蹴上インクラインから南禅寺水路閣、哲学の道へ桜の観光ルートを歩く

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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

近年、桜のスポットとして脚光を浴びる「蹴上インクライン」はインスタ映えスポットとしても人気が急上昇しています。

今回は水路閣で有名な南禅寺を経由して哲学の道へと抜ける京都東山桜の観光ルートを歩くおすすめのコースを紹介します。

桜めぐりを効率よく進めて目的地をコンプリートする方法は行先をはっきり決めてピンポイントにめぐる事です。

詳しく見ていきましょう。


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蹴上インクラインから南禅寺水路閣へインスタ映えする桜をめぐる

蹴上インクラインは京都市営地下鉄東西線の蹴上駅下車、徒歩5分の場所にあります。

蹴上インクラインの先には京都市動物園や平安神宮がある岡崎公園が広がる、人気スポット目白押しの観光客が多いエリアです。

そんな岡崎界隈で最近、人気急上昇してるのが「蹴上インクライン」です。

琵琶湖疎水の史跡として現在は全長582mの遊歩道になっており、春になると満開の桜並木が“インスタ映え”スポットとしてSNSで拡散され、平日にもかかわらず、多くの観光客で久しぶりに賑わっていました。

蹴上インクラインでインスタ映えショット

京都の岡崎公園内にある京都市動物園の東側に琵琶湖疎水記念館があり、そこから蹴上方向に伸びる全長582mの「蹴上インクライン」があります。

牛若丸ゆかりの石仏「義経地蔵」がある蹴上インクライン船溜へ
京都の蹴上インクラインは歩いて緩やかな坂をウォーキングすることができます。でも意外に蹴上インクラインを上がった先に何があるのか?知らない人も多いのではないでしょうか?今回は蹴上インクラインの先にあるスポットの紹介です。

蹴上インクラインの緩やかな坂道沿いに本願寺水道水源地のある義経地蔵近くまで美しいソメイヨシノの桜並木が続きます。

例年3月下旬から4月上旬にかけて桜が見頃を迎え、美しい桜のトンネルとなり、近年は“インスタ映え”スポットとして注目を集め多くの観光客で賑わうようになりました。

桜のトンネルが美しい景観は、蹴上インクラインの中腹部あたりに位置し、このあたりはおすすめの写真撮影スポットです。

また、緩やかな坂を上り切った田辺朔郎博士像がある公園付近から後ろを振り返ると京都市街が遠望でき、桜と青空のコントラストが美しい絶景ビューポイントとなります。

往路は桜のトンネル、復路は桜と青空の絶景を眺めながら往復することによってそれぞれ違った景観が楽しめます。

本願寺水道は琵琶湖疎水を活用した京都の地下に眠る“近代文化遺産”
今回は自転車ではなく自らの足で「本願寺水道」を辿るルート4.6㎞を歩いて来ました。「本願寺水道」とは琵琶湖疎水を用いた、京都の地下に眠る巨大防災システムのことで電力を一切使わず、48mの高低差を用いた自然水圧で水を噴き上げるというもの。江戸時代の大火を経験してきた東本願寺を守るために造られた防火水道についての紹介です。

水路閣で有名な南禅寺の桜、お花見

蹴上インクラインから蹴上トンネルこと“ねじりまんぽ”を経て北へ進むと南禅寺中門へと辿り着きます。

南禅寺境内は自由に拝観できますので境内の桜を楽しめるポイントをここでは紹介しましょう。

まず最初は三門と桜のコントラスト。

南禅寺の三門は、日本三大楼門のひとつ、また京都三大楼門にも数えられる大きな楼門で拝観料を払うことで楼上まで見学できます。

続いて三門から参道を進んでいくと法堂に辿り着き、このあたりでも桜を楽しむことができます。

南禅寺で水路閣アーチと桂昌院ゆかり池泉回遊式庭園の青もみじを堪能
京都東山は京都観光で外せません。“もみじの永観堂”に隣接しており、“哲学の道”まで歩いて巡る人が多いエリアです。途中にはお洒落なカフェや食事処もあり、ゆっくり巡れば一日楽しめる京都東山。そんな京都東山の南禅寺を紹介します。ここも“青もみじ”がとても美しく、水路閣とのコントラストがとても美しい、おすすめスポットです。

法堂の南側には南禅寺の代名詞でもある「水路閣」や「南禅院」がありますが、この辺には桜はありませんので水路閣を写真に収めましょう。

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また法堂の北側やその先にある専門道場門付近にも桜が咲き誇り、満開時は美しい景観を楽しむことができます。

南禅寺は桜の名所というよりは、境内に桜が咲いてる、という感じで広大な敷地に対し、やや桜名所というには規模が小さいという印象です。

南禅寺の三門を拝観して京都の絶景を楽しむ、フォトジェニックな休日
先日「天授庵」へ行って来た際、本堂前庭から見上げた三門の姿。22mある楼上に人影が見えたので夕涼みの京都の絶景が見れるかも?と思い、拝観。楼上から京都市街、南禅寺境内から東山の山並みを眺望して来ました。南禅寺には何度も行ってますが、実は三門楼上に上るのは初めて。実際に見てきた光景を写真に収めましたのでぜひご覧ください。

蹴上インクラインから哲学の道へ琵琶湖疎水沿いに咲く桜トンネル

南禅寺からさらに鹿ケ谷通りを北上、永観堂を通り過ぎてすぐの冷泉通りを右に曲がると熊野若王子神社に辿り着きます。

この熊野若王子神社が「哲学の道」最南端の起点となります。

哲学の道はこの熊野若王子神社から銀閣寺のある白川までの約2㎞の琵琶湖疎水沿いに続く遊歩道で多くの文豪や芸術家たちも好んだ遊歩道としても有名です。

春爛漫!哲学の道で絶景の桜トンネルを満喫

熊野若王子神社の傍から「哲学の道」は始まります。

琵琶湖疎水沿いに続く遊歩道に続く桜並木は満開を迎えると圧巻の光景を楽しむことができ、大勢の観光客で賑わいます。

「哲学の道」は高台に造られているため、場所によっては京都西山や嵐山、愛宕山を眺めながら絶好のロケーションを楽しめるのでKyotaroはここを歩くのが好きなんです。

また桜も場所によっては琵琶湖疎水の両岸に桜並木が続く箇所があり、まさに桜のトンネルとなってる場所が「大豊神社」を超えた北側にあります。

また素朴な遊歩道の傍らには小さなアトリエや陶芸の工房、カフェなどがあり、普段はとても静かで自然豊かな場所なので桜や紅葉以外の時期に歩くことをおすすめします。

大豊神社

熊野若王子神社から哲学の道を歩くこと約5分で「大豊神社」の参道へと続く橋に辿り着きます。

「大豊神社」は2体のネズミの像が鎮座する“狛鼠”で有名な神社です。

入口の鳥居手前には椿ケ峰の御神水が湧く手水舎があり、ここも最近流行りの“花手水”となっていました。

大豊神社の背後にある椿ケ峰は椿の群生地として知られ、境内にも椿の花が咲き誇り、春先には椿の花株が地面に落ちてる光景を楽しむこともできます。

境内拝殿の背後の高台に建つ本殿横に一本の大きなしだれ桜があり、拝殿付近から本殿とともに撮る写真が映えるのでシャッターポイントとしておすすめです。

有名な“狛鼠”は本殿に向かって右隣にある境内末社の「大国社」に鎮座していますのでぜひ併せて参拝しましょう。

大豊神社に鎮座する全国的に珍しい狛ねずみ、2020年干支の子年に参拝
先日、哲学の道を散歩してきた際に「大豊神社(おおとよじんじゃ)」をお参りして来ました。ここは全国的にも珍しい“狛ねずみ”が鎮座する神社。2020年は新型コロナウィルスに悩まされ、新しいライフスタイルを模索しながらの日々が続いてますね。改めて2020年の干支でもある子年に家族の健康と早期の疫病退散のお願いをしてきました。

法然院

大豊神社から再び哲学の道に戻って北上して歩くこと約10分で「法然院」に辿り着きます。

哲学の道沿いには親切に歩いて何分かかるのか?の案内看板があるのでとても初めての人でも分かりやすく散策することができます。

ちなみに「法然院」には特に桜の木があるわけではありませんが、「哲学の道」へ来れば素通りするのはもったいないスポットとして紹介します。

また桜の木はありませんが、茅葺屋根の山門から入った石段下の両脇に広がる「白砂壇」には桜の花が描かれていました。

山門石段上から撮影する「白砂壇」はシャッターポイントとしておすすめです。

法然院は山門から眺める白砂壇が美しい静寂に包まれた浄土宗寺院
先日、銀閣寺を拝観した後、久しぶりに“哲学の道”を歩いて来ました。汗が滲み出るような暑さでしたが、疎水沿いの木陰は涼しい風が吹いていたので“真夏の哲学の道ぶらり散策”を満喫してきました。途中、法然上人ゆかりの浄土宗寺院「法然院」を拝観して来ました。自然と静寂に包まれた東山ならではの景観を楽しむことができるスポットです。

蹴上インクラインへのアクセスと駐車場について

●蹴上インクライン
〒606-8443 京都府京都市東山区東小物座町339
営業時間 24時間開放(自由見学)
見学料金 無料開放
アクセス 地下鉄東西線「蹴上駅」が便利
・市営地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩3分
・市バス「法勝寺」バス停下車、徒歩5分
駐車場  なし※周辺コインパーク利用
※注意!岡崎公園周辺の駐車場は桜や紅葉時期は特別料金が適用され、金額が高く設定されるのでよく確認してから駐車しましょう。


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まとめ

今回は京都東山の桜散策ルートの観光コースを紹介させて頂きました。

紹介のルートはあくまでモデルコースとしてのスタンダードな歩き方なのであなたなりの行きたいスポットを加えてもっとお楽しみ頂ければ幸いです。

桜や紅葉時期は比較的観光客で賑わいますが、シーズン中も平日の時間帯を考慮すれば比較的人の少ない環境で美しい景観を独り占めできる可能性もあります。

距離的に結構、長い距離を歩きますが、美しい桜の景色が疲れを忘れさせてくれるルートなのでぜひ、その足で歩いてみて下さい。

ここは毎年訪れたい桜の名所がたくさん楽しめる、まさに「王道コース」です。

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