建仁寺の紅葉見頃は12月中旬まで楽しめる?晩秋の潮音庭を楽しむ方法

京都紅葉めぐり
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京都在住のブロガーKyotaroです。

京都の紅葉見頃は11月下旬から12月上旬といわれますが、紅葉名勝によって微妙に見頃が異なります。

特に12月上旬になると落葉するスポットもあれば、ピークを迎える名所もあり、標高や気候条件にも左右されます。

今回は京都の紅葉フィナーレを飾る人気スポット「建仁寺潮音庭」の紅葉を紹介します。


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建仁寺潮音庭の紅葉見頃は12月中旬まで楽しめる?

京都の紅葉は12月上旬まで楽しめる名勝が結構あります。

また落葉してからも敷き紅葉の名勝として有名なスポットも京都にはたくさんあります。

今回紹介するのは京都祇園の町中にある“京都最古の禅寺”といわれる「建仁寺」の庭園で楽しめる紅葉です。

今回訪れたのは2021年12月10日ですが、建仁寺にある3つの庭園のうちのひとつ大書院前にある「潮音庭」の紅葉が綺麗な見頃を迎えていました。

京都祇園の建仁寺潮音庭と下鴨神社・糺の森で見る紅葉が京都市内ではいちばん最後、12月に入ってからに見頃を迎えるスポットとして有名です。

今回、12月10日に実際に行ってきた様子をシェアします。

建仁寺潮音庭の紅葉を楽しむ方法

建仁寺潮音庭の紅葉は12月上旬にピークを迎え、12月10日前後まで見頃が続きます。

祇園街中にある紅葉名勝として繁華街から近い立地条件から京都東山観光とともに楽しめる人気のスポットとなっています。

建仁寺にある3つの庭園のうち唯一、紅葉が楽しめる「潮音庭」は別名“三連の庭”とも呼ばれ、庭園中央の三尊石と座禅石を配した枯淡な四方正面の禅庭となっています。

三尊石を中心に廻りに紅葉を配した設計となっており、11月下旬から12月上旬にかけて色づくもみじを楽しむことができます。

四方正面の庭園のため周囲を大書院、小書院、廻廊に囲まれたロケーションとなっており、四方それぞれから景観の異なる美しい紅葉が楽しめます。

大書院から紅葉越しに眺める小書院の碧い襖絵、小書院から額縁のような景観で楽しむ紅葉、東西の廻廊からは鮮やかな紅葉が楽しめます。

また東側廻廊そばにある手水鉢に反射する紅葉がとても綺麗でここもシャッターポイントのひとつとして紹介します。

手水鉢に落葉した“もみじ”が水に濡れているのがまた美しい光景を生み出しています。

方丈裏、納骨堂の紅葉

大書院から方丈の方へと順路を進んでいくと方丈裏側に位置する納骨堂の前にも一本、真紅に染まる紅葉が楽しめます。

周囲は緑の樹々が多いなか、一本だけ鮮やかに紅葉してる景観が堂宇とのコントラストが映えて美しい景観となっています。

また方丈西側から庭園へ降りて田村月樵 遺愛の大硯や茶室「東陽坊」がある方へ行くと納骨堂裏側から潮音庭の紅葉、納骨堂前の紅葉が違った角度からそれぞれ楽しめます。

意外に気付かずに通り過ぎてしまいがちですが、ぜひこの角度からの紅葉も見逃さず楽しんで欲しいですね。

建仁寺の紅葉とともに外せない見どころは?

今回、建仁寺を訪れたのは2021京都紅葉の見納め、最後の紅葉観賞だったわけですが、見どころは他にもたくさんあります。

建仁寺の見どころについては以下の記事でも詳細に紹介していますのでぜひ参照ください。

建仁寺4つの見どころは双龍図、風神雷神図と潮音庭、方丈前庭大雄苑
梅雨の中休み、梅雨入りしたとは思えない快晴に思わず外出し、コロナによる拝観休止が続いてましたが6月8日より拝観を再開した「建仁寺」へ行って来ました。建仁寺は2つの庭園を眺めてのんびり、2つの芸術画を見て背筋がシャキッとする、メリハリの利いた見どころがある京都最古の禅寺。今回は拝観中に退屈してる暇がない建仁寺の紹介です。

ここでは簡単に紹介します。

方丈前庭園「大雄苑」

方丈前に広がる白砂に緑苔、巨岩を配した枯山水庭園は「大雄苑」と称される見事な庭園です。

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庭園では紅葉を見ることはできませんが、美しい苔の緑と白砂、青空のコントラストに映える枕葺の屋根が映えます。

方丈の御本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像で襖絵は竹林七賢図となっています。

また方丈には他にも衣鉢の間の琴棋書画図や雲龍図が描かれた部屋などがあります。

〇△□乃庭

〇△□という宇宙の根源的形態を表す三つの図形が禅宗の四大思想(地水火風)をそれぞれ地(□)、水(〇)、火(△)で象徴したもの。

植木の〇、井戸の□、白砂で模った△がそれぞれ〇△□を表した素朴さのなかに奥深さを感じさせる小さな中庭です。

小書院側にはベンチが設置され、陽当たり良好なので庭園を眺めながらのんびり過ごすこともできます。

法堂・双龍図

法堂は1765年(明和2)に上棟、仏殿を兼用した「拈華堂」で五間四間、一重、裳階付の堂々とした禅宗様仏殿建築となっています。

天井には2002年(平成14)に創建800年を記念して描かれた小泉淳作画伯による双龍の図が描かれており、相変わらずの迫力でした。

正面須弥壇には御本尊の釈迦如来坐像と脇侍の迦葉尊者と阿難尊者が祀られています。

天井画は撮影禁止の寺院が多いのですが、建仁寺法堂の双龍図は写真撮影が可能です。

風神雷神図屏風(国宝)

二曲一双の屏風全面に金箔を押し、右隻に風神、左隻に雷神が描かれた俵屋宗達の真作で晩年の最高傑作とも云われています。

現在展示のものはデジタル複製ですが、原画は国宝に指定されています。

建仁寺へのアクセスと駐車場について

●建仁寺
TEL:075-561-6363
〒605-0811 京都府京都市東山区小松町584
■拝観時間 10:00~17:00
■拝観料金 一般600円 中高生300円 小学生200円
■アクセス
・京阪京都線「祇園四条駅」下車、徒歩7分
・阪急京都線「京都河原町駅」下車、徒歩10分
・市バス「京都駅」発206・100系統に乗車
「東山安井」下車、徒歩5分
「南座前」下車、徒歩7分
「祇園」下車、徒歩10分
「清水道」下車、徒歩10分
■駐車場  有料専用駐車場あり※30分250円


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まとめ

京都で最も遅く紅葉見頃を迎える建仁寺潮音庭の紅葉を実際に12月10日に訪ねてきた様子をシェアしました。

紅葉が見頃でしたが、毎年平均の見頃で気候状況の影響で年によっては12月上旬で落葉することもあるので必ず事前に紅葉見頃状況を確認の上おでかけ下さい。

大書院、小書院、廻廊すべての場所から異なった景観と美しい紅葉の景色が楽しめます。

12月に入ってからでも京都には紅葉が楽しめるスポットが他にも下鴨神社・糺の森などがあるので紅葉見納めに訪ねてみてはいかがでしょうか?

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