三鈷寺のアクセスは?駐車場はあるの?眺望は善峯寺と比べてどう?

神社仏閣(観光)
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京都在住のブロガーKyotaroです。

京都西山にある三鈷寺は京都市街地、遠くは宇治から木津までの京都南部を一望できる絶景が有名な寺院です。

京都洛西観音霊場第5番札所、西山国師遺蹟霊場第12番札所にもなっている西山宗総本山で往生院本山とも称されます。

アクセスがややわかりにくいので駐車場を含めた紹介と近くにある善峯寺との絶景比べをしてみました。

詳しく見ていきましょう。

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天空の寺・三鈷寺のアクセス方法は?駐車場はあるの?

天空の寺と称される三鈷寺はその名の通り、京都西山の鴨瀬山中腹にある霊峰比叡山と京都市街の眺望が絶好の場所にある寺院として有名です。

近隣では善峯寺が西国三十三ケ所第20番札所として有名、かつ同じ眺望絶好のお寺ということもあり、ついその影に隠れがちな寺院という印象があります。

そんな三鈷寺のわかりやすい行き方と駐車場について紹介します。

三鈷寺のアクセス方法

三鈷寺は京都西山エリア、京都市西京区大原野石作町にある鴨瀬山の中腹にあり、善峯寺境内に隣接する位置関係にあります。

いちばん分かりやすいのは善峯寺山門から観音堂、多法堂、経堂を通り抜けて釈迦堂へと続く石段をそのまま通過してまっすぐ進んだ先の善峯寺・北門から三鈷寺へ行く方法。

後ほど説明しますが、善峯寺の駐車場に車を停めて(500円)、善峯寺拝観料(500円)がかかりますが、いちばん便利な行き方になります。

三鈷寺の本堂・客殿の拝観料が別途500円かかるのでこのルートだと善峯寺と併せて1,000円の拝観料+駐車料金500円が必要です。

善峯寺と一緒に拝観することができるので併せて拝観されることをおすすめします。

善峯寺バス停から善峯寺境内を通るルートとは別のルートもありますが、ぐるっと険しい回り道を行かないといけないので善峯寺境内を経由するルートをおすすめします。

三鈷寺へのアクセスは車が便利?

三鈷寺へのアクセスは車が便利ですが、三鈷寺には駐車場がありません。

駐車場は先にも紹介の通り、善峯寺の駐車場を利用、そのまま善峯寺の山門から境内に入って釈迦堂近くにある北門を目指します。

山門から北門まで途中の観音堂、多宝塔、経堂を拝観しながらゆっくり歩いて10分ほどで到達できます(道順が分かってる人なら5分程)。

駐車料金は普通車1台500円かかりますが、善峯寺からのアクセスが良好のため利用しない手はないと思います。

善峯寺と併せて二ケ寺を拝観、1時間以上滞在しても駐車料金が500円なら料金的に決して高くないですね。

三鈷寺と善峯寺の眺望、どちらが眺めが良い?

三鈷寺の見どころは何といっても標高の高い鴨瀬山の中腹にあるので正面に比叡山~東山三十六峰、右奥には宇治から木津まで京都府南部山城平野を見渡すことができます。

このロケーション、実はほぼ善峯寺も一緒なのですが、位置関係が異なるので若干、京都の街並みの見え方が違うというわけです。

気になる眺望の比較について詳しく見ていきましょう。

三鈷寺の見どころ

三鈷寺は関西随一の眺望を誇ることで知られる京都西山の古刹。

本堂・客殿からは正面に霊峰比叡山から東山三十六峰、そして眼下には京都市の街並みを眺望することができます。

本堂・華台廟は眺望絶好のロケーション

境内本堂から正面に京都盆地、そこから視線を右に向けると京都縦貫道沿いに淀川三川合流地点がある八幡方面、さらに奥には宇治市から木津までを遠望することができます。

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令和元年には旧乙訓郡域の後世代に継続して残したい自然景観歴史的文化景観ならびに生態景観からなる「乙訓景観十景」にも選定されています。

境内は隣接する善峯寺と比べると小さな寺院でビュースポットも限られており、比較的目線の高さに樹々が生い茂っているので決して視界が良好という感じではありません。

ただ樹々が紅葉する秋にはもみじ越しに京都市街の眺望が楽しめる贅沢な絶景が広がります。

三鈷寺の拝観料

拝観料は500円ですが、納経所にあるインターホンを押しても誰も出てこないこともあり、本堂前からの眺望を眺めるだけで御本尊に拝観できず帰る参拝者も多いようです。

Kyotaroもそのひとりでした…。

結局、御本尊は拝観出来ませんでしたが、本堂前でしっかりお参りをさせて頂きました。

山門に“ようこそ坂道のところをおまいりいただきました”という看板があるのですが、誰もいない?というまさかのアクシデントでした。

客殿での体験

本堂・華台廟からは眼下に京都盆地、正面に比叡山を拝むことができる絶景、最高のロケーションが広がります。

また、三鈷寺では「寺ワーク」と称した写経体験やなんと!リモートワークも行っておられます。

場所は客殿で本殿と同じく東窓からは京都盆地や京都タワーまで一望できる絶好のロケーションを誇ります。

予約制となっていますが、コロナ禍以降は毎月第二土曜日の10時~15時までの時間制限あり、かつ一日5名の人数制限があります。

料金は拝観料とは別に1,500円(お茶付)です。

三鈷寺の眺望、善峯寺釈迦堂の眺めと同じ高さ?

三鈷寺の眺望は標高にすると隣接する善峯寺の釈迦堂とほぼ同じ高さからの眺望になります。

気持ち善峯寺釈迦堂の方が高い位置にあるかもしれませんが、眼下に広がる京都盆地の様子、比叡山の眺望はほぼ同じ目線の高さといってもいいでしょう。

ただ三鈷寺のほうが樹木の障害物が多く、180度視界が開けてるわけではなく、眺望した時の爽快感は善峯寺釈迦堂の方が上かもしれません。

善峯寺のけいしょうでん、薬師堂からの眺望が最高

善峯寺の釈迦堂よりさらに標高が高い場所から眺望が楽しめるのが奥之院薬師堂です。

ここからの眺めは善峯寺のなかでも随一の眺望で障害物がほぼありませんので京都市街地から京都府南部の山城エリアまでパノラマビューが楽しめます。

またKyotaroが個人的にお気に入りの場所になってるのが“けいしょうでん”の周りにあるベンチに座って眺望を楽しむ方法です。

“けいしょうでん”が展望台のようになっているのですが、展望台を囲むようにベンチが周囲に設置されていて休憩所になっています。

ここもほぼ視界を遮るものがないのでロケーションは抜群、30分はここでぼーっとして京都の街並みを眺めることができます。

以上のことから三鈷寺より美しく京都市街眺望を楽しむことができる場所が善峯寺の薬師堂とけいしょうでんとなります。

三鈷寺と善峯寺は両方一緒に訪ねて眺望の良さを比べてみるのも面白いですね。

三鈷寺へのアクセスと駐車場について

●本山三鈷寺(往生院)
TEL:075-331-0022
〒610-1134 京都府京都市西京区大原野石作町1323
■拝観料金 本堂・客殿入館料500円
■拝観時間 9:00~16:30
■アクセス 自家用車利用で善峯寺境内経由が便利
・JR京都線「向日町駅」から阪急バス66系統乗車「善峯寺」下車
・阪急京都線「東向日駅」から阪急バス66系統乗車「善峯寺」下車
■駐車場  なし※善峯寺駐車場500円を利用


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まとめ

今回は京都西山の古刹、天空の寺とも呼ばれる「三鈷寺」へのアクセスと駐車場について紹介させて頂きました。

三鈷寺と隣接する善峯寺はともに京都西山から京都盆地が一望できる景勝地となっています。

眺望はどっちがいいのか?は人によって価値基準が異なるため一概にはいえませんが、Kyotaro個人的には善峯寺の薬師堂やけいしょうでんからの眺めの方が好きです。

また三鈷寺で今回行くことが適わなかった客殿はぜひ一度行ってみたい場所なので次回、必ず行こうと考えています。

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