“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
今回は京都屈指の規模を誇る紫陽花の名所「西山善峯寺」で満開のあじさいと絶景を満喫してきました。
紫陽花シーズンもクライマックス、2021年は春の桜を筆頭に全般的に開花が早いようですが、善峯寺は標高が高いこともあり、6月下旬でも満開のあじさいが楽しめます。
2021年6月上旬の予想では“7月上旬にはもう紫陽花は見れないかも?”という情報も流れていましたが、心配はなさそうでまだまだ充分楽しめそうです。
善峯寺のあじさい見頃2021最新情報と現在の開花の様子をシェアしますのでぜひ参考にして下さいね。
善峯寺のあじさい見頃2021と開花情報
京都「西山善峯寺」のあじさいは例年6月中旬から7月上旬にかけて見頃を迎えます。
境内にある「白山櫻あじさい苑」には圧巻の約8,000株もの紫陽花が色とりどり鮮やかに咲き誇ります。
2021年は春の桜から比較的、季節の花々の開花が10日から2週間程度早くなる傾向にあったため、紫陽花も当然早く見頃を迎える予想が出ていました。
確かに5月下旬には6月8日前後には境内平均で見頃入りを迎えそう、という予想がTwitterで拡散されていました。
思ったより雨の少ない梅雨が続き、その後見頃予想はどうなったのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
善峯寺のあじさい見頃2021、早め予想どうなった?
善峯寺のあじさい見頃ですが2021年は境内平均で6月8日に見頃を迎える、という予想から紫陽花シーズン土日の開門時間は7時から18時となります。
紫陽花が境内平均で「咲き始め」ました。
6月8日前後の見頃入りを予想しています。 pic.twitter.com/lKbBr7e3b1— 京都 西山 善峯寺(よしみねでら) (@yoshimine1029) May 28, 2021
2021年は6月5・6、12・13、19・20日までの予定で開門時間を例年7時から18時としていましたが、境内平均での見頃は6月下旬まで充分楽しめる、との予想に変わったようです。
紫陽花シーズン土日の7時から18時までの開門時間も6月26・27日まで延長という柔軟な対応を寺院側でとっておられます。
境内では紫陽花の見頃が続いています。
令和3年6月26・27日の土日につきましても、開門時間を7~18時と致します。
人との適度な間隔を取って、西山の広い境内をゆったりとお参り下さい。
境内平均での紫陽花見頃は6月末までを予想しています。 pic.twitter.com/O2VEiS908L— 京都 西山 善峯寺(よしみねでら) (@yoshimine1029) June 25, 2021
花ですから当然、6月に入ってからの降雨や気候状況により見頃は左右されますよね。
Kyotaroが訪ねた6月24日でも充分、境内平均で満開のあじさいが楽しむことができました。
京都市街地よりも標高が高く気温も若干低めで、市街地が蒸し暑いこの時期でも境内はとても涼しく爽やかで過ごしやすかったことも影響してるのではないでしょうか?
善峯寺のあじさい、2021年6月下旬の開花情報
それでは2021年最新の開花情報をお届けしましょう。
ズバリ!6月24日現在でも境内平均で満開見頃を迎えており、このまま6月下旬まで紫陽花の最盛期が楽しめそうです。
7月上旬には枯れ始める株も出てくるかもしれませんが、紫陽花は充分にお楽しみ頂けそうです。
6月下旬ここ数日の雨予想ですが、この雨の影響で少しは紫陽花も粘って最盛期を伸ばしてくれるのではないでしょうか?
2020年は6月下旬の土砂降り大雨の中、Kyotaroは「白山櫻あじさい苑」を訪れましたが、2021年は湿気が多いですが、晴れ間ものぞく日に訪れたので対照的な写真が撮れました。
シェアしますのでぜひ現在の様子をご覧頂き、参考にして下さい。
善峯寺のあじさいを綺麗に美しく撮れる場所とコツを伝授
京都屈指の規模を誇る、あじさいの名所「西山善峯寺」の紫陽花を美しく撮ることができるスポット、撮り方のコツをここでは紹介します。
写真の腕前は超素人のKyotaroですが、写真を撮影するアングルには自己満足しています。
そのまま参考にしてもらっても結構ですし、プロ級の方は参考にしてさらにもっといい方法を見つけて撮ってみて下さい。
あくまで“あじさい”目線での撮影ですが、一部そうでないものもありますが、境内紹介の一環としてご了承下さいね。
ホッとする一枚
境内の参道沿いで遭遇する何気ない、あじさいの写真です。一枚目は山門入ってすぐの石灯籠付近のあじさい、二枚目は鐘楼へ向かう途中、これから最盛期を迎えようかというあじさいです。
山門付近のあじさいも最盛期、これから境内を拝観する参拝者の満開のあじさいを期待させてくれる光景です。
また鐘楼へ向かう参道沿いには一株ですが、逆に目立つあじさいの姿も楽しめました。
観音堂
「西山善峯寺」西国三十三ケ所霊場・第二十番でもある「観音堂」。
山門入った正面の石段上、正面に建っており、境内最初に辿り着くお堂となります。
観音堂の玄関口に2ケ所、紫陽花が設置されており、季節感ある演出がされていました。
鐘楼とあじさいと比叡山
さて観音堂を後にして順路に従い境内へ進んでいくと桂昌院寄進の「鐘楼~厄除の鐘」があります。
ここにもあじさいが咲いており、その先には京都市街地を眺望することができます。
あじさいと京都市街地、そして正面には「霊峰・比叡山」の雄姿を一緒に撮ったおすすめのアングルです。
正面に小高いコブのように盛り上がって見える山が「比叡山」です。
護摩堂と工事中の開山堂
護摩堂は鐘楼のすぐ隣にあるのでここからの眺望も素晴らしいものがあります。
護摩堂の前、石段横にあじさいが咲き誇っており、色とりどり鮮やかな景観がここでも楽しめます。
その先に工事中の建物が見えますが、2021年6月初旬より「開山堂」が工事中となっており、拝観することが出来ません。
開山堂は今しか見れない光景という事であじさいはありませんが、写真を撮っておきました。
所々で善峯寺名物のひとつ、天然記念物指定の五葉松「遊龍の松」が地面を這うように横向きに幹が伸びてる様子を見ることもできますよ。
多宝塔と経堂、桂昌院廟
多宝塔と経堂の間にもあじさいが結構な規模で咲き誇っています。
ここは青や紫、ピンクのあじさいが咲き誇っています。
また高台にある桂昌院廟から北側には「白山櫻あじさい苑」を眺望でき、南側には青もみじ越しに「多宝塔」と「経蔵」の眺望、あじさいのコントラストも楽しめます。
紫のあじさいがKyotaro個人的にはお気に入りでついその色のあじさいが多いかもしれませんのでご了承下さい。
堂宇とあじさいのコントラストもなかなか美しい絵が撮れるので個人的に満足しています(※素人目線ですみません)。
幸福地蔵堂から眺める白山櫻あじさい苑
善峯寺のあじさいと言えば「白山櫻あじさい苑」です。
ここは大きな渓谷のようになっており、開山堂や幸福地蔵堂から眺める圧巻の光景が楽しめます。
渓谷沿いに散策道があり、あじさいを見ながら散策できるようになっており、春の桜と初夏のあじさいの季節は多くの観光客で賑わいます。
ここは幸福地蔵堂から撮影する“空撮”のような撮影、散策道から幸福地蔵堂を見上げるような撮影、あじさいの花をクローズアップして撮る方法など様々なアングルであじさいを楽しめます。
また「白山櫻あじさい苑」では“ハートあじさい”を探しながら歩いてみるのもいいですよ。
あまり下の方まで下っていくと帰りの登りが結構、半端ないことに気付きますので注意しましょう。
※斜面が結構、急な箇所があるので紫陽花に夢中になりすぎての転倒にご注意下さい。
釈迦堂とあじさい
「白山櫻あじさい苑」を堪能したあとは、「釈迦堂」です。
このあたりまで来ると境内でも標高の高い場所となり「あじさい苑」を見下ろすことができ、眺望も益々良くなり、天候のいい日には京都市街地から奈良方面の山城まで見渡せます。
場合によっては新幹線が走る様子も見渡すことが可能となり、目のいいひとはドクターイエローが走ってる様子も見られるかも。
京都市街では14時5分ごろ、東海道新幹線下りのドクターイエローと、上りの新幹線とのすれ違う様子が見られました。
今日は時々雨ながら、京都市街まで見渡せています。
境内では紫陽花の見頃が続いており、雨のお蔭で紫陽花が潤っています。 pic.twitter.com/o0M4odpM2d— 京都 西山 善峯寺(よしみねでら) (@yoshimine1029) June 18, 2021
最盛期を終えたツツジを見ることも出来ましたが、この時期はやはりあじさいが鮮やかに釈迦堂の周囲で咲き誇っています。
“白いあじさい”こと「アナベル」や可憐な「ガクアジサイ」を見ることができます。
ここでもあじさい越しに京都市街地の風景を楽しむことができます。
奥之院・薬師堂と絶景
「薬師堂」から先は奥之院へと入っていくことになり、境内最高所にある「薬師堂」まできつい登坂が続きます。
眼下に「白山櫻あじさい苑」を眺めながら、このあたりも参道沿いに紫陽花が咲いてるのを見ることができます。
「薬師堂」まで上るとさらに眺望が素晴らしく、遮るものが一切ありませんので“絶景”を楽しむことができます。
薬師堂の周辺には紫陽花はほとんど咲いておらず、背後にある池のほとりに少し紫陽花がある程度です。
ここではしっかりお参りして、あとは眺望を楽しみましょう。
けいしょうでんから眺める絶景とあじさい
「薬師堂」へと続く石段の手前に「けいしょうでん」があり、桂昌院の銅像が安置されています。
ここには周囲にベンチが設置されており、京都市街地から京都府南部山城地域が一望できるロケーションが広がります。
すぐそばには紫陽花も咲いており、桂昌院様と紫陽花と絶景が楽しめますのでKyotaroが訪ねた時は、“即席カフェ”に変わります。
ベンチに腰掛けて、疲れを癒して持参したコーヒーを飲みながら30分~1時間程度、時間の許す限りここで物思いにふけます。
まさに至福の時間(ひととき)とはこの事なのかもしれません。
比叡山、東山三十六峰、醍醐山、山城平野まで遠望でき、手前には京都縦貫道など高速や新幹線が走るのを見ることもできます。
善峯寺へのアクセスと駐車場について
●西山善峯寺
TEL:075-331-0020
〒610-1133 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
■拝観時間 8:00~17:00※受付終了16:45
■拝観料金 大人500円 高校生300円 小中学生200円
■アクセス ※自家用車利用が便利、駐車場500円
・阪急バス/JR向日町駅、阪急東向日駅前より66系統、終点「善峯寺」バス停まで約30分乗車、下車後山門まで徒歩約10分
■駐車場 専用駐車場あり(150台) 有料500円一律
まとめ
善峯寺のあじさいの見頃について2021年最新情報をまとめました。
紫陽花は梅雨が似合う花ですが、今回は晴れた日のあじさい観賞となり、最盛期を迎えたあじさいを綺麗に写真に撮ることができました。
花の最盛期は6月下旬まで、紫陽花そのものは7月上旬まで楽しむことができそうです。
2021年はあじさいの写真映えを意識した紹介となりましたが、如何でしたでしょうか?
京都でも最大規模を誇る「白山櫻あじさい苑」が圧巻の8,000株とのことですが、それ以外の場所にも本当にたくさんの紫陽花を楽しむことができるまさに“あじさい寺”です。
アクセスがやや不便、大変ですが、桜とあじさい、紅葉のシーズンは非常に観光客が多い寺院です。
駐車場は1回500円で時間制限がありませんので、時間的効率を考えても自家用車を利用した参拝をおすすめします。
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