐山奥地の自然に囲まれた美しい景観に恵まれ、たくさんの楓があり、古くから紅葉名勝として親しまれてきました。

秋になると燃えるような紅葉を楽しみにドライブしに来る人、清滝を超えてウォーキングを楽しむ人など多くの観光客で賑わいます。

京都中心地から離れた場所にありますが、その人気の秘密はやはり“高雄三尾”とよばれる神護寺、西明寺、高山寺それぞれの古刹が誇る三者三様の美しい紅葉にあります。

各寺の間はすべて徒歩で行ける範囲なので清滝川の美しい清流と紅葉を眺めながらのウォーキングは格別です。

高雄三尾を楽しむアクセス方法は?

京都市内からは自家用車で行くか、京都駅からJRバス、京都四条烏丸から市バスの公共交通機関を利用する方法があります。

自家用車は「嵐山高雄パークウェイ大駐車場(神護寺側)」、「高雄観光ホテル駐車場」もしくは「市営高雄観光駐車場(高山寺側)」のいずれかとなります。

個人経営の駐車場も複数ありますが、駐車スペースが少ないので停められればラッキー程度に考え、極力規模の大きい上記2ケ所を利用しましょう。

また嵐山嵯峨から清滝川添いを歩く、ウォーキングによるアクセスも秋は人気があり、清滝まで京都バスで移動してそこから歩くルートがハイカーに人気があります。

気になる例年の紅葉見頃は?

紅葉見頃についてですが、例年だと11月上旬から色づきはじめ、11月中旬にピークを迎えます。

2020年は11月10日に訪ねた際に西明寺の紅葉は見頃を迎えてました。

同じ高雄三尾でも神護寺、高山寺とはピークが若干異なりますが、平均すると11月10日前後に訪ねると三ケ寺の紅葉を同時に楽しむことができます。

京都市内の紅葉がだいたい11月23日前後にここ数年はピークを迎えてますので市内より2週間程度早く見頃を迎える、という事になります。

※例年見頃につき、気候状況により年によって差が出ますのでお出かけの際は事前に紅葉情報を確認してからお出かけ下さいね。

高雄三尾の見どころについて

では“高雄三尾”の見どころについて紹介しましょう。

Kyotaroが個人的に美しいと思ったのが西明寺の紅葉、山里の情緒を感じたのが高山寺にある国宝・石水院、そして見応えがあったのが神護寺です。

上記はKyotaroの個人的な所感ですが、訪ねる際の参考にして下さいね。

神護寺(高雄山)

神護寺は高雄山の中腹に建つ高野山真言宗遺迹本山の古刹で御本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂。

高雄三尾のなかでもいちばんの難所といえる楼門まで400段の階段をあがる必要があり、寺院の規模も三尾の中で最大となり、楼門の先に広大な境内が広がります。

楼門の先には美しい紅葉に包まれた開基・和気公の霊廟、鐘楼、明王堂、五大堂、毘沙門堂、大師堂、そして金堂があります。

ハイライトは毘沙門堂から眺めた石段上にある金堂と階段沿いに色づく紅葉の景観ですね。

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また境内の奥には錦雲峡が一望できる展望台があり、ここは“かわらけ投げ発祥の地”にもなっています。

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西明寺(槇尾山)

神護寺は真言宗大覚寺派の寺院で高雄三尾の古刹のひとつで空海の高弟「智泉」が神護寺の別院として創建したのが始まり。

御本尊の釈迦如来は有名な運慶作と云われ、清凉寺式の立像となっています。

西明寺へと渡る指月橋の向こう側に燃えるような紅葉が見ることができ、この時点でテンションは上がりまくり、そのまま境内へ上がっても期待を裏切ることはありません。

山門の先、本堂前にある「槙の巨木」の燃えるような紅葉が西明寺のハイライト。

境内は三尾の中では最小で拝観にもそこまで時間はかかりませんが、帰るのが惜しくなるくらい燃えるような紅葉をここでは楽しむことができます。

また本殿や客殿から眺める紅葉も京都の寺院ならではの美しさを誇ります。

小さな境内ですが、境内奥にある庫裏の周辺では敷き紅葉が楽しめます。

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高山寺(栂尾山)

高山寺は真言宗系の単立寺院で奈良時代の創建と云われていますが、実質的な開基は鎌倉時代に活躍した神護寺・文覚の弟子・明恵が入り寺したのがはじまり。

高山寺の見どころは何といっても国宝「石水院」と「鳥獣人物戯画」の展示で、国宝の石水院・書院からは四季折々の風景を眺望することができます。

石水院の他にも境内には「開山堂」「明恵上人御廟」のほか「金堂」、お寺の下には「市営高雄観光駐車場」があり、徒歩すぐの場所に「高山寺」参道入口があります。

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嵐山高雄パークウェイで紅葉ドライブを楽しもう


「嵐山高雄パークウェイ」は嵐山と高雄を結ぶ全長10.7kmのドライブウェイです。

沿道には2ケ所のバーベキュースポットや遊園地、フィッシング、フラワーパークなどカップル、家族連れで楽しめるスポットが複数あります。

いちばん大きな規模としては「菖蒲谷池遊園地」が嵐山・清滝口ゲートから入って約8.5㎞の場所にあります。

またドライブウェイに点在する展望所からは山間に広がる雄大な大自然や保津峡、愛宕山が一望でき、秋には紅葉が美しいドライブコースとなります。

また高雄ゲート近くには大駐車場(無料)があり、ここから神護寺までやや時間を擁しますが20分程度で降りていくこともできます。


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まとめ

京都紅葉名勝の中でも屈指の美しさと紅葉景観を誇る「高雄三尾」(神護寺、西明寺、高山寺)の紹介でした。

紅葉の見ごろが京都市内平野部より2週間程度早く訪れますので毎年の紅葉情報を各自チェックしてから訪れるようにしましょう。

効率的にまわるなら自家用車で朝一番の時間に行くこと、自然を満喫するなら嵯峨・清滝からウォーキングをおすすめします。

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高雄三尾の各寺の詳しい情報についてはそれぞれの記事を参照して下さいね。

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