柳谷観音楊谷寺の紅葉ウィーク、人数限定でもみじライトアップを堪能

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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

早いもので2020年もあっという間の12月、師走に入りましたね。

京都の紅葉もいよいよ大詰め、今回は柳谷観音楊谷寺へ人数限定の紅葉ライトアップを観賞しに行って来ました。

シーズン終盤でしたが、まだ紅葉を楽しむことができました。

もちろん、楊谷寺といえばインスタ映えする“花手水”も見逃せません。

詳しく見て行きましょう。


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柳谷観音楊谷寺の紅葉ウィークに楽しむ人数限定のライトアップ

柳谷観音楊谷寺は初夏のあじさいが有名で奥之院へと続く“あじさい廻廊”の時期は大勢の参拝客が訪れます。

また、秋になると柳谷観音楊谷寺は紅葉が美しい寺院としても知られ、特に高台に位置する上書院から眺める紅葉の景観は格別です。

2年前から夜間ライトアップイベントが人数限定で開催されるようになり、11月21・22日、12月4・5日の紅葉ウィーク期間中4日間限定で開催されました。

今回、Kyotaroは12月4日の枠で行って来ました。

ライトアップは最大20名の人数限定イベント

各回、20名限定でのライトアップイベントでこの人数限定はコロナ感染拡大とは関係なく、2年前からこのイベントが始まった時から人数限定で行われてきました。

16時になると楊谷寺山門は扉が閉まりますが、ライトアップイベントを予約してる人のみ境内に残ること、もしくは16時閉門と関係なく、境内に入ることができます。

また、完全予約制となっており、人気のイベントなのですぐに満席完売となってしまいます。

ウェブ予約もでき、支払いは当日、又は事前振込での対応となります。

人数限定・ライトアップイベント特別拝観料は?

柳谷観音楊谷寺のライトアップイベントはウェブで予約をするのですが、Kyotaroが予約した時は残り1席、かつ12月4日(金)しか空いてませんでした。

気になる拝観料は、なんと3,000円とやや割高なライトアップイベントですが、紅葉ライトアップを観賞して感じたのは“その価値は充分ある”ということ。

しかも人数限定で最大20名ですが、今回は直前でキャンセルが出たとのことで20名以下でのライトアップ観賞となり、ゆったり3密を避けて拝観ができました。

上書院から眺める紅葉ライトアップはまさに幻想の世界

書院から奥之院へと進む廻廊の途中に「上書院」があります。

崖の途中に建てられたという印象の建物ですが、特に「上書院2階」から眺める紅葉は格別で、夜間は16時45分~17時45分までライトアップイベントが開催されます。



16時45分に見る景観、17時00分に見る景観、17時15分に見る景観とそれぞれ表情が異なる「もみじライトアップ」をお楽しみいただけます。

上書院もさほど広くないので6,7人も入れば結構、写真を撮るのに気を使わないといけません。

本堂と書院の間に広がる浄土苑

紅葉ライトアップイベントの受付が行われる書院の前には「浄土苑」という京都府指定の名勝庭園が広がります。

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山の斜面を利用して造られた鑑賞式の庭園でところどころに大きな石が配置されていることに気付くと思います。

これらの石は菩薩様に見立てられ、十三仏(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩、不動明王など)や目菩薩、受菩薩などが安置されています。

書院に座りながらやや見上げるように拝観することができます。

「浄土苑」もライトアップされ、昼間と打って変わってさらに美しく見応えのある庭園へと変貌を遂げます。

柳谷観音楊谷寺といえば花手水のインスタ映えが人気急上昇


初夏にはあじさいの花手水がインスタ映えする柳谷観音楊谷寺ですが、秋になると色鮮やかな花手水が登場します。

龍手水

山門入ってすぐ左手にある、鐘楼横の「龍手水」は今回、バラ仕様となっていました。

ピンク、黄色、赤色のバラの花がとても色鮮やかでSNS映えすることから近年は若い女性に人気のある“インスタ映え”スポットにもなっています。

2015年のあじさいまつりから諸所に生け花を添えるようになり、現住職になってからは定期的に季節の花々を入れるようになりました。

元来、花手水という名前の由来は、野外で手を清める際に草花で代用した行為を指しますが、楊谷寺においては自然に花を浮かべた手水舎、手水鉢を指すようになったのです。

今ではメディアに取り上げて貰ったり、SNSを通じて全国的に広がりを見せ、一気に有名になっていったのです。

浄土苑にある紅葉の花手水

浄土苑(名勝庭園)にあるふたつの花手水にも季節の花々が生けられることが多いのですが、紅葉シーズンは緑から朱までグラデーションしたもみじが並べられています。

龍手水より最近はこちらの“花手水”のほうも結構、若い女性の間で人気があり、こちらもインスタ映えスポットとして一躍有名になりました。

上書院側にある花手水はもみじのグラデーションで模った“ハート型”が女子受けしそうな感じでした。

浄土苑は京都府指定の名勝庭園に指定されており、苑内に新しい花を入れることができず、何か彩りがあってもいいのではないか?という発想でご住職が始められました。

ちなみにハート型のもみじ花手水作成はご住職が担当しておられ、非常に美しい、インスタ映えする写真がたくさん撮れそうです。

柳谷観音 楊谷寺へのアクセスと駐車場について

■柳谷観音 楊谷寺(紅葉ウィーク)
TEL:075-956-0017
〒617-0855 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
拝観時間 9:00~16:00(最終受付16:00)
拝観料金 一般300円
※上書院・寺宝庫特別公開との共通券1,000円
※夜間ライトアップ特別拝観 3,000円
アクセス 最寄駅の「西山天王山駅」から徒歩1時間
・阪急京都線「西山天王山駅」下車、徒歩60分
・阪急バス「奥海印寺」下車、徒歩40分
・タクシー利用の場合「西山天王山駅」より10分、「長岡天神駅」より15分
※アクセスが非常に不便なのでマイカーでの参拝者が多いです。
駐車場 参拝者専用駐車場あり(※無料)


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まとめ

この秋最後の紅葉名勝めぐり“柳谷観音楊谷寺”上書院から紅葉ライトアップ観賞と紅葉の花手水、バラの花がインスタ映えする龍手水の紹介でした。

最近はあちこちの寺院で“花手水”を見かけるようになりましたが、“花手水”の先駆けは“柳谷観音楊谷寺”であり、SNSで一気に全国に広がったのが要因です。

紅葉のライトアップを上書院から眺める景観はまさに絶景で、特別拝観時しか見ることが出来ません。

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