小野小町ゆかりの地、随心院門跡の能之間から眺める庭園が素晴らしい

神社仏閣(観光)

京都在住のブロガーKyotaroです。

今回は京都市山科区にある小野小町ゆかりの「随心院門跡」の紹介です。

京都の市街地からやや離れた場所にある、隠れた紅葉名勝で秋の紅葉が素晴らしいスポットでもあります。

美しい庭園に心を奪われる時間を堪能してきました。

コロナ禍のこんな時こそ必要な時間かもしれませんね。


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随心院と絶世の美女「小野小町」のゆかりについて

随心院は京都市山科区小野にある真言宗の大本山寺院で小野小町が晩年を過ごした屋敷が薬医門の西側にあったと云われます。

山科区小野は平安時代に小野一族が栄えた地として知られ、現在も地名になってその名が残っています。

随心院を拝観するにあたり「小野小町」のことは語らずにおれませんので詳しく見ていきましょう。

小野小町とは?


小野小町は絶世の美女として有名なのはあなたもご存知かと思います。

平安時代の第54代天皇である仁明天皇から子の文徳天皇、孫の清和天皇まで三代にわたり宮中にお仕えしたと云われますが、生没年など詳細は謎に包まれた人物です。

仁明天皇の更衣であったのではないかという説やあの世とこの世を行き来し、閻魔大王に仕えたという小野篁の孫であったという説もありますが、定かではありません。

小野小町を語るうえで有名なのが“深草少将”の百夜通いのエピソード。

小野小町に惚れ、求愛した“深草少将”が小町から百日毎日通い続けることができたら受け入れると言われるも百日目の大雪の日に凍死してしまう、という話。

当然、作り話ですが、この少将のモデルは実在しており、六歌仙のひとりであった遍昭が“深草少将”のモデルとして有力視されています。

華やかなイメージがある小野小町も90歳近くまで長生きをしたが、晩年は乞食となり、地方放浪に出て行き倒れになるなど美人と謳われた時代から不遇な話も実は多い。

随心院に残る小野小町ゆかりの史跡

小野小町は晩年を随心院薬医門の横にあった屋敷で過ごしたといいます。

そのため随心院には“小野小町”にまつわる史跡が残っていますので紹介しましょう。

小町文塚

随心院本堂の裏手にある「小町文塚」には、小野小町に寄せられた千通の手紙が埋められていると言われます。

それゆえ「小町文塚」を詣でると恋文上達、文章上達のご利益があり、恋愛が成就するというので参拝に訪れる女性も多いようです。

化粧の井戸(けわいのいど)

随心院の薬医門の西側には、小野小町が宮廷を辞した後に暮らしていた屋敷がありました。

その屋敷にあったというのが「化粧の井戸(けわいのいど)」で小野小町が朝夕に顔を洗い、化粧をしたという伝説が残っています。

 

以上、随心院を拝観するうえで小野小町は欠かせない存在であり、事前知識を持ってる、持ってないで拝観する時の印象が全く異なります。

小野小町についてよく知らないというあなたは随心院を拝観する前に予習をしてから行きましょう。

「随心院」真言宗大本山の門跡寺院の見どころは?

随心院の見どころについて紹介します。

庫裡から入場してからの見どころは大きく分けて5ケ所、表書院、能の間、苔の庭、御本尊を祀る本堂、そして奥書院となります。

詳しく見ていきましょう。

表書院の四季花鳥図

庫裡から入ってすぐの表書院には「四愛図」「四季花鳥図」といった襖絵があります。

金箔の襖に描かれた絵図はとても華やかで門跡寺院として栄えた随心院、最大の見どころのひとつです。

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華やかで女性的な能の間

能の間は小野小町を印象付けるとても華やかで女性的な広間となっており、ここから眺める庭園の景観は本当に美しいです。

5年ほど前の11月平日に訪れた時は紅葉シーズンにも関わらず、ほとんど観光客もいなかったので能の間がほぼ貸切状態でのんびり時間を忘れて庭園を眺めていました。

苔の庭

随心院の本堂南側に心字池という池があります。この池から書院前までとても美しい苔の庭が広がります。

庭一面が苔に覆われてることから都の東南に位置する「洛巽(らくそん)の苔寺」とも呼ばれています。

能の間から眺める、本堂から眺める、様々な角度から庭園の景観が楽しめるのが随心院拝観の魅力でもあります。

随心院本堂

本堂には御本尊の如意輪観音坐像をお祀りしています。

他にも定朝作の「阿弥陀如来坐像」や快慶作の「金剛薩?(こんごうさった)坐像」、知証大師作の「不動明王立像」など平安から鎌倉時代にかけての貴重な仏像を拝観できます。

まさに定朝、快慶ら有名仏師による仏像ギャラリーといっても過言ではありません。

奥書院

奥書院は四間あり「舞楽図」「宮廷人物図」「賢聖障子絵」「竹虎図」といった平安時代宮中の華やかさを描いた障子絵が印象的です。

随心院門跡へのアクセスと駐車場について

■随心院
TEL:075-571-0025
〒607-8257 京都府京都市山科区小
拝観料金 大人500円 中学生300円
拝観時間 9:00~16:30
アクセス JR京都駅より山科駅乗換
京阪バス/山科駅より小野で下車、
市営地下鉄東西線/山科駅より小野
駐車場  参拝者専用あり(無料)

まとめ

今回は小野小町ゆかりの門跡寺院「随心院」の紹介でした。

真言宗善通寺派の大本山であり、古くは牛皮山曼荼羅寺と称されました。

美しい庭園は人気のない能の間や本堂から眺めると時間が経つのを忘れてしまうほど美しい景観です。


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