パンドーゾカフェ、京丹波町の質美笑楽講で廃校リノベーションを満喫

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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

今回は京丹波町の廃校になった学校校舎をリノベーションした複合施設の中にあるカフェの紹介です。

田舎町の小学校なので1階建て校舎の外観はそのまま面影が残っており、グランドは広くて周辺の山々を眺望できる、自然豊かなロケーションが心をリフレッシュさせてくれます。

8月に訪れたので“昭和の夏休み”を感じ、全く縁もゆかりもない学校ですが、どこか懐かしい感情に満ち溢れる時間を過ごすことができました。

早速、詳しく見ていきましょう。


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パンドーゾカフェは旧質美小学校の教室をリノベーション

京丹波町に廃校になった小学校をリノベーションした複合施設のなかに美味しいイタリアンカフェがあると聞いて実際に行ってきました、それも愛犬を連れて…。

京都縦貫道の京丹波みずほインターチェンジから車で10分足らずの場所にあるので京都市内在住のKyotaroは車ですぐの印象ですね。

実際に行ってみた様子を紹介、とても懐かしい気持ちになり、心身ともリフレッシュできました。

旧校舎を利用したイタリアンカフェ

パンドーゾカフェは京都市から車で約1時間走った場所にある京丹波町の旧・質美小学校の内装を改装した複合施設の一角にあるイタリアンカフェ。

カーナビに従って行っても入口が小学校そのものなのでややわかりにくいかもしれませんが地味な「質美笑楽講」書かれた看板と赤、白、緑の「イタリア国旗」が目印です。

旧・質美小学校をリノベーションした「質美笑楽講」という複合施設のいちばん奥に「パンドーゾカフェ」はあります。

カフェの入口は校舎中の廊下突き当りにあるまさに教室入口でやや戸惑いながら辿り着くとタブレットで受付を行います。

携帯番号と氏名、人数を入力するだけの簡単な操作、Kyotaroは愛犬同伴なのでテラス席希望を入力、5分ほどしたらスタッフの方が呼びに来てくれます。

教室内が食事のできるカフェとなっており、お会計は店内で食後に行うのですが、テラス席は校舎外の中庭に設置されてるのでオーダーしてその場で先払いのお会計を済ませてからテラス席へ。

京丹波町の高原のなかにある学校跡地なので京都市内よりも気温がやや低く、中庭を通り抜ける風を爽やかに感じることができるロケーションで暑さは全く気になりませんでした。

パンドーゾカフェはモチモチ食感の生パスタがおすすめ

パンドーゾカフェはイタリアンカフェということで窯焼きピッツアと生パスタを楽しむことができます。

おすすめは生パスタで今回、Kyotaroが注文したのは生パスタの「ボロネーゼたっぷりソーセージのせ(1,595円税込)」と「イタリアンジンジャー(715円税込)」です。

ちなみにテラス席はペット同伴者のみ利用可能、かつ店内席とは違いテーブルチャージがひと組につき550円(税込)が別途必要となります。

生パスタはモチっとした食感とたっぷりトッピングされたソーセージの相性が抜群でとても食べ応えがあり、美味しい逸品でした。

またパスタに欠かせないガーリックトーストがセットで2本付いてきます、これはうれしいですね。

大阪や神戸からわざわざお客さんが来るのがこれなら納得でしたね。

またイタリアンジンジャーも生姜の味が濃厚でしたが、パスタにピッタリの飲みごたえでいつものジンジャーとは違う味わいが新鮮でした。

生パスタは他にもキノコ、カルボナーラ、ペペロンチーノ、ミートソース、ボンゴレビアンゴなど種類は実に豊富でオリジナルなパスタがたくさんあります。

ちなみにペペロンチーノは「悪魔のペペロンチーノ」というメニューで辛さレベルと唐辛子の種類が選べる人気メニューとか。

ドリンクメニューもビール、ワインのほか、ミネラルウォーター、プレミアムジュース、オーガニックドリンクのほか、コーヒーを始め各種ソフトドリンクもあります。

デザートはソフトクリーム、フレンチトースト、アフォガードのほか、目玉商品に気まぐれフルーツのデザートピザ淡雪仕立て(1,760円)があります。

京丹波町の質美笑楽講は廃校リノベーションの成功事例?

「質美笑楽講」は旧質美小学校の校舎をそのままリノベーションした複合施設で木のぬくもりを感じさせるどこか懐かしい、子供から大人まで楽しめる施設になっています。

40~50代の父親世代にとっては昭和レトロを感じさせる雰囲気、面影が残る校舎、廊下はどこか懐かしくて“少年時代”を思い出させてくれます。

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また子供にとっても、実際に通う小学校とはまたひと味もふた味も雰囲気が異なる、テレビでしか見たことのない雰囲気を体験できる希少な施設だと思います。

旧校舎への入口の額縁、入り口横にある年季の入った二宮金次郎像、全校集会のお立ち台、体育館、どれをとっても本当に懐かしく思える場所でした。

時代を超えて親子で楽しめる、そんな温かみのある空間を堪能できる希少な施設です。

京丹波町の質美笑楽講

「質美笑楽講」には窯焼きピザと生パスタが人気の「パンドーゾカフェ」のほかに絵本専門店「絵本ちゃん」と隣の教室にあたる「きのこ文庫」のほかに古道具&アンティークショップ「ケセラセラ」、カフェ「盲亀浮木」、「おかきの加工所」、「道楽ルームみちくさ」、ウエディングドレス「Blan Cheur」などが各教室に店舗として入っています。

また「理科室」と書かれた教室は京丹波の情報発信として地域のお祭りをビデオ画像で紹介したり、卒業写真の展示見学もできます。

春の桜祭りと夜桜ライトアップ、お盆時期には納涼祭と称した真夏の夕べ、10月の地区運動会、11月の質美ふれあい祭りなど季節のイベントも開催されます。

また広い運動場は駐車場になっており、野球のバックネット、サッカーゴールの他、古くなった遊具もそのまま残されており、校舎の外観と併せて眺める景観がとても魅力的です。

全国でも希少な廃校リノベーション施設

「質美笑楽講」は質美地域の活性化の拠点として廃校となった旧質美小学校をリノベーションして2012年にオープンした複合施設となっております。

現在の運営は京丹波質美振興会によって行われており、地域活性化のほかにも質美地域における内外産業と文化の交流、育成を図るために様々な活動が行われています。

特に「パンドーゾカフェ」は県外からも多くのお客様が訪れる人気のカフェで全国的に見ても廃校リノベーションした施設による地域活性化に貢献する希少な成功事例として注目を集めています。

パンドーゾカフェへの行き方と駐車場について

パンドーゾカフェへは京都縦貫道を利用し、京都市内から約1時間、亀岡市内からも約30分程度で行ける距離にあります。

最寄りインターは「京丹波みずほIC」で普段はほとんど利用することがないインターチェンジです。

最寄駅はJR山陰本線の下山駅ですが、そもそも電車やバスの本数が少なく、駅から歩いて片道45分もかかるためおすすめできるアクセス方法とは言えません。

グランドを無料開放した駐車場があり、京丹波みずほインターからも約6分程度の距離なので自家用車利用で行くことをおすすめします。

周辺観光としては天橋立、美山かやぶきの里、亀岡・園部など車で移動すれば30~1時間の距離に見どころがたくさんあります。

●パンドーゾカフェ(質美笑楽講)
TEL:0771-87-9015
〒622-0332 京都府船井郡京丹波町質美上野43
■営業時間 二部制
・11:00~15:00(ランチ営業)
・15:00~17:30(カフェ営業)
■定休日  月・火・水曜日
※質美笑楽講は月・水曜日が休館日です。
■アクセス 京都縦貫道利用京都市内から約1時間
・京都縦貫道「京丹波みずほIC」より車で約6分
・JR山陰本線「下山駅」下車、徒歩約45分
■駐車場  無料駐車場完備


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まとめ

今回は母校でもないのにどこか懐かしく、昭和にタイムスリップしたような感覚にさせてくれる質美笑楽講にある「パンドーゾカフェ」の紹介でした。

8月と言え平日の木曜日に行きましたが、昼時は室内席はほぼ満席でした。

室内席の他にもペット同伴者専用のテラス席があり、こちらは校舎の間から見える青空、木のぬくもりを感じさせる1階建ての校舎を眺めながら食事ができるスペースです。

8月でしたが前日の雨の後でとても清々しい空気のもと、校舎の間を通り抜ける風が心地よく、心身ともにリフレッシュできました。

愛犬も心地よかったのかベンチの上でのんびり居眠りしてました。

親子で楽しめる複合施設で周辺は自然に囲まれたロケーションで都会の喧騒を忘れさせてくれるそんな空間です。

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