京都・建仁寺と限定公開・塔頭寺院の霊源院、両足院は必見の価値あり

まとめ記事
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京都在住のブロガーKyotaroです。

京都最古の禅寺として有名な建仁寺は京都・祇園の繁華街近くにあり、大勢の観光客が訪れるスポットでもあります。

近隣には京都最大の繁華街・四条河原町や八坂神社、円山公園などもあり、人気の東山エリアにも歩いて行ける立地にあります。

建仁寺だけでも見応え充分ですが、期間限定公開されるふたつの塔頭寺院「霊源院」「両足院」も必見の価値あり。

詳しく見ていきましょう。


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京都最古の禅寺「建仁寺」の見どころ

京都最古の禅寺「建仁寺」は新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言のため2020年4月初旬から6月7日まで拝観休止でした。

ですが移動自粛解除になる遥か前の6月8日から拝観を再開しています。ここの寺院は京都の中でも一、二を争うほど見応えがあるとKyotaroは勝手に思ってます。

“見応え”があると感じたのは、おそらく禅寺特有の境内の雰囲気にあるのでしょう。

建仁寺にある趣が異なる3つの庭園

建仁寺が見応えある理由の一つは、趣の異なる境内3つの庭園にあります。

一つ目は建仁寺本坊中庭の「潮音庭(ちょうおんてい)」で庭園中央に三尊石と坐禅石を配した四方正面の禅庭。まさに禅寺ならではの景観です。

二つ目が建仁寺の方丈前庭「大雄苑」です。白砂に緑苔、巨岩を配した力強い景観が印象的な枯山水庭園は軒に座って30分はボーっとできる場所です(混雑時は諦めましょう)。

三つ目は禅宗の四大思想の象徴「○△□乃庭」で庭園内に植え込みの○、井戸の□、そして白砂に模られた△が限られた空間に表現されてる変わった庭園です。

これら3つの庭園をそれぞれ拝観するだけでも30~40分の時間を充分過ごせます。もう暫くここに居たい、と思える場所ですね。

建仁寺が誇る芸術画「双龍図」「風神雷神図屏風」

建仁寺のもうひとつ特徴、見どころが思わず目を奪われる“天井絵図”“屏風”“襖絵”です。

特に法堂の天井に描かれた「双龍図」は阿吽の双頭龍が描かれており、全国的にも双頭龍が描かれることは珍しいといいます。

また俵屋宗達晩年の最高傑作と言われる「風神雷神図」は二曲一双の金箔屏風に風神(右側)、雷神(左側)が描かれています。

現在、建仁寺にあるのは高精細複製品で、本体は京都国立博物館に寄託されています。

建仁寺4つの見どころは双龍図、風神雷神図と潮音庭、方丈前庭大雄苑
梅雨の中休み、梅雨入りしたとは思えない快晴に思わず外出し、コロナによる拝観休止が続いてましたが6月8日より拝観を再開した「建仁寺」へ行って来ました。建仁寺は2つの庭園を眺めてのんびり、2つの芸術画を見て背筋がシャキッとする、メリハリの利いた見どころがある京都最古の禅寺。今回は拝観中に退屈してる暇がない建仁寺の紹介です。
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建仁寺塔頭寺院「霊源院」の新庭園が期間限定公開

建仁寺の塔頭寺院「霊源院」は建仁寺の学問面の中核を担い、京都五山や鎌倉五山で有名な五山文学の最高峰を行く由緒正しき寺院です。

通常は非公開の寺院で枯山水庭園に咲く初夏の「甘露庭」が有名でガクアジサイの変種“甘茶”が可憐な花を咲かせます。

この度、中根庭園研究所の中根兄弟によって新しく作庭された令和の枯山水庭園「鶴鳴九皐」が2020年5月23日から7月31日まで特別公開されました。

庭園内の甘茶や岩の配置が変わり、さらに美しい庭園になっていました。甘茶庭園にはインドのブッダガヤから運ばれたという“坐禅石”があり、庭に居りて“坐禅”を組むことができます。

【建仁寺塔頭】霊源院の甘茶の庭が新庭園「鶴鳴九皐」として特別公開
移動自粛解除で初夏の京都をそろそろめぐりたい、Kyotaroです。 移動自粛解除になって最初の週末、京都の街には活気が戻っていました。 観光客、浴衣を着て街歩きを楽しむ若者など本来の姿を取り戻しつつあります。 あく...

半夏生のが美しい庭園が期間限定公開「両足院」

建仁寺塔頭寺院の「両足院」は建仁寺山門(祇園花見小路)を入ってすぐのところにあります。

「両足院」も通常非公開で年2回しか公開されない期間限定公開の寺院として有名です。

特に初夏になると雨に映える“半夏生”が咲き誇る緑と白のコントラストが美しい池泉式回遊庭園は見事です。

庭園は下りて散策することができ、緑苔と庭園の緑、池泉に映える緑と半夏生のはかない白のコントラストは他の庭園とは違う見応えがあります。

半夏生と汎下生を掛け合わせ、観音様の姿をあらわす、奥の深い教えに観音様をお祀りする寺院の思いを垣間見ることができます。

建仁寺塔頭両足院の特別拝観で半夏生と緑苔が美しい初夏の庭園を散策
京都大好きブロガーのKyotaroです。ここ数日は全国的に大雨の日が続いてますね。京都でも叡山電車の沿線や京都縦貫道の沓掛付近の土砂崩れなど被害が出ており、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。さて今回は梅雨の雨が似合う庭園の期間限定・特別拝観へ行って来ました。

まとめ

建仁寺は単体の寺院としてだけでなく、通常非公開の塔頭寺院が期間限定公開してる時期に訪ねることをおすすめします。

特に霊源院の甘茶の新らしい庭園「鶴鳴九皐」と雨降りの日がひと際美しいと言われる両足院“半夏生の庭”はぜひご覧になって頂きたい庭園です。

もちろん京都最古の禅寺と言われる建仁寺も立派な寺院で見応え充分、拝観に1時間は欲しい寺院です。

京都祇園の繁華街の近くにあり、東山観光の途中に立ち寄ることもできます。

ぜひ、あなたも訪ねてみて下さい。


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