京都在住のブロガーKyotaroです。
8月も終わりが近づいてますが、日中の猛暑は治まらず、残暑らしからぬ暑さが京都は続いてます。
さて、今回は京都御苑の東側(鴨川方面)に隣接する梨木神社の紹介です。
京都御苑の「清和院御門」を出たところにある梨木神社の鳥居を見るとすぐ異変に気付くのですが、なんと!鳥居の向こう側にすぐマンションが建ってるではないか?
では神社はどこにあるの?鳥居だけが残ってるのか?と思い参道を辿って行くと…。
梨木神社の見どころは御神木「愛の木」と染井の井戸水
梨木神社は実は京都御苑東側を走る寺町通り沿いにも入口があるんですね。
紫式部ゆかり廬山寺の向い側が梨木神社の駐車場入口になっています。
梨木神社ふたつの鳥居の間にはマンションが?
京都御苑「清和御門前」の鳥居から参道を辿って行くと一旦、京都御苑横にある歩行者&自転車専用の通路に出ます。
<境内からすぐそこに京都御苑の石垣が見える>
そう、梨木神社の一の鳥居と二の鳥居の間にはマンションが建っていて迂回するように二の鳥居に向かわないといけません。
通路を北上していくと再び梨木神社入口の矢印が出てきます。
そこを右折して中に入ると再び鳥居が現われ、これが二の鳥居となります。
鳥居を潜って本殿に向かうまでの参道沿いに梨木神社のパワースポットともいうべき場所がふたつありますので紹介しましょう。
御神木「愛の木」はハートづくし?
二の鳥居から参道を真っ直ぐ進んで本殿手前、左手に大きな御神木が見えてきます。
これが「愛の木」とよばれる大きな桂の木で、この樹の特徴は葉っぱがハート型をしてるんですね。
このことから「愛の木」と呼ばれるようになり、縁結びや恋愛成就の御利益があるとされています。
御神木「愛の木」のそばにはハート型の絵馬が奉納されていますが、そう多くはないのでここは知る人ぞ知る聖地なのかもしれません。
桂の木は銀杏のように秋になると黄葉して美しく散っていくのですが、新緑の季節も青々として美しい景観を誇ります。
梨木神社は「萩の花」の名所でもありますのでハート型の絵馬の他に萩をモチーフにした「萩絵馬」も奉納されています。
染井の井戸に湧く「御神水」は京都三名水
御神木「愛の木」の手前に手水舎があるのですが、これが「染井の井戸」です。
京都三名水(醒ケ井・縣井)に数えられ、三名水のなかでは今も水が湧き続けている京都三名水として現存する唯一の井戸として有名です。
毎月開催される月釜では染井の水が使用されているほどです。
地域の方も水を汲みに来られるようで蛇口があり、そこで5リットル以内で100円の浄銭を納めれば家庭用で持ち帰ることができます。
また、水汲みだけでお参りもせず、駐車場だけ利用するのはNGです。
少し考えればわかるのですが、つい違反する人もいるようです。気をつけましょう。
梨木神社の本殿周辺は萩の名所として有名
梨木神社本殿周辺は草木が生い茂るように生息し、本殿は草むらの奥に鎮座するような景観になっています。
実は大半が秋になったら花を咲かせる「萩」に囲まれるように本殿があるのです。
別名「萩の宮」と呼ばれる梨木神社
それだけ緑に囲まれた神社ということなのですが、実は梨木神社境内の本殿周辺は秋になると「萩の花」が咲き誇る“萩の名所”でもあるのです。
9月になると可憐な花をつけた萩が本殿周辺を淡いピンクが彩ります。
このように萩の花に包まれるかのような景観を見ることができるため、梨木神社本殿は別名「萩の宮」とも呼ばれています。
「萩の宮」と呼ばれる梨木神社では毎年9月の第3週もしくは第4週の土日を中心に神事や狂言、舞踏などの奉納行事や抹茶席などを設けて“萩まつり”が開催されます。
また市民による俳句大会も開催され、萩にちなんだ俳句が書かれた短冊が萩の枝に飾られます。
梨木神社の御祭神
梨木神社の御祭神は三條実萬公とその息子である三條実萬公が祀られています。
三條実萬公は明治維新の先駆者として知られ、江戸幕府による安政の大獄による弾圧を受け、落飾。
その後、幽棲された京都の一乗寺で静かに息を引き取ります。
没後に明治維新への功績が称えられ、明治天皇から忠成公のおくり名を賜ることとなったのです。
梨木神社創建の歴史と由来
その功績を称えられ、忠成公のおくり名を贈られることになった三條実萬公は1885年(明治18)に別格官幣大社として創建された梨木神社の御祭神として奉斎されます。
三條実萬公の遺志を受け継いだ三條実美公も七卿落ちのひとりとして苦難の日々を送りますが、実萬公と同じく明治維新に多大なる貢献をするも1891年(明治24)に死去。
1915年(大正4)に大正天皇の即位とともに梨木神社の第二座御祭神として合祀されます。
梨木神社の社名由来はもともとこの地が梨木町と呼ばれていたことから名付けられたといいます。非常に単純明快な由来です。
梨木神社へのアクセスと駐車場について
■梨木神社
TEL:075-211-0885
〒602-0844 京都府京都市上京区染殿町680
拝観料金 拝観無料
拝観時間 6:00~17:00 ※社務所は9:00~
アクセス 市バス又は京阪電車が便利
市バス/「府立医大病院前」下車、徒歩約3分
「河原町丸太町」下車、徒歩約10分
京阪鴨東線/「神宮丸太町駅」下車、徒歩約15分
「出町柳駅」下車、徒歩約20分
駐車場 専用無料駐車場あり(15台)
まとめ
京都御苑の京都迎賓館に隣接する「梨木神社」の紹介でした。
境内は南北に長細い敷地を誇り、京都三名水として名高い「染井の井戸」、そして別名「萩の宮」とも呼ばれるほどの9月に咲く萩の花で有名な神社です。
御神木の「愛の木」は知る人ぞ知る“縁結び”と“恋愛成就”にご利益があるのでぜひ、あなたも訪ねてみては如何でしょうか?
周辺には京都御苑や鴨川も近く、散策にはもって来いのエリアです。
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