京都在住のブロガーKyotaroです。
京都も梅雨本番、雨脚の強い日が増えて来ました。九州地方南部は今年も大雨が凄いですね。被害が少ないことを祈るばかりです。
さて梅雨といえば紫陽花の季節でもあります。京都にも紫陽花が有名なスポットがたくさんありますが、今回は梅雨空のなか、善峯寺を訪れてまいりました。
境内にある「白山櫻あじさい苑」には3000坪の敷地に約1万株の紫陽花が咲き誇ります。
“紫陽花渓谷”と言っても過言ではない圧巻のあじさい苑を紹介します。
善峯寺の紫陽花はいつが見頃?2020年開花情報
6月も終わり、いよいよ7月ですが、6月30日に京都西山三山のひとつに数えられる善峯寺に行って来ました。
徳川綱吉生母の桂昌院ゆかりの寺院で西国三十三ケ所・第二十番札所でもあり、西山の中腹にある難所ですが一年を通じて多くの参拝客で賑わいます。
善峯寺境内にある白山あじさい苑の開花情報2020
6月も終わり、朝から激しい雨が降っていましたが、京都西山にある「善峯寺」へ紫陽花を見に行って来ました。
今日行かねば、もう今年はチャンスがない、と思ったから。
観音堂前にある花手水が紫陽花仕様になっていたので“白山あじさい苑”へ期待が膨らみます。
色鮮やかな紫陽花は山門から境内の至る所で結構、咲いてますのでつい足が止まってしまいます。
幸福地蔵尊の祠がある場所が「白山櫻あじさい苑」となっており、見頃はピークを迎え、これからは下り坂という状態で一部で枯れ始めてる紫陽花もちらほら見られました。
幸福地蔵の安置されてる祠から山の斜面一帯に咲く圧巻の紫陽花を見ることができます。
色とりどり、種類も50品種はあるでしょう。
梅雨空に映える「白山あじさい苑」は3000坪あり、善峯寺境内3万坪の約十分の一を占める規模のあじさい苑で京都では1,2を争う規模といわれます。
善峯寺の紫陽花を楽しむ方法、撮影スポット
善峯寺の「白山櫻あじさい苑」で紫陽花を楽しむ方法と撮影スポットの紹介です。
まず「幸福地蔵」からあじさい苑の全体を眺めることができ、山の斜面一帯に咲き誇る色鮮やかな紫陽花を満喫しましょう。
幸福地蔵から白山名水がある場所まで下っていきましょう。たまたまトノサマガエルと遭遇、もしかしたら“神の使い”ですかね??
この白山名水は約1000年前に善峯寺の開祖である源算上人が写経に用いた浄水であると語り継がれています。
ここに来るまで祠の真下辺りに「ハートの紫陽花」がありましたよ。
白山名水付近があじさい苑でいちばん標高の低い場所になりますのでこの辺りから幸福地蔵の方角を見上げると素晴らしい景観が広がります。
あとは山の中腹に「白山権現」の鳥居があり、紫陽花と朱色鳥居のコントラストが撮影ポイントですね。
善峯寺諸堂前にある紫陽花の花手水
善峯寺ではこの時期に観音堂、釈迦堂、薬師堂(奥之院)にある手水舎に紫陽花を添えた“花手水”が施されます。
訪ねた当日は雨模様でしたが、雨に映える紫陽花の“花手水”を写真に収めるのも楽しいですし、土産話にも花を咲かせてくれます。
女性好みの“花手水”を境内見どころの紹介を兼ねてまとめました。
観音堂(本堂)
本堂にあたる観音堂は西国三十三ケ所の第二十番札所でもあります。
1692年(元禄5)に建立され、御本尊は仁弘法師作による「千手観音」です。脇本尊の千手観音は源算上人の作といわれ、こちらは洛西観音霊場・第一番札所の御本尊となります。
納経所とお守り授与所が併設されています。
釈迦堂
1885年(明治18)に建立され、源算上人作の釈迦如来像をお祀りしており、明治時代の篤き信仰いより釈迦岳(釈迦堂南嶺)より遷座されました。
腰痛や神経痛に霊験あらたかなお釈迦様として現在も篤い信仰があります。ここからは京都市街が一望することができます。
秋にはこの辺りの紅葉が美しく、善峯寺屈指の撮影スポットになり、またあじさいの時期は白い品種の紫陽花アナベルが咲き誇ります。
薬師堂
1701年(元禄14)に建立され、1988年(昭和63)に現在の奥之院の地に移築され、御本尊は薬師如来像をお祀りしています。
徳川綱吉の生母・桂昌院の由緒により出世薬師如来とも云われます。
この辺りは善峯寺境内最高所にあたり、薬師堂から振り返ると京都市街から山城の雄大な景色がパノラマのように広がります。※今回は大雨で何も見えません…。
善峯寺へのアクセスと駐車場について
●善峯寺
TEL:075-331-0020
〒610-1133 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
■拝観時間 8:00~17:00※受付終了16:45
■拝観料金 大人500円 高校生300円 小中学生200円
■アクセス
阪急バス/JR向日町駅、阪急東向日駅より66系統
終点「善峯寺」バス停まで約30分乗車
下車後、善峯寺山門まで徒歩約10分
■駐車場 専用駐車場あり(150台) 一日500円
まとめ
梅雨空のやや激しい大雨に近いなかでの参拝でしたが、改めて紫陽花は雨の日が美しく見えるのだと実感した一日でした。
山の上なので大雨により、京都の街並みを一望することは全くできず、真っ白な霧に包まれて見ることは叶いませんでした。
善峯寺は規模的にも景観としても京都を代表する紫陽花名所としてKyotaroもおすすめするスポットです。
アクセスがやや不便ですがぜひ、あなたも訪ねてみてください。
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