向日神社の青もみじと境内で感じるパワースポットとしての魅力とは?

神社仏閣(観光)
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

今回は京都府向日市にある、由緒正しき向日神社の紹介です。

ここは長~い参道が有名で春には桜、秋には紅葉のトンネルが織りなす絶景が有名なスポットでもあります。

初夏には青もみじが映える参道となり、爽やかな新緑に包まれた美しい光景を楽しむことができます。

どうやら向日神社は単なる田舎の神社ではないようです。

詳しく見ていきましょう。


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向日神社の長~い参道で青もみじを満喫

京都市と長岡京市との間に挟まれるようにあるのがとても小さな町、向日市です。

近年は「激辛」をテーマにした逸品を各店で用意して「激辛商店街」として街おこしをするなど近年は観光に力を入れてる印象があります。

そんな向日市にある「向日神社」はとても参道が長い印象があります。

実際に行ってきた様子をシェアさせて頂きます。

青もみじのトンネルが続く参道

向日神社の鳥居から舞楽殿まで緩やかな上りの坂道が続く参道となっています。

緩やかに上っていて青もみじに囲まれた景観のため舞楽殿や本殿は見ることが出来ません。

鳥居からさざれ石の横を通り過ぎて途中まで参道は平坦ですが、ちょうど境内まで半分くらいの場所から緩やかに登坂になっているのです。

緩やかに上り始めた場所まで来るとようやく遠くに舞楽殿が見えます。

緩やかに見えて実際に歩いてみると結構な登坂で息が切れるくらい、ちょっとしんどかったなぁ、という印象。

石畳の参道ですが、自動車も走ることができる、普段は地元住民にとっての生活道路でもあるんですね。

また、参道は途中で道路と交差する四つ角があります。

長い参道沿いは春には桜、秋には紅葉が美しい名所として地元では有名で多くの地元民が訪れる隠れた桜名所、隠れた紅葉名所になっています。

参道以外で青もみじが美しい場所とは?

長ーい参道を歩き、緩やかな登坂をいちばん上まで歩いてくると境内に辿り着きます。

正面には舞楽殿とご本殿が見えてきます。

境内は比較的広い印象でご本殿周辺に境内摂社、末社が建ち並びます。

またご本殿の背後には京都府下最古と言われる前方後方墳「元稲荷古墳」があり、自然が残されており、青もみじが美しい静かな場所でもあります。

ご本殿の北側、祖霊社近くや南側の御霊神社周辺は青もみじと社殿とのコントラストがとても美しい景観を織りなし、陽光が指し込むと幻想的な光景が広がります。

向日神社では参道とご本殿周辺で美しい青もみじを見ることができ、秋になると青もみじがそのまま真紅に染まる、紅葉名所になる、というわけです。

向日神社の境内で感じるパワースポットとしての魅力

向日神社の境内を拝観しているとパワーを感じる場所が複数あります。

ひしひしと感じるパワーこそが、向日神社の魅力であり、由緒正しき神社であることを改めて実感させられます。

向日神社を参拝しながら感じるパワースポットとしての魅力に迫ります。

御祭神から感じるパワーがスゴイ?

向日神社の御祭神は向日神(むかひのかみ)火雷神(ほのいかづちのかみ)玉依姫命(たまよりひめのみこと)、そして神武天皇(じんむてんのう)の四神です。

御祭神の顔ぶれを見るだけで充分なパワー、力を感じずにはいられませんね。

ご利益は五穀豊穣、学業成就、交通安全で地元民から親しまれる神社で旧社格は府社(式内社)です。

向日神社は神名式において山城国乙訓郡向神社と称されており、後に同式の乙訓坐火雷神社を併祭、現在のかたちとなったのです。

向神社、火雷神社ともに向日山に鎮座していたため向日神社を上ノ社、火雷神社を下ノ社と呼んでいました。

また創立は大歳神の御子である御歳神がこの峰を向日山と称され、この地に鎮座、御田作りをされた事に始まります。

明治神宮本殿のモデルになったご本殿

向日神社のご本殿は「三間社流造」で室町時代を代表する神社建築として国の重要文化財に指定されています。

あの明治神宮本殿は向日神社をモデルとして建立されたと云われており、本殿覆屋があり、幣殿と拝殿が連結した権現造の一連の建物のようになっています。

特に正面からみたご本殿の景観は確かにどこかでみたことのあるような、決して初めて見た感じがしない、雰囲気の建物です。

どこか威厳のある建築様式からはオーラを感じます。

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ご本殿裏側から眺めてみると本殿覆屋があり、幣殿と拝殿が連結した権現造の一連の建物の様子がよくわかります。

京都府最古の前方後方墳と境内摂社、末社

先ほども紹介しましたが、ご本殿の背後には京都府下最古と言われる前方後方墳「元稲荷古墳」があり、自然豊かな向日山の景観が残されており、青もみじが美しい場所でもあります。

神社ご本殿背後にある京都府下最古と言われる前方後方墳「元稲荷古墳」がパワースポットそのものであり、また境内にある複数の摂社、末社からもオーラを感じます。

御霊神社

ご本殿の南側に鎮座、御祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)です。

勝山身代不動尊

本殿の間裏側にある不動尊で祠がある、とても神秘的なオーラが伝わってくる摂社です。

増井神社

ご本殿裏側のいちばん奥、勝山身代不動尊の隣にある井戸が御神体という珍しい社で火雷大神の荒魂神をお祀りしています。

春日神社

御祭神は武甕槌神(たけみかづちのかみ)、齎主神(いわひぬしのかみ)、天津皃屋根尊(あまつこやねのみこと)、姫大神(ひめおほかみ)の4柱をお祀りしています。

祖霊社

向日神社の関係者をお祀りする社でこのあたりは青もみじや紅葉が美しい場所でもあります。

五社神社

五神をお祀りする境内摂社で御祭神の顔ぶれからパワーを感じずにはおれません。

五社の御祭神
・事代主神
・岩裂神
・別雷神
・武雷神
・大巳貴神

天満宮社

参道途中、境内手前にある社。

菅原神、大歳神、屋船神の3柱をお祀りしています。

勝山稲荷神社

天満宮社と同じく参道沿いに鎮座するお稲荷さん。

やや薄気味悪い雰囲気がするように感じるのはKyotaroだけでしょうか?

向日神社へのアクセスと駐車場について

●向日神社
TEL:075-921-0217
〒617-0005 京都府向日市向日町北山65
■拝観料金 境内自由(無料)
■拝観時間 境内自由
■アクセス 阪急京都線「西向日駅」から徒歩10分
■駐車場  参拝者専用(無料)駐車場完備
※駐車場は舞楽殿横にあるスペースに20台程度の車が駐車可能、参道を車で駆け上がり、境内手前を左折すると駐車場への入口があります。


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まとめ

今回は向日神社の紹介でした。

参拝しながら様々なパワーを体感できる魅力的な神社です。

そんなに有名でもないのですが、参道の桜と紅葉は隠れた名所として地元民にとっても人気で憩いの場所になっています。

境内は自由に参拝が可能、駐車場も完備で気軽に拝観ができる神社ですが、明治神宮、上賀茂神社、京都府下最古の古墳といったキーワードからパワーを感じさせる神社でもあります。

境内入口手前左手にはとても綺麗な休憩所とお手洗いがありますので登坂で疲れたらここで休憩するのもいいでしょう。

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この記事を書いた人
Kyotaro

京都在住、念願の京都に1戸建て住宅を新築購入した既婚の53歳、フツーの会社員。子供は3人で男ー女ー男の“二太郎+一姫”。将来は奥さんと京都でお洒落なカフェを営むことができればいいな、とささやかな夢を持っています。どうぞよろしくお願いします。

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